福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

LS460月間1位

2006年12月05日 |   〇政治・経済


△レクサスLS460

11月の輸入車販売でレクサスLS460がモデル別で1位を記録した
という。いわゆる新モデル効果というやつなのだろうが、それに
してもモデル別で月間1位とは恐れ入った。

メディアでは、いわゆる「カーナビ独島(竹島)表記消去問題」や
日米との価格差の問題などが集中的にクローズアップされて
いた中でのこの善戦には、関係者の喜びも一入(ひとしお)だろう。

そもそも韓国で輸入車が異常に割高なのは何もレクサスに
限ったことではない。国内産業保護のために高い税金もかかって
いる。また、自国で生産している韓国車自体、アメリカや日本で
より相当高く国内で売られていることなどは、ある意味で「大人の
常識」に属する話だ。さらにカーナビに独島(竹島)が表記される
ことは実物を確認すればすぐわかる。

一部メディアによるネガティブなキャンペーンも韓国でのレクサス
人気の前には、単なる「雑音」に過ぎなかったということか。

あるいは一部メディアが言及していたように、ネガティブな
キャンペーン自体が逆にレクサスLS460の名を世に広め名声を
高めるという皮肉な効果を生んだのかもしれない。

レクサスなど一生、乗る機会のない「ヲタク」ではあるが、
「なんちゃって車好き」の中年としては、こうしたニュースには
ついつい目がとまってしまう。

関連記事から一部、記録しておく。

・・・・・・・・・・

■ 수입차 月판매 4,000대 돌파

輸入車、月間販売4000台突破、11月
(韓国日報 12月5日)


△輸入車月間販売台数の推移(韓国日報)

・지난달… 렉서스 1위
・11月...レクサス1位

지난달 국내 시장에서 수입차 판매대수가 사상
처음으로 4,000대를 넘어섰다.
11月、韓国での輸入車販売台数が史上初めて4000台を
突破した。

한국수입자동차협회는 5일 각 업체의 판매자료를 집계한
결과, 11월 한달간 총 4,015대의 수입차가 신규 등록돼
10월보다 36.1% 증가했다고 밝혔다.
韓国輸入自動車協会は5日、各メーカーの販売資料を集計した
結果、11月の1ヶ月間で計4015台の輸入車が新規登録され
10月に比べ36.1%の増加を記録したと発表した。

수입차 월간 등록대수가 4,000대를 넘어선 것은 이번이
처음으로 이전에는 지난해 12월의 3,811대가 최대였다.
이로써 올들어 11월까지 수입차 등록대수는 3만6,962대로
집계됐으며, 이는 지난해 동기 대비 36.4% 늘어난 수치다.
輸入車の月間登録台数が4000台を超えたのは今回が初めて。
過去の最高記録は昨年12月の3811台だった。これで11月までの
輸入車登録の年間累計台数は3万6962台となり、昨年同期比で
36.4%の伸びを記録した。

업체별로는 렉서스가 789대로 가장 많았고, 다음으로
BMW 592대, 혼다 444대, 폭스바겐 407대, 메르세데스-
벤츠 391대, 아우디 281대 등의 순이었다.
11月の登録台数をメーカー別に見るとレクサスが789台で1位を
獲得し、以下、BMW592台、ホンダ444台、フォルクスワーゲン
407台、メルセデスベンツ391台、アウディ281台などの順だった。

모델별로는 지난달 '내비게이션 독도 지명표기 문제'로
논란을 일으켰던 렉서스 LS460이 328대로 가장 많았고,
혼다 CR-V 260대, 렉서스 ES350 230대 등으로 일본
업계 모델이 상위 1~3위를 모두 차지했다. 업계 관계자는
"렉서스 LS460 같은 1억원 이상의 고가차량이 월 300대
이상 신규 등록되고,판매 1위 모델을 차지한 것은
극히 이례적인 일"이라고 밝혔다.
モデル別では、先月、カーナビの「独島(竹島)地名表記問題」で
問題となったレクサスLS460が328台で1位を獲得し、以下、
ホンダCR-Vが260台、レクサスES350が230台と日本メーカーの
モデルが上位3位を占めた。ある業界関係者は「レクサスLS460の
ような1億ウォン(約1300万円)以上の高級車が月間300台
以上の新規登録を記録し販売1位モデルとなったのは極めて
異例
のことだ」と述べた。

-以下省略-

(終わり)


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韓国の三四郎

2006年12月05日 |   〇芸能・スポーツ


△イ・ウォンヒ選手(連合ニュース)

アジア大会柔道男子73kg級で優勝を収めたイ・ウォンヒ選手。

韓国で「한판승의 사나이(1本勝ちの男)」との異名をとる韓国
柔道界のエースは、この日も鮮やかな「左体落とし1本」で
アジア大会優勝を決めた。


△アジア大会決勝で左体落としを決めるイ選手
(ニューシス)


この優勝でイ・ウォンヒ選手は、韓国人選手として史上初めて
「4冠(世界選手権、アジア選手権、オリンピック、アジア大会)」を
達成した。

韓国メディアは、韓国柔道界初の「グランドスラム」として彼の
偉業を称えていた。

世界的に見ても彼が韓国の生んだ不世出の柔道選手であることは
間違いない。

柔道2段の「ヲタク」がテレビ越しに見ても、実際、彼の「体落とし」は
神業(かみわざ)に近いものではないかとさえ思えてくる。

世界的にも比較的に選手層が厚いのが中量級だ。それも、マークが
厳しくなる国際大会で並み居る強豪を相手に、あれだけ鮮やかな
体落としを次々に決める選手は今まで見たことも聞いたこともない。

彼の体落としの「切れ」は、「平成の三四郎」と呼ばれた全盛期の
古賀稔彦選手の背負い投げのそれと比べても決して遜色はない。

「ヲタク」は、イ・ウォンヒ選手のことを「韓国の三四郎」と呼びたい。

彼の次なる目標は、やはり韓国人柔道選手として初となる
オリンピック2連覇だとのこと。

これからも注目し続けたい選手だ。

ところで韓国語では「技(わざ)」のことを漢字語で「기술(技術)」と
呼んでいる。

彼の「빗당겨치기(斜め引き投げ)=体落とし」の「技術」に、
敬意を表する意味でフォトニュースを一つ記録しておく。

・・・・・・・・・・・・

■ ‘승리는 나의 것이야~!’
「勝利はオレのものだ!」
(ロイター 12月5日)



4일(현지시간) 카타르 도하에서 열린 제 15회 아시안게임
유도 73kg급 결승전에서 이원희선수가 일본의 다카마쓰
마사히로선수를 상대로 기술을 걸고 있다.
4日(現地時間)、カタールのドーハで行われた第15回アジア大会
柔道73kg級決勝戦で、イ・ウォンヒ選手が日本のタカマツ・マサヒロ
選手を相手に技をかけている

(終わり)


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