風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

素読の会

2018年01月04日 | 詩吟
新年より、再スタートした須藤先生の「素読の会」
長年続いている第一木曜日の論語の学習は、諸般の事情で、今月から、越谷市民センター(サンシティ)に場所を変えました。

須藤先生のご心配も吹き飛ぶほどの出席率で、先生のパワーも全開の様子に見受けました。

2013年から、新年第1回の講座は、大伴家持の「あらたしき」の和歌の朗詠から始まります。
須藤先生とのご縁が前年の「たるふじ」から始まっていました。
そして、新年にふさわしい「あらたしき」を取り上げるのにあたって、せっかくだから朗詠をと依頼されました。

そのころも今も、和歌を苦手としていますが、先生のたってのお願いですし、まだ、他に吟詠をするメンバーがいなかったことで、できる限りの練習をして、臨みました。

とても好評で、先生にも満足していただけたので、授業の前の吟詠のきっかけがこれで作られました。

それから、ぼつぼつと、吟仲間も増え、和歌の達人もその中に居らっしゃったので、その方たちにお任せすることになりました。

今年は、暮れの打ち合わせの時、それとなく私にとおっしゃってくださったので、「たるふじ」と「新しく出直し」のキーワードに押されるようにして、久し振りに「あらたしき」を吟詠させて頂きました。

その意気込みは、私としては大したものだったのですが、その意気込みほどには、出来の良い吟詠ではなくて、---残念!====


思いとこだわりとを捨て去っていれば、新年にふさわしい吟詠をする人が、控えているというのになぁ。




今日の学び 「いつも平常心でさらに精進する姿勢」

朋のいる平安に安住せず、寄りかからずに、自立しつつ、援けあうこと。
絶妙なバランスをとりつつ良識の範囲内で行動する。

まさに、矩(のり)を超えず(為政篇)

須藤先生との積み重ねで、先生という関係より女同士と言う気安さを増しています。
つい、馴れ馴れしくなりがちで、「先生」と「私」の境界が、いい加減になり、はっと気が付くことがあります。

そして、『朋』同士のなかでも、頼りにするけれど甘えないでいなくてはと、思うのです。

その境界は、その都度変化するにしても、須藤先生のおっしゃる「良識」をもって、「矩」を超えてはいけないのです。



コメント