風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

餅よりパーティー

2005年10月23日 | チンゲル亭裏日記

友人宅で、持ち寄りパーティーがありました。
サラダ、きれいに盛り付けてあってさすが紳士の作品。
コロッケ、いつも娘に言われるのですが、大きすぎる。紳士の作品の隣に並べられると、田舎の実直さというものを感じる。これって、私がつくった。コロッケ自体が、お惣菜だものね。
牛丼、モンゴルの肉でも薄切りがあるのでちゃんと牛丼が出来上がっている。インターネットでレシピをひいてきて作ったそうですが、やさしい味がした。
彼女って、やさしーい人なんだなぁ。
明るくて、パワフルで、彼女が居ると自然と座が盛り上がり大笑いをさせてくれる人です。

えっ、これってモンゴルで売ってるの?と思うほどやわらかいスャ塔Wのロールケーキ、もう一人の彼女が持ってきた。「私がつくったの」としらばくれる。
彼女って、素敵。

みんな、私に無いものを持っていて、でも、一緒に居てちっとも違和感無く過ごせる人たちです。
このような人に、会わせてもらってほんとにありがとう。

そうそう、陶撃フときも私はどうあがいても、和食器が出来上がる。
一緒に行って作った彼女は、どう見ても洋風の垢抜けたラインを作り上げる。
少々前の私だったら、洋にあこがれていることもあって、自分を卑下したことだろう。
彼女は、彼女。私は私。どちらも良い。と思えることに喜びを感じる。
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陶結ウ室

2005年10月23日 | チンゲル亭
久しぶりに陶結ウ室に行きました。
今日で,3回目なのですが、2ヶ月ぶりに土にさわりました。
モンゴルに来たおかげで、三次元のものを作り上げるなど考えもしなかったことを、やり始め増した。
ここに来るたびに、私がこういうものを作るなんてねぇ!と一人で感心しています。
理屈は抜きに形を作り上げていくのにすぐに夢中になってしまいます。
小さい頃、きれい好きの母の影響で、泥饅頭を作った覚えが無いのです。

娘たちが形のあるものを作れるのを、感動したものでした。
娘が、猫の形の鈴をつくってきたときは、閉じた中に音を出す玉が入っていることに驚き、どうやって作ったの?とたずねたものでした。

2回目に残った土を持って帰って家で思うままにつくったものの中に、りんごの形をした鈴をつくってみました。
鈴の本体を作り、中に入れる玉を新聞紙に包んで封じ込めるのです。
そうすれば、粘土が乾くまでに玉がくっつかないし、土を焼くと新聞は灰になるので、中で自由に玉が動き鈴となるのです。
15年前に娘に教えてもらったことを思い出して、つくってみました。
さて、ちゃんと音が鳴るでしょうか。

厚さ1センチの丸い板をつくります。
その板の上に、土の紐を乗せて外側は下から上へ、内側は上から下へ撫で付けて平らになるようにします。
うっかりすると外へ外へと拡がってしまいます。
あるところは厚く、あるところは薄くなります。
それでも、なんとか形が出来上がって来ると、嬉しいのです。

拡がるとどうにもならなくてお手上げなのですが、先生の手にかかると自由自在に大きくなったり小さくなったり、魔法のようです。
目で見ているとなるほどと分かっても、いざ、自分の手にそれをさせようと思うと、どうにもなりません。

ということで、最初に思っていたのとは程遠いものが出来上がるのですが、それはそれで、一生懸命につくったのですから、いとおしく気に入ってしまいます。

湯のみと小鉢とぐい飲みの3点を2時間でつくりました。
今回は、小物ばかりです。

余った土は、家に持って帰って暇なときにつくります。
こんどはなにをつくろうかなぁ?
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