そろそろ、チンゲル亭の表紙の写真を、春らしいのに取り替えなくてはと思っていたのですが、今朝、雪が降りました。
去年、始めてモンゴルに来て1週間滞在したとき、4月26日と27日に一泊でテレルジに馬に乗りに行きました。
その二日間は、暖かく27日の日曜日は、ワークシャツと少々厚手のウインドブレーカーで馬に乗っていると汗が出てくるくらいで、若者達は半そでになったくらいでした。
そして、UBに帰ってきて翌月曜日の朝、カーテンを開けると外は真っ白に雪を被っていました。
その光景と同じ様子が目の前に現れました。
昨日も、暖かく、Tシャツに薄手のジャケットで、コンサートに出かけてちょうど良いくらいでした。
外を歩く人は、私たちのように軽いジャケット姿の人も、厚手のウールの長いコートの人、皮のコートを着ている人、若い人は、短いジャケットのすそから素肌が覗いている人、さまざまな格好をしていました。
今朝は、雪といっても、室外温度計はプラス5度を示しています。
出勤する9時には、ほとんど雪は上がっていたのですが、夫には念のため帽子をかぶるようにお願いしました。
頭を冷やして、急に暖房の効いた部屋に入ると、一瞬くらくらしてたおれそうになった経験があったから、今からが気をつける時と思ったからです。
毛皮の帽子
モンゴル人の知り合いから、毛糸の帽子ではなくて、毛皮の帽子をかぶりなさいと何度も忠告されたのですが、夫は、毛皮の帽子は権威の象徴とはじめに認識したため、ずっと拒絶していたのです。
帽子は年齢と年収とを表すものでもありますが、年齢を重ねて、体力の衰えとともに脳を冷やすことが危険であるということの意味も十分に入っていることを認識しなかったからです。
体を大切にするためにと言う意味があることを認識したときは、もう、随分暖かくなり、もう今年の冬は日本に帰国しているのだから、必要はないと判断して、お気に入りのカシミアの帽子の愛用を続けたのです。
私もこのところ帽子を忘れていたのですが、ご年配の婦人が今の季節はベレー帽を被っているので、これなら室内でも脱がなくてよさそうなので、似合う色のベレーを探そうと思います。