風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ザザ

2005年10月09日 | チンゲル亭裏日記

家に来て、10日になりました。
河原まで、トイレ用の砂を取りにいき、メルクーリでキャットフードを買い、近くのデルグールでウインナを買いました。
トイレは、洗濯用の洗い桶をお下がりして、砂を入れました。

もっぱら、洗濯機で洗っているため、代わりの洗い桶はまだ買っていません。
もう一つ欲しいのは、トイレから出てきたときに手足に付いた砂が床に散らばるので、1畳くらいのカーペットをトイレの下に敷いて防止したいのです。

甘え上手のザザは、私が台所に立つと甘えた声で、ご飯をねだります。
それを聞いた夫は、おながが空いているんじゃないのと心配するのですが、ここでご飯を与えると、デブちゃんになってしまいます。
お返しするとき、痩せてはいないけど、太っても居ない状態でお返ししたいから、決めたとき以外はあげてはいけないのです。
一番可愛く、あどけないときに預かったのです、そこから一ヶ月も経ったらその時のあどけなさはなくなっているのですから、飼い主さんにがっかりさせてはいけないのです。
デモね、太っているほうが可愛いと思う人だったらどうしようかなぁ。

とにかく、喜んでつれて帰ってもらわないといけないのです。
我が家は、日本人二人の家族ですが、今度、ほんとの家に帰ったら猫の嫌いなモンゴル人も居るところなのです。
飼い主さんに、ちょっとでも可愛くないと思われたら、ザザの居場所がなくなってしまいます。

このところ、獲物のハエが少なくなったので、一日の運動量が少なくなっています。
しかも、私も出かけることが増えて、相手をする時間が少なくなっていますから、ご飯を欲しがるだけ上げるわけには行かないのです。

そのように思い悩んでいるのも知らず、甘えておねだりしてもだめと分かると、180度気分を変えて、そんな事実はは無かったように、さっさと後ろを向いてほかの事を始めるザザです。

猫の、気分転換の速さや、あきらめのよさは、猫の嫌いな人から薄情といわれる所以かもしれません。

ザザは鼓太郎とちがってよく鳴きます。
その鳴き声には、いろんな音色やメロディーがあり、それぞれに意味があるのだと思うのです。

鼓太郎は、我慢強いのかそれとも我が家での私のやり方で満足していたのでしょうか。
ザザの甘え上手を見ていると、鼓太郎のいつも変わらない平らな感情を懐かしく思います。
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