風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

習うより慣れよ

2018年06月11日 | 徒然に日々のことを
呉服屋さんの店員さんで、気さくそうな人に聞いてみた。
「慣れるしかないですね。」

たしかに、「習うより慣れよ」なんですね。

それで、今週末の新座市吟剣詩舞道大会の伴吟の衣装を、袴に決めた時から、あれこれと小細工をしていました。

その子細工に加えて、やはり、何といっても、慣れることと思い定めて、毎日1回は衣装を着て慣れようとしています。

プロの着付けを頼むこととなると、負担もそうだけれど、アップにした髪型がしっくりとこなくて、水商売っぽくなってしまうのは、長女にも同じことが起こります。

さりげなく、きちんと感を出すのは、慣れるしかないと、わかりました。

手順が頭に入ってくると、去年までのいろいろな不具合の原因がなんとなく想像できて、それに対処する知恵も備わってきます。

紐や、帯も、程々に締められて、緩んでこない方法が、わかってきました。

袴の脇の開きから着物のおはしょりが見えないようにするには、紐の位置を工夫したり、あれこれしましたが、私には、時間がかかりすぎるので、すそを短く切りました。

あの世で、「はさみを入れるなんて!」と母が目を剥いていることでしょう。

あるいは、私の、スコドンなことを重々承知したはずですから、さもありなんと思ってくれたかもしれません。

さて、これで、残りあと4日間練習をして、本番の日は、一人で、時間内に着ることができるでしょうか。
半襟も、ピンとしわのないように縫い付けられるでしょうか。

毎日続けていると、だんだんとここちよくなってきて、着ることを楽しんでいます。

 「どうしても着るの?疲れるよ、あせびっしょりになるよ。」


2014/06/06




コメント