風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

やってるつもり

2018年01月09日 | 詩吟
今年初めての、吟詠練習。
緩み切った気持ちを切り替えることができました。

そのように吟じているつもりでも、相手にそのように伝わらなければ、やっていることにはならないんだよということがあって、そのためには、自分としては大げさなくらいに、表現しなくてはならないことがわかりました。


譜33番の七でのばして、六に落とす。祖の七の最後の音に伸びやかさと力強さを持たせたい、持たせていると思っていたのですが、ちっとも、相手に届いてない。

このくらいの力で、声を押せばよいという私の思う「このくらい」が、体の使い方が不十分で、10の力の3ほども出せていなかったことがはんめいして、もう一度母音を言いなおすくらいにして初めて、目論んだ吟詠ができるのです。


「やっています」と言ってしまわないで、聴きなおし、吟じなおしをして、初めて、私の声を出すエネルギーが足りてないことがわかる。


いつも言っていることですが、「やっています」「はい、そうですか」で、決して終わらせてはいけないことを自分自身で、体験しました。


ありがたきかな、ありがたきかな。

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