風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

はじめの一歩 合吟

2018年06月21日 | 詩吟
今日の初めの一歩は、いつも一時間目にある須藤先生の講座について、これからの様子をお知らせすることから始まりました。


少し意気消沈しかけましたが、気を取り直して、互礼から、始めます。

今日は、「涼州詞」のおさらいです。
古い人は、五年目に入りますから、合吟も、芦孝会員の応援もあって、だいぶ慣れてきました。

それで、五人のメンバーのそれぞれが出だしをして合吟を5回連続で行いました。

「出だしをお願いします」の言葉に、おたおたしていたのは、過去のこと、そして、一節出した後で、「前に戻って」とか、「続けて」発声してくださいとの指示にも、もたつくこと無く、行えるようになりました。

五連続合吟というのは、初めてのことでしたが、どなたも、問題なく、スムーズに、やりおおせました。

とても良い、声出しにもなりました。
そして、女性の協調性のあるところが発揮されて、どんどん調和していきます。

休憩の後、芦孝会会員の先生がたの、吟詠を聞かせてもらいました。
いきなりの「春望」のリクエストにも、連合吟のアレンジもあっという間に打ち合わせをして、難なくお応えくださる。
あるいは、コンクールに挑戦するための練習を重ねている今、旬の吟題を選んで、十分に聴かせてくださったり。

心地よい疲れに、暖かい吟声が、響いて、心が豊かになります。

そして、今日の課題へと進むのが通例ですが、さらに、逆回りで、でだしをして、同じように五回連続合吟をいたしました。

先へ急ぐより、ゆったりとした時間を共有し、今日、習い覚えた吟に更になじみ、もっと良く、吟声を響かせることとなりました。

疲れることもなく、咳も出ないで、楽し気に合吟する様子は、安心、安泰。

合計10回連続絶句合吟を、難なくこなしました。
大丈夫だろうか、と心配していた私が、一番疲れていましたとさ。

最後は、五人だけで、おさらいです。
前に出て吟じるのは、初めてですが、五人が一緒なので、意外にもすんなり前に出て並びました。
今日終了した課題「涼州詞」の合吟を、たくさんの吟詠ご披露頂いた先生への御礼に代えさせて頂きました。

皆さん、濁りの無い吟声で、思いがけず良くそろっていました。
これぞ「豊かな吟」だなぁと、一人で合点していました。

「何かの時に、発表しましょうね。」と、これだけでおしまいにしたくない気持ちが、思わず口を突いて出てきました。


皆さん、ありがとうございました。おかげ様。



今日は夏至。ここから、再スタートですね。




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