今年、韓国では「イ・スンヨプ効果」で巨人の知名度や人気が劇的に
高まった。
実は「ヲタク」自身、「ヲタク」の中で起きた「イ・スンヨプ効果」を
実感させられている。
今年1年間を振り返って見て、韓国メディア経由で巨人や日本の
プロ野球関連の情報に接する機会が劇的に増えたのだ。
熱烈な野球ファンとは言えないまでも、もともと野球が嫌いでは
なかった「ヲタク」が、韓国の新聞(電子版)を読みながらついつい
肩の凝らない野球ネタに惹かれて行くのは、ある意味、当然の
流れだった。
年末にさしかかろうとする今、イ・スンヨプのおかげで今年1年間、
楽しみながら肩の凝らない韓国語学習が続けてこれたことを
感謝したいと思う。
来年はイ・ビョンギュも加わる。「ヲタク」の韓国語学習のためにも、
是非、来シーズンも韓国人選手に活躍してもらいたいものだ。
「2年目のジンクスがちょっぴり
こわいぜ・・・」
(写真とは無関係)
そして、欲を言えばソフトバンクにもがんばってほしい。
ソフトバンクの活躍を韓国語で読むのも、けっこう面白そうな気が
する。
では、今日の翻訳練習を記録しておく。
巨人の「テツ様」や「マサ様」を知らない人は一読の価値が
ありそうだ。
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■ 요미우리, 한국 여성팬 본격 공략
巨人、韓国の女性ファン攻略に着手
(ジョイニュース24 12月20日)
'국민 타자' 이승엽(30)의 요미우리 자이언츠가 한국
시장 공략에 본격적으로 나선다.
「国民打者」イ・スンヨプ(30)の読売ジャイアンツが本格的に
韓国市場攻略に乗り出すことになった。
요미우리 자매지인 '스포츠 호치'는 20일자 인터넷판
기사에서 "투수 우쓰미와 하야시가 내년 1월 초 한국을
방문, 사인회를 연다"고 보도했다. 일본 프로야구가
공식 경기 개최를 제외하고 해외 마케팅 사업을
추진하는 것은 이번이 처음이다.
読売新聞系列の「スポーツ報知」は20日付けのインターネット版
記事で「投手の内海と林が来年1月上旬、韓国を訪問し
サイン会を開く予定だ」と伝えた。日本のプロ野球球団が公式戦
開催を除き海外イベントを開催するのは今回が初めて。
이승엽의 맹활약으로 요미우리의 인지도가 높아진만큼
팀내 젊은 스타들을 파견해 인기몰이에 불을 붙이겠다는
의도로 해석된다.
イ・スンヨプの大活躍により韓国で巨人の知名度が高まった
ことを追い風に、若手のスター選手の派遣を通じさらなる巨人
人気の拡大をねらったものと見える。
단순히 이승엽 영입의 부수적 효과인 중계권 판매 등
소극적인 움직임에 그치지 않고 관련 상품 판매 등
본격적인 수입 창출에 나서겠다는 의지를 엿볼 수
있는 대목이다.
イ・スンヨプの加入に伴う付随的な効果である放送権
販売など消極的な対応にとどまらず、巨人グッズの
販売などを通じ本格的に韓国市場に参入しようとする
球団の意思を示すものと言える。
주목할 것은 사인회에 참석하는 선수들의 면면이다.
우쓰미와 하야시는 '스포츠 호치'가 기사에서 언급한
것 처럼 일본내에서도 젊은이들 사이에서 인기가
높은 선수들이다.
注目されるのはサイン会に参加する選手の顔ぶれだ。
内海と林は「スポーツ報知」が記事で言及しているように
日本でも若者の間で人気の高い選手だ。
그러나 한국내 인지도는 에이스 우에하라나 주포
다카하시에 미치지 못하는 것이 현실이다. 우쓰미와
하야시는 요미우리의 치밀한 계산에서 나온 카드다.
しかし、韓国内での知名度ではエースの上原や主砲の
高橋に及ばないのが現実だ。実は、内海と林は巨人の緻密な
計算から導き出された韓国市場攻略のカードなのだ。
요미우리는 지난 9월 서울 명동에 요미우리 상품점을
오픈했다. 오픈 이후 지금까지 상품 판매에서 우쓰미와
하야시관련 상품에 대한 인기가 가장 높았던 것으로
조사됐다. 여중.고생을 비롯한 여성팬들의 성원이
가장 높았음은 물론이다.
巨人は今年9月、ソウルのミョンドンに巨人グッズを扱うショップを
オープンさせた。現在までの販売状況を調査したところ、内海と
林関連のグッズがもっとも高い人気を集めていることがわかった
という。ファン層の中心は、もちろん、女子中高生をはじめとした
女性ファンだ。
실제로 우쓰미와 하야시,새 주장 아베는 이승엽 관련
팬 사이트 등에서 여성 팬들에게 가장 인기 높은
3인방으로 꼽히고 있다.
実際、内海と林、それに新主将の阿部はイ・スンヨプの
ファンサイトなどでも女性ファンに人気の高い3人組に
選ばれている。
여심(女心)은 마케팅의 제1공략 포인트다. 요미우리의
이번 사인회 개최가 단순히 인지도 높이기 차원이
아닌 수입원 확대를 위한 첫 걸음임을 엿볼 수 있다.
女性の心をつかむことはマーケッティングの第1攻略ポイントだ。
今回の巨人のサイン会開催は単に球団の知名度アップをねらった
イベントではなく、巨人関連商品の売り上げ拡大をねらった
第一歩であると見たほうがいい。
'스포츠 호치'는 한걸음 더 나아가 "지난 2004년
배용준 장동건 이병헌 등이 일본을 찾으며 한류열풍이
시작됐다. 이제 요미우리가 젊은 스타 '테츠사마(우쓰미
애칭)'와 '마사 사마(하야시 애칭)'이 코리안 레이디를
포로로 만든다"고 열을 올렸다.
「スポーツ報知」はさらに筆を進め「2004年、ペ・ヨンジュンや
チャン・ドンゴン、イ・ビョンホンが日本を訪問し韓流ブームが
巻き起こった。今度は巨人の若手スター『テツ様(内海)』と
『マサ様(林)』がコリアンレディーをとりこにする」と気勢を
挙げた。
(終わり)