詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)

日々、読んだ本の感想。ときには映画の感想も。

葵生川玲『アメリカわずらい』

2016-10-20 11:31:36 | 詩集
葵生川玲『アメリカわずらい』(視点社、2016年10月15日発行)

 葵生川玲『アメリカわずらい』はタイトル通り、アメリカをテーマにした詩集。ただしアメリカ礼賛ではなく、アメリカ批判。
 巻頭に「鳩」という作品がある。この作品が、私にはいちばん印象に残った。

   *
ゲージの中にハトがいる。

白いハト
首と尾に模様のあるハト
これら様々な、
数千羽のハトは理由も明らかにせず集められたものだ。
   *
キャンプ・コヨーテに配属された
八羽のハトの世話にあたる
笑顔の、オベイド軍曹(28歳)の薬指には指輪が光っている。
   *
一月にはニワトリ数千羽を配備したが、
世話の難しさなどから
大半のトリが死んでしまったという。

このハトは、
イラクのVXガスに怯える
米軍の、
「警報機」として部隊に届けられたものだ。

 炭鉱のカナリアではなく、戦場のハト。ガスに触れたら最初に死ぬ。その警報機。そういう「事実」に驚くが、その「事実」ではなく、

笑顔の、オベイド軍曹(28歳)の薬指には指輪が光っている。

 この一行に、私は「詩」を感じた。戦争とは無関係の、その無関係さ、あるいは無意味さに詩を感じた。
 ふいにまぎれ込んだ日常である。指輪は何の指輪か書いていないが、結婚指輪だろう。28歳だから新婚かもしれない。アメリカには若い妻がいるのだろう。ほんとうならハトの世話ではなく、若い妻の世話をしたい。そう思っているかもしれない。
 数千羽のハトは、想像するのが難しいが、八羽ならそれぞれに名前をつけて識別もできる。「日常」とは、そういうものだろう。その「日常」が、そのままアメリカの新婚生活へとつながっていく。オベイド軍曹に名前があるように、妻にも名前があって、たがいに呼び合っている。そのしあわせ。
 こういう瞬間に、「反戦」がある。「反戦意識」がある。ふつうの暮らしを生きるよろこび。そっちの方が大切なのに、と思う気持ち。
 それがぱっと噴出している。
 ここにある「名前」といえば「キャンプ・コヨーテ」だけである。イラクとは無関係の、かってにつけた「名前」。「名前」に含まれる残酷さ/暴力。
 それも、ぱっと噴出してきている。

   *
バグダッドに進軍する海兵隊の、
軍事車輛で運ばれる
ゲージの中のハトは、
何処にも、
飛んで行けない。

 けれど、若い軍曹の「想像力」はアメリカの新婚の妻のことろへ飛んで行く。「想像力」だけが飛んで行く。
 それは美しいがゆえに、悲しい。
   
葵生川玲詩集 (新・日本現代詩文庫)
葵生川玲
土曜美術社出版販売
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皇后の悲鳴

2016-10-20 10:45:15 | 自民党憲法改正草案を読む
皇后の悲鳴/「生前退位」ということば
               自民党憲法改正草案を読む/番外35(情報の読み方)

 2016年10月20日読売新聞朝刊(西部版・14版)の一面に、びっくり仰天する記事が載っている。「皇后さま82歳/「生前退位」事前に相談/陛下 皇太子・秋篠宮さまと」という見出しで、皇后が82歳になったこと、宮内庁記者会の質問に文書で答えたことが書かれている。その記事の途中に、

「表現に驚き」

 という1段見出しがあり、記事はこうつづいている。

 「生前退位」という表現で報道されたことについては「衝撃は大きなものでした」と述べ、その理由を「それまで私は、歴史の書物のなかでもこうした表現に接したことが一度もなかったので、一瞬驚きとともに痛みを覚えたのかもしれません」と続けられた。

 そうか、「生前退位」は、皇室側から出てきたことばではないのか。ここに仰天したのである。天皇が皇太子、秋篠宮と「相談」するとき「退位」ということばをつかっていたのなら、その相談の場に皇后がいなくても、それは当然、皇后にも自然に伝わったであろう。
 では、「相談」の場では、どんなふうなやりとりがあったの。「6年前から「譲位」ご意向」という見出しの記事に、こうある。

 関係者によると、陛下が退位の意向を示されたのは、2010年7月22日の「参与会議」だった。皇室の相談役となる参与や当時の宮内庁長官、侍従長らの前で、高齢の天皇の対処として「摂政」という制度もあるが、陛下は「譲位したい」と表明された。

 天皇は「生前退位」ではなく、「生前譲位」の意向を持っていたことになる。読売新聞は「陛下が退位の意向を示されたのは」と書いているが、正確には「陛下が譲位の意向を示されたのは」と書かないことには、天皇の意思が伝わらないだろう。
 問題は「生前退位」ということばをだれが言い始めたか、つかい始めたかということである。
 皇后の回答全文には、

 新聞の一面に「生前退位」という大きな活字を見た時の衝動は大きなものでした。

 とあるが、新聞が「生前退位」ということばをつかう前に、籾井NHKが夜7時のニュースで「生前退位」をつかったと私は記憶している。「生前譲位」とは言っていなかったと思う。
 そうであるなら、なぜ籾井NHKは「生前譲位」ではなく「生前退位」ということばをつかったかである。
 今回の報道は宮内庁側からリークされたという見方があるが、もしそうであるなら、宮内庁側は「生前退位」ではなく「生前譲位」という表現で伝えただろう。天皇が「譲位」ということばをつかっていて、「退位」ということばをつかっていないことは、宮内庁関係者の間ではわかっているからである。天皇が「譲位」と言っているのに、それを「退位」と言い換えた人間がいる。そうでなければ「退位」ということばは生まれない。

 私は一連の報道のはじまりは「官邸」にあると感じている。天皇を「退位」させたい人間がいて、その人間が「退位」という表現で天皇の動向をリークしたのである。天皇の健康などに配慮し、「譲位」を勧めるのではなく、「退位」を勧める。
 「譲位」ならだれに「譲位」するか、という部分に天皇の気持ちが入る。もちろん憲法にも皇室典範にも「皇位継承」の規定はあるから、それにのっとっての「譲位」ではあるが、「譲る」という思いが入る。
 しかし「退位」では、「思い」が入らない。ただ規定にしたがって「継承」が進む。
 これは別の角度から言えば、天皇の「思い」以外のものを「継承」に組み込むことができるという「余地」を残すことである。

 私の書いていることは「妄想」かもしれない。しかし、「妄想」であっても、それを書いておきたい。「論理」として、私の「妄想」が成り立つなら、そういうことを考える人がほかにいてもかまわないことになるからだ。
 「生前退位(生前譲位)」は当然「皇位継承」の言い換えである。その「皇位継承」を審議する「有識者会議」の検討項目に、「女性・女系天皇」が含まれていない。「特例法(現在の天皇に限っての法)」だから検討項目にしないということなのかもしれないが、いまの規定で行けば、皇位は皇太子に継承される。皇太子が天皇になると、皇太子の不在という状態になる。それがわかりきっているのに、ただ天皇を「退位」させることだけを考えて討議するように見える。
 こんな場当たり的な討議しかしないのに、それで「有識者会議」と言えるのか。将来を視野に入れない「場当たり会議/主催者の言いなり会議」である。
 「女性・女系天皇」については小泉内閣時代に審議された。そこでは「女性・女系天皇」を認める方向で意見が集約されたのに、安倍が強行に反対した。「皇位継承者」のなかに男児(悠仁)が誕生したからである。「女性・女系天皇」を認めれば男子(悠仁)が皇位を継承する可能性が低くなる。安倍は、最終的に悠仁に皇位を継承させたいのである。「悠仁天皇」の「生みの親」とし自分を位置づけたいのである。それは小泉内閣時代からの安倍の野望なのである。その野望のもとで、「生前退位」ということばが動いている。籾井NHKをつかって「情報操作」をしている。

 もし「生前退位」ではなく「生前譲位」ということばで報道されてたら、今回の報道、国民の関心は、どうなっていただろうか。
 「生前退位」では視線はどうしても「退位する」という動詞の「主語」、天皇に向かう。そうか、天皇は高齢で、いろいろなことが負担になっているのか。それについて配慮する必要があるという具合。
 けれど「譲位」ではどうか。「譲位する」の「主語」は天皇だが、「譲位」にはもうひとつ「譲位される」という「動詞」があり、そのとき「主語」は皇太子になる。視線は天皇を見つめていた時よりも、さらに長い将来へ向けられる。皇太子が天皇になったあとは、どうなる? その次の天皇は? どうしたって、人は、そう考える。
 「生前退位」ということばをつかい、情報操作をしている人間は、国民に「皇太子が天皇になったあとは、どうなる?」ということを考えさせたくないのだ。どうするか、という考えを「独占」したいのだ。
 私は、そう「妄想」するのである。この「妄想」を、今回の皇后のことばが後押ししてくれる。皇后のことばに後押しされ、私の「妄想」は「確信」に近くなる。皇后の「驚きと痛み」は、何も歴史の書物のなかに「生前退位」という表現がないことに起因するわけではないだろう。だれかが天皇のことばを「言い換えている」ということに対する批判/悲鳴なのである。
 天皇の「生前退位」は、安倍が籾井NHKうつかって流した情報操作なのである、と私はあらためて「妄想する」。「確信」する。





*

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「生前退位有識者会議」と野党の仕事

2016-10-20 01:44:04 | 自民党憲法改正草案を読む
「生前退位有識者会議」と野党の仕事
               自民党憲法改正草案を読む/番外34(情報の読み方)

 2016年10月19日読売新聞夕刊(西部版・4版)の一面に「生前退位「通常国会に法案」 官房長官」という見出しの記事がある。

 菅官房長官は19日午前の衆院内閣委員会で、生前退位の意向を示唆された天皇陛下の公務負担軽減を巡る法整備について、「できれば(来年の)通常国会に出したい」と述べた。政府は、現在の天皇陛下に限って生前退位を認める皇室典範の特例法制定を軸に検討を進めている。(略)
 菅氏は、政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」が17日に初会合を開いたことを受け、「有識者会議が論点整理で一定の方法性を出した時点で、国会で説明し、議論いただく形になる」と述べた。有識者会議が来年1月にも示す論点整理を国会に提示し、法案提出に向けて与野党の合意形成を図る考えを示したものだ。

 記事にあるように「有識者会議」は17日に開かれたばかり。そして、そこでは「検討項目」が八つ示されたばかりである。

①憲法における天皇の役割
②天皇の国事行為や公的行為のあり方
③高齢となった天皇の負担軽減策
④摂政の設置
⑤国事行為の委任(臨時代行)
⑥天皇の生前退位
⑦生前退位の制度化
⑧生前退位後の天皇の地位や活動のあり方

 これをとりまとめ、を検討する。その「論点整理」が「来年1月」というのは非常に早いように私には思える。専門家からヒアリングし、論点を整理するのだろうけど、そんなに簡単に整理できる問題なのだろうか。
 週に一回会合を開き、それぞれの会合で一テーマずつ語り合っても8週間かかる。12月の中旬になる。年末年始は会合がないだろうから、「1月」に「論点整理」を提出するには、どうしても一週間に一テーマずつ、順序よく処理しないといけない。
 そんなこと、できる? 「有識者」だから、できる?
 いや、そうではなくて、もう「提示する論点」は整理されてしまっているのだろう。専門家からヒアリングするといっても「白紙状態」で質問し、回答を待つというのではないだろう。①から⑧まで、有識者会議では、もうすでに「結論」が出ている。その「結論」にあった答えをしてくれる専門家を呼び、ヒアリングという形で、アリバイづくりをする。専門家は、こう言っていました、ということを付け加えるだけなのだろう。
 有識者会議の「結論」がすでに出ているということは、政府(安倍)の答えはもっと前に出ているということだろう。その「答え」をそのまま「論点整理」という形で提示してくれるメンバーを選んだということだろう。
 このことは何度も書いてきたことだが、今回も記事中に書かれている、次の部分が「証明」している。

政府は、現在の天皇陛下に限って生前退位を認める皇室典範の特例法制定を軸に検討を進めている。

 有識者会議の「結論」を待って、皇室典範を改正するか、それとも特例法にするか、検討するではない。もう検討を進めている。有識者会議が皇室典範を改正し、生前退位ができるようにするという「結論」を出すことを想定していない。繰り返すが、もう「特例法を制定するという結論」が決まっているのである。
 こんな「アリバイづくり」を認めてはいけないと思う。
 ⑥⑦⑧は憲法にも皇室典範にも規定がないから、「特例法」は何にもしばられない。しかし④摂政の設置⑤国事行為の委任(臨時代行)は憲法にも皇室典範にも規定がある。特例法は、それを無視するということになるのか、それとも現行の憲法、皇室典範に拘束されるのか。私の関心は、ここにある。
 私には「有識者会議」での検討項目の「摂政の設置」の検討順位が、どうにもひっかかる。現行憲法通りなら、もっと前に「国事行為のあり方」「負担軽減」の前に検討すべきだろう。「摂政」が「生前退位」後の「新天皇」との関係で設置することを念頭に置いているなら、⑦か⑧でいいのではないのか。
 何か、奇妙である。

 ④⑤のうち、「摂政」についてだけを取り上げると、憲法と皇室典範では次のように規定している。

 「設置」に関しては、
摂政は、皇室典範の定めるところにより置く(憲法第5条)。
天皇が成年に達しないときは、摂政を置く。また、天皇が、精神・身体の重患か重大な事故により、国事行為をみずからすることができないときは、皇室会議の議により、摂政を置く(皇室典範第16条)。
 「順序」に関しては、
摂政は、次の順序により、成年に達した皇族が就任する(皇室典範第17条)。
1皇太子(皇太孫)
2親王・王
3皇后
4皇太后
5太皇太后
6内親王・女王

 「特例法」にしてしまったとき、これは、どうなるのか。つまり、天皇が「生前退位」し、皇太子が「天皇」になって、その「新天皇」が「精神・身体の重患か重大な事故により、国事行為をみずからすることができないとき」、「摂政」はどうなるのか。現行の憲法と皇室典範に拘束されるのか。それとも違った形で「摂政」が設置されるのか。
 とりあえずは何も決めず、フリーハンドにしておいて、「新天皇」の動きを見ながら、新たな「特例法」で対処するということを考えているかもしれない。それとも、「特例法」のなかに「摂政の設置」の「特例法バージョン」をふくめて制定するのか。
 「特例法」というのは、何か「恣意的」な操作を狙っているようにしか思えない。

 先に「有識者会議」のような「アリバイづくり」は認めてはいけない書いたが、このことに関して私が思っていることはもうひとつある。野党(民進党)への失望である。
 野党(特に民進党)は、安倍のつくったような「有識者会議」を独自に持つことは考えないのか。どういう「天皇制(生前退位)」がいいのか、提案しないのか。安倍のつごうのいいような「特例法」が提案される前に、民進党はこう考えているという「案」を国民に示したらいいのではないか。安倍が国会に提案する前に、民進党の考えをはっきりさせたらどうなのだ。安倍案に「合意」するのではなく、民進党案に安倍が合意するという形で「生前退位」問題をリードする気持ちはないのか。
 「特例法」ではだめだ、「皇室典範」を改正して、きちんと制度化しないとだめだ、くらい言ったらどうなのだ。
 一部に、天皇が「生前退位」を持ち出したのは、安倍の憲法改正阻止を狙ったものであるという意見がある。憲法改正よりも、皇室典範の改正の方が急務。そういう動きをつくりだすことで憲法改正を阻止すべきだという意見もある。民進党は、そういう意見を発する人たちとどういう「連帯」の仕方をするのか。あるいは、独自の「路線」を提唱したいのか。それを明確にすべきである。
 安倍が「対案」を求めてきていないから、安倍の案を待つというのは、なんだかいいかげんである。








*

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