風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

指導資格

2018年06月07日 | 詩吟
指導資格を得たら、なるべく早く、教室を持った方が良いのか、それとも、じっくりと、テクニックを磨いて、それからの方が良いのか。



ちょっと、考える機会がありました。  
                      教場の窓から



今日の練習では、前回の助言は、ちゃんと思いが通じたのだろうかと思うほど、下手な表現だったのですが、その不安を吹き飛ばして、きちんと、改良がなされ、指摘した部分だけでなく、その絶句のすべての関わりのある部分が、きれいに修正されていました。


驚くべき理解力、驚くべき修正力、感嘆しかない!


もともと感受性の鋭い人が、感覚で育てられて、今、ここに夢青葉のメンバ≠ニして在籍するようになって、間もなく4年になります。

私も、感覚で、覚えるという方法ですから、練習の回数は都合で、少なくても、感覚を共有できるのは、伝わりやすく、自学自習のできる人ですから、この、出来事は、その意をさらに強くしました。


人を教えることによって、責任を持って来たのか、(それは、教えのプロに向かって失礼な言い方かもしれません)それとも、私から指摘されたことで、反応したのかは、わかりません。


お稽古の前半の指導を任せて、後半を、個人の課題の時間とすると、自分自身のスキルアップにつながる練習もできて、好都合なのかなと思います。


コンクールの課題を、吟じてもらったら、今までと違って、伝わってくるものがありました。
これなら、もう一つ突っ込んで、言葉が出せると思います。


指導という立場になって、出た強さなのか、そういう時期になったのか、何か、思うところがあったのか。

あれこれ、想像すると、興味は尽きないのですが、こんな時、お稽古の後の、お茶会があると、いいなと思うのですが、なかなか、実現せずにいます。

「興味は尽きない」のまま、宙ぶらりんで、来月の練習の時には、考えすぎたり、忘れたりして、もったいないと思います。



さて、元に戻って、教える機会を得ると、みなさん異口同音に、スキルが上がるとおっしゃいます。



当分、様子を見て、月に2回のお稽古のうちの1回ですが、指導を、続けて頂くことにしようと思います。
彼女の指導は、ゲストさんには、特に好評で、この、教えのテクニックは、学ぶことがたくさんあります。

おかげ様。頑張ろうね。


バトンタッチをするのか、独立をするのかは、まだ、遠い先のことになりそうです。
楽しみです。




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