風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

お彼岸

2006年03月24日 | チンゲル亭裏日記

お彼岸も終わってしまいました。
長く続いた母の介護を理由に、長男の嫁としての勤めをほとんど果たさないまま今日まで来ました。

夫の母は、「私は元気だから、お母さんを(私の)大事にね。いくら遠くからでも大丈夫、お墓のほうに向かって手を合わせるので十分」といってくださいます。
夫が、近くに出張に行ったとき、娘が夏休みの時にはお墓参りをしてはいましたが、時期時期にというのは有りませんでした。

ほんとに母の介護が理由かと問われると、ちょっと違っていたかもしれないと今になっては思います。
ショートステイを利用し始めてからは、お墓参りには、行けた筈なのにと思います。

そこに夫と私との夫婦の関係が現れているのかなぁと思うのです。

しっかりと手をつかまれて、一方の思いのままに手がちぎれるかと思うくらいに引っ張りまわされている関係。

一方は、しっかり大地に足を踏みしめて、しっかり握った糸の先に風船がフワリフワリと浮かんでいる関係。

風船ではなくてそれが凧である関係。

いつも二人で相談しあって、一二の三で歩き始める関係。

そのどれなんだろう。

はじめは、引っ張りまわされている関係と思っていたけれど。。。

その場面場面を思い起こしてみると、それぞれ、違う結論の出し方をしていたなぁと思います。
長年夫婦を続けていると、「これ」と一つに括ってしまうことは出来ないことがたくさん出来てくるものだと思ったことでした。

「おかあさん、今年もお墓のほうに向かって手を合わさせてもらいました。」いつもありがとうございます。
元気でいてくださいね。
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知らなかった

2006年03月24日 | モンゴルについて
第11回スピーチコンテストがモンゴル日本センターで行なわれたそうです。
日本大使館、日本語教師会、モンゴル・日本センター主催
優勝は科学技術大学4年生のバヤルジャルガルさん
2位 国立大学2年生 オノンさん
3位 科学技術大学4年生 ムンフツェツェグさん

課題テーマは、「歴史と未来とひと」
参加申請者108人中、筆記試験に合格した72人から最終本線に残った10人が5分間のスピーチをして競った。

最初に市橋日本大使が挨拶した。
修了後の講評は、審査委員長の村上日本語教育専門家が行い、「今年はモンゴル建国800年なので、テーマを歴史にしたが少し難しかったようだ。しかし、上位者はテーマを自分に引き寄せ、具体的に語ってりっぱでした。」評した
。    =モンゴル通信 第69号より=

科学技術大学の学生さんがスピーチコンテストに出るということは聞いていたのですが、まだ日程が決まっていないときでした。
日にちが決まったら教えてくださいとお願いしていたのですが、うっかり確認するのを忘れていたら、今日になってモンゴル通信を手にしてはじめて終わってしまっていたことが分かりました。

残念。
こんなこといつも有る。「教えてね」「はい」
それで、安心していてはいけない、何度もその「はい」に裏切られているのだけれど。。。

夫によると、知り得た情報は自分だけのものという考え方なのだそうです。
教授でさえ、会議などに出席した内容を尋ねなければ教えようとしないし、出席したことさえ知らないことが多いと。

しかし、日本語スピーチコンテストについては、日本語教師さえ知らなかったという事実を聞いて、必要な情報の伝わらないことおびただしいと実感します。
なんだかとても残念。



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