風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

爆睡

2007年02月02日 | チンゲル亭裏日記

SAVE THE CHILDRENに3週間ぶりに行きました。
子供たちは相変わらず元気で、このところ毎回毎回新人さんが3人以上来るので、その子供の世話で、足踏み状態です。

それでも、飽くことなく毎週通ってきて、お姉さんぶり、お兄さん振りを発揮してくれている子供もいます。

とりわけ、サインザヤは、かなり話が出来るようになっていたのですが、このところ会話の前進が無くても、熱心に通ってきています。
欠席の日は、留守番が無くて、来られないのだそうです。

来週は、この子達のために何か工夫をしてあげなくてはと思う。
「とってください」を、新しい子供にも古い子供にも、満足できる会話にして見なくては。

今では、折り紙教室になってしまっているので、私としては、残りの少ない日々をもう少し会話の数を増やしたいと思っている。

このところの、ニコのトゥールさんへの甘えぶりは目に余るものがある。
2週間も私の代わりをしたこともあって、トゥールさんにも自信と言うものが出てきたのはいいけれど、指示したこと以外のことをしたり言ったりをしているし、ニコは隣の子供といたずらを始めるし。
日本人の黒子感覚はまったく無いので、そちらも気をつけねば。
人を使う経営者は、こんなところにも細かい配慮がいるのだなぁと妙に納得するのでした。

少し体力温存の方向で、ゆるりと授業をしたにもかかわらず、夕方気がついたら爆睡していました。
時間を聞いたら、7時というので、朝まで眠ってしまったのかと思うくらい充実した眠りでした。

             ☆

お昼に、夫と知り合いの新装開店のレストラン「Royal Family」に行きました。元、アンティーク パブの日本人コックさんが、オーナーシェフとして先週開店したのです。

今までの、メニューに寿司が加わっていました。
魚を食べると決めていったのですが、なぜか、和風ハンバーグを頼んでいました。
夫は、マグロ茶漬け、おいしそうなマグロが載っていました。
次は、寿司にしよう。
今日の、会計は1万2千500トグルクでした。
握りずしを頼むと一人がそのくらいの値段になります。

ハンバーグとは言え、日本の味を満腹するまで、食べたこともあって爆眠をしたのでしょう、風邪からの完全脱出ができたのかな?

これで、日本人に会う元気が出来た。
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ダルハン(職人)

2007年02月02日 | UBから





我が家から程近いところに、オルトツァガンというところがあり、そこにはいろんな職人さんの寄り集まっています。

その中の彫金師さんのブースに出かけました。
長銀で作っているのは、ベルトのバックルです。
下の左側は、お客さんが持ってきた金のアクセサリーを集めて溶かしているところです。
新しいものをこれから加工するようです。
ここでは、修理も請け負っていました。

看板のモンゴルダルハンというのは、モンゴルの職人という意味です。
私の目的は、モンゴル人の友達から、3個の石を貰いました。ピアスとペンダントヘッドに加工して使ってくださいということでした。

それで、彫金のダルハンへGさんに連れて行ってもらいました。
3個の加工には約2グラムの14金を使って、全て込みの値段で5万5千トグルクというので、お願いしました。

Gさんに言わせれば、「そんな大金を払うなら好きな宝石のアクセサリーを買います。」なぜ、すみこは、もったいないお金の使い方をするのだと尋ねられました。
私にとっても、5万トグルクは高いと思うけれど、せっかく石をくださった人の好意を無にしたくないと答えたら、彼女の口癖の「やさしーい」という言葉が出ました。

もし日本で、その加工をするとしたら、5万円ということでしたから、十分の一の値段で出来上がります。
日本人の私にとっては、その値段で友達の気持ちに報いられるのですから、お得感があるのです。

彼女にとっては、モンゴル産の石で、輝かないものは価値が無いのでした。
1週間後、出来たら連絡をくれるということでした。
どういう出来上がりか、楽しみです。




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先生の日

2007年02月01日 | SAVE THE CHILDREN
今日は、モンゴルでは先生の日です。
3年前1月に来たばかりのとき、1月の最終土曜日だったと思うのですが、夫の所属学部では、バスを仕立てて、ピクニックでした。
真っ白の世界に向かってバスはひた走り、山のふもとの宿泊施設で、教授以下先生たちが、粉雪をけって、サッカーをしたり、紐で丸く土俵を作って日本式の相撲をしたり、その合間には、食べて飲んで気炎を上げたのでした。
その経験から先生の日は、先生自らが楽しむ日と思っていたのです。

今日は、2重ドアを開けて入っていったら、トゥールさんと私に生徒の一人が、チョコレートを贈ってくれました。
そして、来週には、先生のためになにやら計画があるそうで、楽しみです。
先生の日過ごし方も、先生自ら楽しむ方法と先生を楽しませてくれる方法と両方あるようです。

さて、久しぶりの日本語教室は、またまた大盛況で、20人の出席。椅子が足りません。
新人さんが7人。延べ人数にすると一体何人になるやら。
去年秋の新学期から、順調に進んできた会話の授業がここに来て、足踏み状態です。
一人でも多くの子供にと言うことですから、それも、仕方がないのです。
長く通ってきている子供が、同じことを繰り返しても、新人さんの世話で授業が進まなくても、楽しんできているので、助かります。

折り紙は難しいのと、簡単なのにとメリハリつけて、不得意な子供をがっかりさせないようにと思って考えています。
がっかりしていると思うのは、私だけでのようで、子供たちにとって、不出来とかわからないとか、そういう感情は無い様です。
出来ないのは、自分のせいではないと、何とも屈託のない子供たちです。

先週は、トゥールさんに恐竜の折り方を指導してもらった乾燥は、少し難しかったようでした。
黄金の豚年にちなんで黄色い折り紙で猪と超簡単ピンクの折り紙で豚を準備しましたが、今日は豚を折ることにしました。
(写真のサインザヤの名まえは後からの貼り付けです。)
「わたしのぶた」と自分でかける子供は、半数以下なので、私が書いてあげました。
今のところ、平かなは早い子で、は行、遅い子は今日からあいうえおスタートです。

サインザヤはこのところずっとお休みでした。聞くところによると、留守番がいないと、出かけられないそうです。
今日は、かなり遅れましたが、息を切らせてやってきました。

ニュ<tェイス


まんなかの写真の白いブラウスは、サインザヤです。
一人だけもう1年近く通ってきています。このところの、同じことの繰り返しが多い授業でも、なぜか来たくてしょうがないようです。
つたない私の授業でも、こうして、楽しみにして通ってきてくれるのを知り、うれしいと同時に、もっと何かしてあげることはないかと思うのですが。
毎時間毎時間を、懸命に過ごすしか、今の私には出来ることがないようです。



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まもなく届く荷物

2007年02月01日 | 日本から
         鼓太郎チェック済み


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