教員経歴マインドマップ 板書編

18日(火)に新宿の愛日小学校の校長先生と研究主任の先生が授業を見に来てくださいました。マインドマップをどのように活用しているのか見せてほしい、その理論を紹介してほしいというかなり前向きな先生方で、私もお会いできたことを喜んでいます。

せっかく見にいらしたので、授業の導入時に10分くらいで「私の教員経歴マインドマップ」を描いておきました。黒板で一気に描いたので乱雑ですが、子どもたちが「12年間の人生マインドマップ」を描くための参考にはなったと思います。

マインドマップを黒板に描くようになって以来、「色チョーク」をけっこう使うようになりました。教員生活で初めてと言っていいくらいカラーチョークを使っています。白、黄、赤、青、緑、紫、茶と、カラフルなチョークがあるんですよね。これまでの授業では「白、黄、赤」くらいしか使いませんでした。

そんな変化も起こっているわけですね。

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新しい歌へのチャレンジ

子ども達が歌っている「旅立ちの日に」を聞きながら、ふと思い浮かんだことがある。

これは都内の校長先生が作詞した歌だ。
素晴らしい歌にちがいないし、それを歌うのも思い出深いだろう・・・・・でもでも、自分の教え子の卒業式に自分が作った曲をプレゼントしても良いのではないか?

でも、そんなことできるのか?
自分?

やってみる価値はあるかな。
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旅立ちの日に・・・・・美しき子どもたち

旅立ちの日に


小学校6年生。
なんと美しいのだろうかといつも思う。

卒業に向けて動き出す秋から冬にかけての6年生。
言葉では言い表せない、何とも言えない空気をかもし出す。

写真は、今日の一場面。
M.Kさんが僕のキーボードで
「旅立ちの日に」を弾きだした。

自然に周りに集まって歌い出す子ども達。
『美しい!!!』
思わずシャッターを切る。

教育の真髄は「美」である。

心の底の美しさを、いかにして引き出すか。
その「美しさ」を見たことのある教師は、
自分の人生をかなぐり捨てても、 もう一度それを見たいと思う。
それもまた「強化学習」のひとつなのではないだろうか。

『旅立ちの日に』
白い光の中に 山なみは萌えて
遙かな空の果てまでも 君は飛び立つ
限りなく青い空に 心ふるわせ
自由を駈ける鳥よ 振り返ることもせず
勇気を翼にこめて 希望の風に乗り
この広い大空に 夢をたくして ♪


こんなドラマな仕事は、他にはないぞ!
僕は教師になって、本当に良かったと思う。
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UFO発見! 【少年時代の日記】

10月6日(月)晴れ

今日、2時間目のあとの休み時間の終わりごろ、ひろたちが、
「えんばんだ!」
とさけんだ。ぼくは(まさか?)と思って、指さしているところを見た。オレンジ色のものが三個とんでいた。ほくは最初は、(あれはえんばんじゃないよ。)と思っていたが、あとになって、あんな形の空をとぶものがあったかな?と思って、
「あれはえんばんだ!」
と思い始めた。
これは大発見や!

***********************

少年時代のワクワクした体験は、大人になってからも「遊び心」を忘れさせないでくれます。厳しい仕事の中にも「遊び心」という余裕があると、いろんなアイデアも湧きやすいと思っています。

今の時代は大人から「与えられた遊び」「売られた遊び」がとても多くて、子ども達自身が考え出した遊びをしている場面を見るのが少ないように感じています。そういう意味では、今教えている6年生が考え出した「○丁目おにごっこ」(○丁目全部を使ってのおにごっこ・・・車には気をつけてね)なんかはアイデアを出してルールを作って遊んでいるのですから、とっても良いですね。

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ガンダムマップへの挑戦

男子の一部が取り組み始めました。

『ガンダム・マインドマップ』

ご存知の方も多いと思うが、機動戦士ガンダムは壮大なドラマであり、それをマップ化していくにはかなりの労力が必要だと思われます。それはやる前から容易に想像できます。

自主課題のマインドマップを宿題に出して以来、毎日のようにガンダムについてまとめてくる男子が数人いたので、数日前にこう呼びかけてみました。
「そこまでガンダムについて知っているなら、みんなで大きな紙に描いて、ガンダムの全貌を明らかにしてみたら面白いんじゃない?」

その壮大な作業に始めは戸惑いの表情を浮かべていた子どもたちでしたが、今朝、私が教室に入ると、床に模造紙を拡げてガンダムマップを描く作業に入っていました。

「おっ!いよいよ始まったね!」

あーでもない、こーでもないとセントラルイメージを描いている姿は本当に楽しそうです。ガンダム知識はかなりある子たちなので、できあがったら迫力のあるマインドマップになるだろうと想像しています。


子どもたちの日常の興味関心にグ~っと迫った課題を投げかけてみると、それをヒントに自主的に学んでいくわけです。



担任をしている私の日常の努力はですね(笑)

教室で子どもたちが話題にしたテレビ番組やマンガ情報、本や雑誌の情報など、私のアンテナに引っかかったものはすべて1度は見て確かめるようにしています。だからジャニーズ系の話題もお笑いの話題も、スポーツ系、アニメ系などなど、ついていけない話題はない状態に自分を保っているつもりです。

この話題性が学習へのスイッチになることが多いと思っています。

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半分教師 第42話 「インド青年文化訪問団3 ネルー首相の墓への献花」

献花。

国際的にはその国の偉人のお墓参りをし、献花するのは当然の礼儀と言える。

私たちは、まずはじめに「非暴力運動」を展開してインドを独立させたインドの父である「マハトマ・ガンジー」の墓(ラージガートという場所)に献花した。

次いで、ガンジーと共に活躍したインド初代首相のジャワハルラル・ネルー首相の墓にも献花した。

私はネルーの墓に、訪問団を代表して献花させていただいた。

旅立つ前に調べて驚いたことだが、ネルーが亡くなる5日前に私は誕生したのだ。勝手な思い込みだが、こうしてネルー首相のお墓に献花する役目を与えられたということは、偶然ではないような感じがした。

ネルーから「未来を頼むよ」と言われたような気がした。

献花の瞬間、ガンジーやネルーが目指した「非暴力」の世界を作ることに、自分の力を使わなくてはならない使命があるにちがいないと心に決めた。


インドは太平洋戦争後の東京裁判でも、日本に対して公平な立場で意見を主張した唯一の国である。

日本の文化は、インドを発祥として中国を伝わり日本へ着いたものが多い。

戦争中に毒殺された「かわいそうなゾウ」という話が有名であるが、戦後にネルー首相から「日本の子ども達のために」と上野動物園にゾウが贈られたことも有名である。

日本にとって、大きな恩のある国がインドである。


2006年12月に来日した現大統領のシン氏が、衆議院にて演説をした中で、「戦後、パール判事の下した信念に基づく判断は、今日に至っても日本で記憶されています」と語ったほど、戦後の日本支援へのインドの恩は大きい。
日本人は決して忘れてはいけない史実である。

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全脳思考・・・成長・・・それは変化 【南開大学kawa先生との対話】

『直線思考と全脳思考の差 (kawa)』2008-11-15 03:57:27

最近、学習環境によって効果が違ってくることを実感しています。机や椅子の配置、さまざまな掲示物、そして音楽。「今から○○をするぞ」という気持ちに自然にスイッチが入り、効果的な時間を過ごすことができる環境がある、ということです。
「音楽を聞きながら提出物を仕上げ、それが先生に認められる」「壁一面にマップが掲示されている」環境で脳が受ける刺激は、まさに全脳的刺激ではないかと考えました。
「これまでの12年間をマップにする」というのは、「自分の存在を認めてもらっている」という実感が学びを効果的にする3要素のひとつであることを考えると、とても大きな意味のあることだと思いました。
イノッチ先生のされていることは「先端」であり「人間的」であるように私には思えます。



『掲示物は生き物のように! (イノッチ1000世)』2008-11-15 18:07:29

教室の掲示物はまるで生きているかのように、日々成長をしていくように工夫しています。美しく掲示することにも気をつかいますが、それ以上に日々変化をしていくように、これまでの研究の中から生み出したものがあります。
「子どもたちの成長=掲示物の成長」
こんなことを意識しています。



『学ぶということ (kawa)』2008-11-16 09:35:12

「学んだことのたった一つの証は、何かが変わることである」という言葉をずっと憶えています。
スポーツ心理学では、自分がどのぐらい変化(成長)したのかを実感できたら、それ自体が大きな喜びであり、同時に次の学びへチャレンジする原動力になるとのことですが、これは教育心理学でも同じかもしれないと思っています。
ですので、自分たちの成長が掲示物の変化という形で「実際に確認」できたら、それは本当にうれしいことだろうなと思いました。



『良い言葉をいただきました! (イノッチ1000世)』2008-11-16 20:53:59

「学んだことのたった一つの証は、何かが変わることである」
まったく同感です。素晴らしい言葉を書き残していただき本当にありがとうございます。この言葉は私の教室に掲示しておきます。

「一人の成長は二人目の成長に影響を与え、三人四人と広がり、学級全体に広がる。それがやがて人類全体の変革にもつながる」
そのくらい大きなことを考えても良いと思っていますし、それだけ大きな役目があるのが教師だと思っています。
教育界に限らず、実際にそのように行動しているのが私の仲間です。


kawa先生とのやりとりは、コメント欄に置いておくのはもったいないので、ときおりこのように記事にさせていただきます。


『ありがとうございます (kawa)』2008-11-17 13:56:55

まとめてくださってありがとうございました。
先生とのやり取りを通じて、林竹二先生を知った高校生のときから探していた答えが、やっと見つかったような気がしています。次の言葉はすべて同じ方向を指しているのですね。

「学んだことのたった一つの証は、何かが変わることである」
「自ら学ぼうとせずに教えることばかりを考える先生が多すぎる」
「自分を変えずに相手を変えようとする先生が多すぎる」
「世界が変わるのを見たければ、自分が変わりなさい」
「教師に一番必要なのは教える能力ではなく、学ぶ能力である」

これらの言葉をどうしても忘れることができなかったのですが、やっとひとつになりはじめました。
例えば、教材研究などの努力、熱中先生の熱意ある指導が失敗するのは、「自分を変えようとせずに相手を変えようとする」からでしょうし、自分は教師なのだから命令や指示をして学生を変えることができる、そう思い込んでいる間は、本当の教育なんてできないと言うことかもしれません。

「教えるという行為は、相手が学んだときに完了する」という林先生の言葉を考えると、教室で何か話をするということと、教えたと言うことは違うのだと明確に答えることができます。どんなに一生懸命に授業をしても、学生に何も変化が起きていないのであれば、それは教えたことにはならないと言われても仕方がないのかもしれません。

自分のどこをどのように変えなければいけないのか、そして学生のどこがどのように変わったのか、あるいは変わっていないのか、教師である自分の仕事はそれを探し続けることなのだと、思えるようになりました。

いきなりの投稿にも関わらず何度もお付き合いくださり、ありがとうございました。
今後とも宜しくお願いいたします。

※私のブログにも、先生とのやりとりを載せてもよろしいでしょうか。


『対話の相乗効果 (イノッチ1000世)』2008-11-17 23:31:34

kawa先生、先生のブログへの掲載、ぜひお願いします。

この短期間に、林竹二先生のことやマインドマップのこと、授業とはどうあるべきかということなど、先生とのブログ対談で生まれた財産は大変貴重なものになりました。私の独りよがりでは決して生まれなかった内容です。

私の手元に林竹二先生の古い資料があり、そこにはこう書いてあります。

「子どもたちの前に登るべき山を作ってやり、子どもたちが自分自身の手や足を使ってよじ登っていくのを手助けするのが教師の仕事だ」

林先生の言葉は、今の時代の教育にたくさんの示唆を与えてくれます。先生との交流の中で私は今一度、林竹二先生の著作を読み直さなくてはいけないと感じました。時間はかかるかもしれませんが、それをマインドマップにしてこのブログにアップすることをお約束します。


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【おすすめ】 NHKスペシャルをトレーニングに活用する

NHKの受信料はちゃんと払っている井上です(笑)
正直、ごまかしている時期もありましたが、最近ではこういうものをきちんと納めることで、実は自分に返ってくるものが大きいことを感じています。

題名の通り、NHKスペシャルという番組はマインドマップを描くトレーニングには最適だと私は感じています。なぜなら、45~50分の番組構成がよく練られているし、取り上げるテーマも意味深い。NHKの財力がないと取材できない内容となっている。一冊の本を読んだに等しい学習成果を得られるのがNHKスペシャルだと感じています。

これは同じNHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」にも言えます。
私はなんともラッキーなことに、4月と10月に連続して番組観覧させていただきました。その際、スタッフの方から、
「NHKだからこれだけ長期間にわたって取材をすることができる。民法には絶対にできない放送内容で、制作者としてうらやましいと言われるんですよ。」
と聞かさせれました。確かにそうだと思います。

さて、2008年・NHKスペシャルの中で、私のこだわりは『病の期限シリーズ』です。今日までに5回の放送がありました。そのうち4回は視聴し、マインドマップ化しました。

その実物を紹介します。

4月13日「睡眠時過呼吸症候群」


10月5日「腰痛」


10月12日「読字障害」


11月16日「糖尿病」


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半分教師 第41話 「インド青年文化訪問団2 友誼の外交」

ニューデリー。
インディラ・ガンジー国際空港。
空の上から見た暗闇の中に、ぽつんと光っている。

とうとうインドの地に下りた。
現地時間、夜中の0時半(日本時間午前4時)。

空港で歓迎の女性達が待っていてくれた。
一人一人のおでこに、赤い塗料で点が打たれる。
インドの歓迎の儀式だ。
私も恥ずかしながら、おでこに赤い点をつけてセレモニーに出た。

夜中である。
それでもインド政府の方々は待っていてくれた。
空港内で簡単な歓迎のセレモニー。

打算でもない、政策でもない。
友誼の外交は私たちを温かく包んでくれた。
民間外交こそが本当の時代を作り行く地下水の役目を果たすのだろう。

夜中のセレモニーは短時間で終った。
私たちをホテルで休ませるための配慮である。
インドの温かさを感じた。


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学級会の書記をマインドマップで取らせたら

今日はとっても嬉しいことがありました。

学校中を歩き回ってゲームをしていく行事を行っていた時、私のクラスに入ってきた低学年の子ども達が次々に、
「あっ!マインドマップだ!!!」
と大きな声をあげたのです。
「先生、NHKのテレビ、見たよ!」
「先生、ポニョのマインドマップをくれてありがとう。」
子ども達が私に話しかけてくれました。
いつの間にか、こんなに定着していたんだと感慨深い思いになりました。

低学年の子ども達は、私の教室にはってあるマインドマップを興味深げに見ていました。何しろ最高の「お絵かき」が教室を取り囲んでいるのですから、きっと刺激的だったのでしょう。直線思考で書かれている掲示物には見向きもしない低学年の子ども達も、全脳思考で描かれたマインドマップには飛びついたのです。

**********************

話題は変わって、写真は学級会でマインドマップを使っている場面です。

今日はそのチャレンジ第1回目。
「書記はマインドマップで記録をしていくように。」
という指示をして、どのくらい描けるか期待をしつつ見ていましたが、子ども達は私の予想を上回る記録マップにしていきました。
話し合いの内容は「卒業文集のクラスページに何を書くか」でした。

描いたマップがこちらです。



この1枚でもうクラスページはOKです。すぐにでも作業開始できます。

さらに子ども達は、
「ページ計画や決まったことなどを整理したいから、もう1枚描いていいですか?」
と次のステップに自分たちで行ってしまった・・・・・もう完全に自ら問題解決していく人間に成長を遂げているなぁと感心していた担任です。



************************

さあ、来週からはもっとすごいことが起こる予定です!!!
今日の授業で1時間かけて、子ども達のモチベーションを最高レベルに上げてあります。
「今日からの2週間で、この12年間の集大成をするつもりで取り組みます。まず始めにやるのは『人生マインドマップ』です。これまでの人生を大きなマインドマップに表します。」

予言しておきましょう!
この2週間で、スーパー小学生が誕生します!

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出た! バイリンガルマインドマップ 【マインドマップ】

自主課題マインドマップに取り組み始めて以来、子ども達の発想はどんどん広がっています。
今日はなんと4カ国語でかかれた「バイリンガルマインドマップ」が提出されてきました。

自宅でインターネット発信された中国や韓国の音楽を聴いてかいてきたマインドマップです。日本語・中国語・ハングル語・英語でかかれています。文字とブランチだけでかかれていますので、ここにイメージを加えれば小学生の子どもにも理解ができるものになります。

そう考えると、外国語の習得にもマインドマップは大いに使えるはずです。イメージの力を使えば良いのです。

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葉脈標本マインドマップ 【理科的マインドマップ】

今日の授業で行われた「科学教室」の最中に思いつきました。「葉脈標本」にマインドマップを描いたら味のあるものになるのではないかと。

そこでさっそく私も葉を一枚いただき標本作り。
10%の水酸化ナトリウム水溶液で十分煮込んだ葉を、歯ブラシで軽くトントンとたたいて葉脈だけにする。食紅を溶かした色水で色を付け、湿り気をよくしみ取った後、パウチでラミネートしました。

そのラミネート前に、葉脈の周りにブランチを伸ばしてみたら面白いだろうとやってみたわけです。(画像参照)

こういうマインドマップの使い方もあると思います。


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ZARD 「マイフレンド」 (LIVE №20)

ZARD 「マイフレンド」 (LIVE №20)


井上のベストソングがこれです。

「マイフレンド」

歌詞の一節一節がグイグイ心に響いてきます。

『あなたを想うだけで 心は強くなれる ずっと見つめてるから 走り続けて』

独りで走り続けているんじゃない、誰かに認められ見ていてくれる人がいるから走り続けることができるんだ。


『ひたむきだった遠い日の夢は 今でも眩しい』

そう、すごくひたむきに、純粋に進もうとしていた青春時代の夢を忘れていないから今でも力を伸ばせるんだね。


『どんなに不安がいっぱいでも 真っ直ぐ自分の道を信じて』

不安で不安で逃げ出したこともあったけど、自分の決めた道は外さずに進んできた。真っ直ぐじゃなかったけど、真っ直ぐに進もうとはしてきた。その道を進めば何かを帰られると信じて進んできた。


『飾らない素顔のあなたが好き 変わってしまうことが哀しい』

かっこつけなくてもいい。素直な気持ちを失わずに、いつまでも少年の心を持ち続けたい。


『この距離通り抜ける 風になりたい』

どんなに離れていたとしても、距離があったとしても、自分の思いを届けられる。風のように届けられる。地球の裏側にだって届けられる。


「マイフレンド」は、井上の発想を促す時のテーマソングであり、テンションをあげるときの応援歌であり、常に成長をしていくためのエネルギーなのです。
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半分教師 第40話 「インド青年文化訪問団 その1」

教職について4年目の夏休み、26歳の時のことだ。

私はインド政府(ICCR…インド文化関係者評議会)が企画した「第1回インド青年文化訪問団」に、ありがたいことにメンバーに加えてもらった。

「青年が若き時期に世界の友と交流を深め、未来を語り合うことは世界平和への最も近道である」

こうした期待を受けて訪問団に加わった。

16日間の旅。

旅立つ前にインド大使館へ表敬訪問し、大使との語らいの場を持っていただいた。



インドは「精神の大国」と言われる。
仏教誕生の地である。
インド大陸に11億人もの人たちがいる。
日本人には実感できないほどの他民族・多言語国家である。

ガンジーやネルーという偉大な人物を生み出すだけの深みのある国である。

最近、教育界ではインド数学が大きな話題になっている。


これからの時代。世界に大きな影響を与えていくのは、「アメリカ」「中国」そして「インド」「アフリカ大陸」だと私は思う。

「日本」の役目は「接着剤」ではないだろうか。
反目する大国の間に立って、世界平和を実現していくリーダーとなる。ここにしか日本の生きる道はないだろう。そのための人材はこのインド訪問団から、すでに衆議院議員や参議院議員となって頑張っている。

「青年が若き時期に世界の友と交流を深め、未来を語り合うことは世界平和への最も近道である」

インドへ派遣してくれたことに応えるため、自分の若き日の情熱を忘れぬため、文字にしておくことにした。

このシリーズを10回連載する予定だ。

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同僚が描いた「講義録」のマインドマップ

一滴の雫は沢の流れを作り、小川と育ち、やがて悠々たる大河となる。大河は海への流れ込み、強くて深い生命の揺籃となる。

マインドマップを教育現場に活用する効果の大きさは、この1年間の実験的実践でビジュアル化し、その影響は教育界だけではおさまらず、ビジネス界にも期待のときめきを与えている。



私の周囲にも、マインドマップを活用してくれる先生がどんどん増えてきました。

写真のマップは同僚が先週の区小研・道徳部の研究授業の時に描いたものです。
この日は「授業記録」「協議会記録」「講師講評記録」の3枚を描いたそうです。そのうちの「講師講評マップ」を公開しました。

カラーペンを持っていなかったので、鉛筆で描いたそうです。その素晴らしい出来映えに感動し、「先生、このマップ、私のブログで紹介させてください!」と半ば無理矢理許可を取ってここに載せました。

このマインドマップからは、講師としてお話をした荻原先生の素晴らしさがビンビン伝わってきます。ああ、こういうお話を伺えたのはとてもラッキーだったろう、自分もこの先生の話を聞いてみたい・・・・・というよりも、この先生と語り合ってみたいと思いました。(こうやって書いておくと、たぶん実現しますよ!笑)

私の心に一番響いたのは最初のブランチです。

「授業というのは、まず授業者が思い切り楽しむんだ!!先生の心が楽しさでワクワクしていて、まるで踊るような状態であれば、それが子どもに伝わり、子ども達もまるで踊っているかのような授業になる。」

この言葉はまさに私が大学生時代から肝に銘じてきたことなのです。

プラトンが恩師であるソクラテスの感化力についてこう言っています。
「シビレエイは自分がシビレているからこそ他人をシビレさせることができるのだ。」

今の教育に必要なものは、教師の「感化力」です。
その力はどこから来るのかというと、教師の日々のたゆまぬ努力でしか培えないものです。毎日毎日新しいものを追い求めて努力している教師だけに、子ども達を「感化する」醍醐味を味わうことができるのです。醍醐味・・・美味しいですよ~(笑)

(ちなみに豆知識!)
「醍醐味」とは最高の味のこと。
乳を精製するときに「乳味」「酪味」「生酥味」「熟酥味」と上質な味になり、最後に「醍醐味」となります。



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