~あらすじ~
無実の罪で囚われた女性弁護士を救うため立ち上がった名探偵・大河原源九郎。
裁判当日に盗まれた証拠品を奪い返しつつ4時間で名古屋~東京を走破せよ!
~感想~
vita版SIMPLEシリーズとして1,800円でリリースされた一作。ストーリーはあって無いようなもので、ヒロイン(?)の女性弁護士には名前すら与えられていない。
開始するといきなり高速道路に放り出され、タイムリミットまで4時間と表示され面食らう。
特に説明書も読まず、操作方法だけ確認し、刻一刻と減っていく残り時間を見ながら進めて行き、やがて気がついた。
もしかしてこれガチで4時間走らせるつもりか!?
ガチだった。
なんのてらいもなく4時間走らせられるのだ。いちおう6つのチェックポイントに分かれ、通過ごとにセーブできるし、パーキングエリアやサービスエリアには(おそらくランダムで)セーブポイントが設けられている。
しかし4時間以内にゴールしなければ問答無用でゲームオーバーとなるため、ラップタイムが遅ければセーブのタイミングによってはクリア不能になる恐れがある。もちろん失敗すればガチで4時間をやり直す羽目になるのだ。
SIMPLEシリーズだけありゲーム性は非常に単純。高速道路を駆け抜けつつ、時折現れる証拠品を盗んだ車を体当たりで粉砕して証拠品を奪い返して行くだけだ。回収できた証拠品が少ないと裁判に負けてバッドエンドとなってしまうが、多少は取りこぼしても大丈夫だった。盗難車は装甲がもろく簡単に破壊できるのだが、勝手に事故って路上に証拠品が落ちていたり、ノーヒントのランダムでPAやSAに転がっていたりもするので要注意である。
このゲームで最大の敵は警察である。他の車を盗んだり、検問を強引に突破すると警察に目を付けられ、恐ろしいほどのスピードで追い回される。パトカーは体当たりで急停車させて来て、警官は強引に大河原を引きずり出して逮捕しようとする。アナログスティックを回して振りほどけるが、スタミナが尽きると倒れてゲームオーバーとなる。警官3人に囲まれると順番に羽交い締めにされまず逃げられない。
対処法は2つ。路上に落ちているパワーアップアイテムを使いダミー(大河原に似たカカシ)を放ち足止めすることと、PAやSAに入ることだ。
この世界ではPAやSAは警察の立ち入ることのできない聖域になっているらしく、入っただけで警察は大河原を見失い、警戒度も下がる。
警察に目を付けられたら必死に堪えてPA・SAまで逃げ切ることが鉄則である。
またこの世界の車は恐ろしく燃費が悪く、ガソリン満タンでも数十分しか保たない。尽きる前に周囲の車を奪う必要がある。PAやSAなら盗みたい放題だ。
運転ミスや警察の体当たりでダメージを負いすぎると爆発(=ゲームオーバー)するので、数十台の車を乗り換えながら東京を目指すことになるだろう。
ここまで書くとおおよそ見当は付くと思うが、本作の攻略方法は安全運転である。
スピードを出しすぎず、検問ではバリケードを突破したり警官をはねないように注意。ガソリンに気を付けつつ車はなるべくPA・SAで乗り換える。前半はほとんどの道が二車線で狭く渋滞も多いが、後半は三車線に広がり渋滞も起きない、という謎仕様のため、いかに厳しい前半を乗り切るかと、4時間ただ走ってるだけなので、音楽を掛けるなりテレビを点けるなり退屈をまぎらわせられるかが、勝負の鍵となる。
SIMPLEシリーズならではの、潔いほどあらゆる要素を削ぎ落とし、鋭角に尖ったバカゲー。
PSプラスでは現在フリープレイで配信中。暇ならやる価値は十分にある。と思う。
評価:★★☆ 5
無実の罪で囚われた女性弁護士を救うため立ち上がった名探偵・大河原源九郎。
裁判当日に盗まれた証拠品を奪い返しつつ4時間で名古屋~東京を走破せよ!
~感想~
vita版SIMPLEシリーズとして1,800円でリリースされた一作。ストーリーはあって無いようなもので、ヒロイン(?)の女性弁護士には名前すら与えられていない。
開始するといきなり高速道路に放り出され、タイムリミットまで4時間と表示され面食らう。
特に説明書も読まず、操作方法だけ確認し、刻一刻と減っていく残り時間を見ながら進めて行き、やがて気がついた。
もしかしてこれガチで4時間走らせるつもりか!?
ガチだった。
なんのてらいもなく4時間走らせられるのだ。いちおう6つのチェックポイントに分かれ、通過ごとにセーブできるし、パーキングエリアやサービスエリアには(おそらくランダムで)セーブポイントが設けられている。
しかし4時間以内にゴールしなければ問答無用でゲームオーバーとなるため、ラップタイムが遅ければセーブのタイミングによってはクリア不能になる恐れがある。もちろん失敗すればガチで4時間をやり直す羽目になるのだ。
SIMPLEシリーズだけありゲーム性は非常に単純。高速道路を駆け抜けつつ、時折現れる証拠品を盗んだ車を体当たりで粉砕して証拠品を奪い返して行くだけだ。回収できた証拠品が少ないと裁判に負けてバッドエンドとなってしまうが、多少は取りこぼしても大丈夫だった。盗難車は装甲がもろく簡単に破壊できるのだが、勝手に事故って路上に証拠品が落ちていたり、ノーヒントのランダムでPAやSAに転がっていたりもするので要注意である。
このゲームで最大の敵は警察である。他の車を盗んだり、検問を強引に突破すると警察に目を付けられ、恐ろしいほどのスピードで追い回される。パトカーは体当たりで急停車させて来て、警官は強引に大河原を引きずり出して逮捕しようとする。アナログスティックを回して振りほどけるが、スタミナが尽きると倒れてゲームオーバーとなる。警官3人に囲まれると順番に羽交い締めにされまず逃げられない。
対処法は2つ。路上に落ちているパワーアップアイテムを使いダミー(大河原に似たカカシ)を放ち足止めすることと、PAやSAに入ることだ。
この世界ではPAやSAは警察の立ち入ることのできない聖域になっているらしく、入っただけで警察は大河原を見失い、警戒度も下がる。
警察に目を付けられたら必死に堪えてPA・SAまで逃げ切ることが鉄則である。
またこの世界の車は恐ろしく燃費が悪く、ガソリン満タンでも数十分しか保たない。尽きる前に周囲の車を奪う必要がある。PAやSAなら盗みたい放題だ。
運転ミスや警察の体当たりでダメージを負いすぎると爆発(=ゲームオーバー)するので、数十台の車を乗り換えながら東京を目指すことになるだろう。
ここまで書くとおおよそ見当は付くと思うが、本作の攻略方法は安全運転である。
スピードを出しすぎず、検問ではバリケードを突破したり警官をはねないように注意。ガソリンに気を付けつつ車はなるべくPA・SAで乗り換える。前半はほとんどの道が二車線で狭く渋滞も多いが、後半は三車線に広がり渋滞も起きない、という謎仕様のため、いかに厳しい前半を乗り切るかと、4時間ただ走ってるだけなので、音楽を掛けるなりテレビを点けるなり退屈をまぎらわせられるかが、勝負の鍵となる。
SIMPLEシリーズならではの、潔いほどあらゆる要素を削ぎ落とし、鋭角に尖ったバカゲー。
PSプラスでは現在フリープレイで配信中。暇ならやる価値は十分にある。と思う。
評価:★★☆ 5