風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

コンテスト

2006年03月22日 | チンゲル亭


オルティンドーの練習がキャンセルになったおかげで、学生の歌謡曲コンテストを聞きに行くことが出来ました。

去年知り合ったばかりの、医学生でオルティンドーの練習をしているエルデンさんが出場するコンテストに誘われました。

今日のコンテストは、デュエットでした。

5時に始まる予定が6時15分にやっと始まりました。
3人の審査員によって、審査されます。
司会が、ペアの名前と在学学校を読み上げ、各組2曲ずつ歌います。
幸い、エルデンさんの出番は4番。
オルティンドーの技を生かして、一部オルティンドーを挿入して男性のパートナーと歌っていました。
彼女の衣装は民族衣装でした。男性はスーツ姿。
彼女は、学生の間で結構人気らしく、拍手や声援がかなりありました。
見物客は、ほとんどが学生のようでした。

今日は、オルティンドーの練習のはずがコンテストに来ていますから、予定の時間が来たら、チョカさんを帰さねばなりません。
エルデンさんの組の後2曲を聞いただけで、帰路に着きました。

コンテストの結果は後日聞くとして、彼女の丸い笑顔が印象的でした。
モンゴルの人の歌声はとても柔らかく優しく響きます。
男女のペアで、歌は意味が分からなくても、胸に心地よく響きました。

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N'COOSH

2006年03月22日 | チンゲル亭
MONGOLIAN LEATHER DOLLS N'COOSH


エンフトゥブシン作のレザークラフト人形の展覧会がありました。

場所は、コスチューム美術館です。

モンゴルの人たちが、一体、一体表情豊かに作られていました。
母子(写真左)、狩をする人、お酒を飲む人、荷車を引く人、汲ヒる人、シャーマン、ハダクを持つ人、たくさんの人形が並んでいます。

これだけたくさんの作品を並べた展覧会は、モンゴルに来て初めてです。

心惹かれる人形たちでした。



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新しい住まい

2006年03月21日 | チンゲル亭裏日記

TITLE: 新しい住まい
AUTHOR: すみこ
DATE: 03/21/2006 13:23:47
STATUS: Publish
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BODY:
昨夜は、夫のすばやい決断に狐につままれた思いで、帰って来たのですが、残りの1年を気分を変えて、心機一転です。

大きな窓からのボクト山の眺めと、広い庭は、捨てがたいのですが、もう決めました。
夫が町の中心に住居を決めることを、あまりに早く決断したので、驚きました。
街なかにも住んでみたかったと言うのです。
へぇーーー、そうなの?と、尋ね返したものです。

窓の外は、隣の建物という住まいですから、週末の楽しみ方をどうするか、今から楽しみです。
さて。。。。。

                  ☆

今、バイガルさんに引越しの連絡をしました。
契約は、昨年の4月の20日~1年ですから、一ヶ月前の通知にやっと間に合いました。
夫が最初にお世話になってから、3年が経ちます。
そのうち、私が住んだのは、2年足らず。
バイガルさんは日本語が堪能で、一生懸命お世話をしてくれました。
二人のお子さんも、可愛くて窓から遊んでいる様子を見るだけで心慰められました。
最近は、上のお嬢さんが学校に行き始めて、姿が見られないことが多くなりました。

きっかけは、カビですし、住環境が気に入らなくなったからではありますが、彼女の責任では有りません。

大家との間に立って、気のもめることが多かったことでしょう。
一つずつ根気良く修理や、取替えなど通訳や手配などをしてくれました。

私たちの、思いをそのまま伝えたところで、出て行く私たちには何のメリットもない事です。バイガルさんの仕事が悪かったと大家に判断されるのは、申し訳ないから、退去の理由は、買い物に便利なところに行きたいからとだけ伝えるようにとの夫の計らいです。

「いろいろとありがとう」と最後に、彼女に言えたことは夫の「釘」のおかげです。
有り得ないことが起こるのがモンゴルです。
また、舞い戻ってくるようなこともあるかもしれません。
出先で会って、気兼ねなく「サィン バイ ノー(こんにちわ)バイシター(さよなら)」と挨拶できるほうが良いものね。

夫は原因があって悩んだとしても、結果がよければ、気持ちを引きずらないようです。
こんな時に感じるストレスは無いの?といつも思うのですが、良い解決を見たら、ストレスにならないのだろう。
見習うことが出来るなら、何時も心は平らで居られるなぁ。
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TITLE: 検査結果
AUTHOR: すみこ
DATE: 03/20/2006 12:47:26
STATUS: Publish
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BODY:
次女そらの検査結果が出ました。
何の異常もありませんでした。

仕事のストレスだったようです。

おかげで、残業のない部署に移ることになったそうです。

はぁー、よかったなぁ。

それは、それとして、新しい部署での仕事の内容が彼女にとって、満足できるものなのかどうかは分かりません。
結婚式での様子を見ていたら、とてもよいコンビネーションで仕事をしている様子が手に取るように分かりましたから、その同僚と別れて、新しい部屋での仕事が、充実した毎日を送れるかどうか気になるところです。

残業をしながらもあのメンバーだったら、助け合って明るく仕事がこなせていたはずですから。

そらのことだから、はじめはいろいろとあることでしょうが、体も楽になれば違った楽しさを見つけることが出来るでしょうし、夫との時間も増えることですから、きっと、良い方法を見つけることでしょう。

今日は、祝杯!!!
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TITLE: 春待ち時
AUTHOR: すみこ
DATE: 03/19/2006 13:50:40
STATUS: Publish
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BODY:
こんにちは。
当地にも春がやってきました。
駅前の桜の蕾がだいぶ膨らんでいます。
ミモザが咲き、
梅が咲き、
辛夷の花も綻びだしています。

日本からのメールが届きました。

いいなぁ。春だ。

先日のオルティンドーの日は、暖かい日差しでしたが風が吹いていました。
チョカさんは、冬より風のある今のほうが寒いですといいました。
確かに、マイナス30度あるときも晴れてると太陽の熱が乾燥した大地を暖めてくれます。
陽だまりは、10℃以上に上がります。
 
春を待ついまどきの風は、頬を痛いくらいに刺します。
それでも、モンゴルの人たちは、コート丈が短くなり、春を心待ちにしているのが分かります。

今日の温度の予想は、私にとって難しく、何を着て出るか何時も迷います。
暖かくて、汗が出そうな時も、ひとたび風が吹くとモンゴルの人でも寒いと縮みあがるのですから、下手に薄着をするとつらい目にあいます。
かといって、真冬対応の服装ですと、帽子の中や背中に汗をかきます。

脱げば寒いし、着れば暑いという日々がこれから当分続きます。
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TITLE: ビャンバジャルガル先生再び
AUTHOR: すみこ
DATE: 03/18/2006 10:32:04
STATUS: Publish
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BODY:
3ヶ月ぶりにビャンバジャルガル先生の練習が始まりました。
トメン・エヘの舞台がお休みになると同時に、練習が終わり、間もなく舞台が始まり練習が再開されると、私のお稽古にもおすそ分けが来るようになるのです。

2週前に再開しようとしたのですが、私の気持ちが落ち込んでしまったので、キャンセルしました。
ビャンバジャルガル先生は、優しく教えてくださるのですが、オルティンドーの発声をするには、体に喝が入ってないと出来ないのです。
それで、気持ちが萎えているときは練習になりません。

今日は、チョカさんとのコミュニケーションがさらに密になってきたのを感じ、暖かくなってきたこともあり、気力十分でした。
久しぶりの練習開始に、先生もきちんと声つくりをする方針に切り替えたようです。

チョカさんに聞いたのですが、ビャンバジャルガル先生をはじめオルティンドーの歌手が集まってモンゴルテレビに出演していたそうです。
そして、学生に向けて、オルティンドーを発展させていきたい。皆さんもオルティンドーを良く聞いてください。
そして、技術面では歌う前には十分な発声練習をしましょう。ということを話していたそうです。
その番組を見て、早速チョカさんは私に電話をくれたのですが、出先にいて電話に気が付かなくて、テレビを見損なったのでした。

詩吟の時も、いきなり吟ずるのではなく発声を大切に指導していたので、ビャンバジャルガル先生のおっしゃることはよく分かります。

今日は、徹底的に腹式呼吸を1時間かけて教えてくださいました。
多分、こうなんだろうと思っていたことを細かく指導していただき、多少納得出来たかなと思います。

先生の指導通りに呼吸が出来たときは、力強い声が喉、肩、胸に力が入らないで出るのです。そして、快感!

テレビを見ながら、料理をしながらいつでもいつでも、この呼吸の練習をしなさいと言われました。
さぁ、頑張るぞぉー。

チョカさんも、通訳に戸惑いがなくなってきました。
最初の頃の緊張が解けてきたことが、分かります。
今度は、私に向けた言葉だけでなく、チョカさんへの先生の会話も通訳してねと頼みました。

5月5日に先生のコンサートがあるようです。
その準備に忙しいと、練習が終わったらそそくさと行ってしまいました。
詳細は、直前にならないとわからないのだろうなぁ。
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TITLE: 若い人
AUTHOR: すみこ
DATE: 03/16/2006 10:25:33
STATUS: Publish
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BODY:
いつもながら、若い人たちが頑張っている様子を見聞きするとほんとに元気をもらいます。

UBで活躍する若者は多いのですが、その一人一人の具体的な活動を知ることは出来ません。
昨日はその機会を得ました。
言葉少なに、控えめに語る彼女の発表に、よく頑張ったね。
最初の困難をあきらめないで乗り越えたことで、大きな自信を得、強くなったといっていました。

こういう報告会に出席するのは初めてです。
いろいろな事情があって今までは出席できなかったのですが、近くに住み少なからずかかわりのあった彼女の苦労をご自身の言葉で聴くことが出来たのは、ほんとに良かった。

彼女は来週間帰国します。
こちらの人たちとのお別れの毎日が続くことでしょう。
心残りのないように。忘れ物のないように。

ご家族は首を長くして待っていることでしょう。
元気でね。
彼女は、はじめて会ったときとかわらず、おしゃれでたおやかな女性です。
その内面は、強くなったということですが、自然体でいる彼女を美しいと思いました。

既に帰国後の準備をしているという彼女は、その賢さと強さとたおやかさで、次の波を乗り切っていくことでしょう。
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TITLE: ハンバーグ弁当の配達
AUTHOR: すみこ
DATE: 03/15/2006 11:40:36
STATUS: Publish
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BODY:
昨夜は、デリバリを最近はじめたばかりのアンティーク パブのお弁当を出前してもらいました。

脱力の後、食事の支度をすることも、出かけることも面唐ナした。
こんなとき、出前があると本当にうれしい。

メニューを聞いて、焼きそば弁当とハンバーグ弁当を注文。
家の場所を説明するのが難しいのですが、ちゃんと住所を伝えることで、あっという間に熱々の弁当が届きました。

住所表示では行けないのは日本人と田舎から来たばかりの人だけなんだ。
タクシーの運転手さんは、地方から来た人が多いから、大きな建物を示してそこから、右、左、まっすぐと指示をして、目的地に辿り着くのが普通ですから。思いがけないことでした。
そうよねぇ、一昨年は、届かないはずの手紙が日本から届いたもの。
住所を伝えるだけで、あっという間に人がやってくるなんて、初めてのことだ。  驚いた!
ウランバーター ホッティンフン(ウランバートルの都会人)は、住所表示でOKなんですね。

余りおなかが空いてないはずだけれど、受け取ったときの熱さが刺激になってぺろりと食べてしまいました。
洋食と思っていたハンバーグで、こんなに慰められるとは思わなかった。
日本人シェフの作った日本人好みの味だからかなぁ。
娘たちにとっては、ハンバーグは既におふくろの味になっているのだから、そうなのかもしれません。

気分が塞いだときに食べて元気になれるのだから、まだまだ、たいした事はないと思ったことでした。

一晩空けて、今日は元気です。
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TITLE: キーワード その2
AUTHOR: すみこ
DATE: 03/14/2006 22:59:18
STATUS: Publish
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BODY:
ナディアがキーワードになるとは、思ってみ見なくて、その突然のスイッチオンに戸惑っています。

ナディアとは、トヨタの車種名です。
母の介護のために運転免許を取り、まずマークIIの中古車を買いました。
そして、次はウインディ。その次が、ナディア。

家族中で気に入りほんとに家族の一員になったような車でした。
そのなじみ方は、物、機械、無機物とは思えないくらい愛着を抱いていたのです。
ナディアの頃には、母はもう一人では座席に座っていられない状態でしたから、夫の運転で私が支えて乗っていました。
母をショートステイに行って貰って、夫と二人で1,400キロを交代で運転して夫の母の元に走ったこともありました。

特に車の大好きな長女は、一番ナディアを可愛がり気に入っていました。
うれしそうに、幸せそうに運転する娘の表情はそばにいてもうきうきでした。
それほど、愛着を持って接したものはありませんでした。
乗るたびにうれしくて、窓から止まっている車の後姿を見るのも好きでした。
こんな風に愛着を持てるような物ばかりに囲まれて生活したい、心して物選びをしたいと思ったことでした。

その、ナディアに今日会いました。
歩いて家に向かっていて後10メートルほどに近づいたとき、後ろから追い抜いていった車がそれでした。
あっ、ナディアと思ったとたん涙が出てきた。

家のドアまでかろうじて我慢して、夫が驚くのを尻目に、わぁーわぁーと泣かせてもらった。
自分でも何でこんなに泣けるのか分からない。
泣くしかない。

何のキーワードだったのだろう。いまだに、よく分からない。
思い切り泣いたので、今はすっきりしています。
夫は驚いたけれど、私が分かっていないのに、「よくわかる」といったのはどう分かったのだろう。
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TITLE: キーワード
AUTHOR: すみこ
DATE: 03/14/2006 15:15:51
STATUS: Publish
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BODY:
エア・ボーン カー・ボーン グランド・チェック ニジェール 山師 警察官 地質学者 地下資源 埋蔵 慈母観音菩薩

日本にいたら、手に取るはずのなかったかもしれない文庫本を、キーワードに惹かれて借りてきました。
面白かった。
女性にとって、残虐で読み進みにくい場面もありましたが、エアボーンから始まるキーワードに導かれて読み進みました。

地下資源を探す技術を持つものにとって、あくなき探究心を満足させるとしたら、ふーん、そうなるか、道を間違えるとそうなるのか。
あくまで学問として捕らえていた人が、何かのチャンスに興味の矛先を変えて、耐え難い困難に向かうことになるんだなぁ。
それも、欲なんだけど、知識欲と物質欲との線引きは難しいなぁ。
そして、最後に、人間の本来持つ良心に帰っていくのか。
勧善懲悪の内容でよかった。
地質探査の領域は、ほとんど私には理解できていないのですが、切り口を変えると、こんなに面白く、魅力に満ち満


の表情はそばにいてもうきうきでした。
それほど、愛着を持って接したものはありませんでした。
乗るたびにうれしくて、窓から止まっている車の後姿を見るのも好きでした。
こんな風に愛着を持てるような物ばかりに囲まれて生活したい、心して物選びをしたいと思ったことでした。

その、ナディアに今日会いました。
歩いて家に向かっていて後10メートルほどに近づいたとき、後ろから追い抜いていった車がそれでした。
あっ、ナディアと思ったとたん涙が出てきた。

家のドアまでかろうじて我慢して、夫が驚くのを尻目に、わぁーわぁーと泣かせてもらった。
自分でも何でこんなに泣けるのか分からない。
泣くしかない。

何のキーワードだったのだろう。いまだに、よく分からない。
思い切り泣いたので、今はすっきりしています。
夫は驚いたけれど、私が分かっていないのに、「よくわかる」といったのはどう分かったのだろう。
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TITLE: キーワード
AUTHOR: すみこ
DATE: 03/14/2006 15:15:51
STATUS: Publish
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BODY:
エア・ボーン カー・ボーン グランド・チェック ニジェール 山師 警察官 地質学者 地下資源 埋蔵 慈母観音菩薩

日本にいたら、手に取るはずのなかったかもしれない文庫本を、キーワードに惹かれて借りてきました。
面白かった。
女性にとって、残虐で読み進みにくい場面もありましたが、エアボーンから始まるキーワードに導かれて読み進みました。

地下資源を探す技術を持つものにとって、あくなき探究心を満足させるとしたら、ふーん、そうなるか、道を間違えるとそうなるのか。
あくまで学問として捕らえていた人が、何かのチャンスに興味の矛先を変えて、耐え難い困難に向かうことになるんだなぁ。
それも、欲なんだけど、知識欲と物質欲との線引きは難しいなぁ。
そして、最後に、人間の本来持つ良心に帰っていくのか。
勧善懲悪の内容でよかった。
地質探査の領域は、ほとんど私には理解できていないのですが、切り口を変えると、こんなに面白く、魅力に満ち満ちているんだなぁ。

日本の本屋さんでずらりと並んで多くの読者を得ているのは、暴力、刺激、欲、殺人、ありとあらゆるものが刺激的に並んでいるけれど、読後の後味が悪くないからなのかもしれません。
といっても、1冊読んだだけですが。。。

余談ですが、こんな内容というのは、モンゴルセンターの職員の人にはどう受け止められているのやら。
あの日本人、こんな暴力的ないやらしい本を読むのかしらなどと思われなかったかと、冷や汗物です。
返すときどんな顔をしようか。
明日返すときに、受け取る職員が内容を知っているかどうかはわかりませんが、ちょっと気にしてしまいます。(笑)
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転居決定

2006年03月21日 | チンゲル亭
困った、困った。
チンゲル亭便りの吾妻屋の季節ごとの写真が撮れなくなります。

というのも、長らく親しんだチ○○○テイ地区にあるアパートを引き払うことになりました。

買い物に便利な中心地区に、手ごろな部屋を見つけました。
昨夜、夫と通訳さんとで、夜の環境を見て決めました。
部屋に居るとなぜか心地がよいというのが一番の理由です。
そして、部屋を改装したばかりで、先住の人が居ないのです。
夫が大いに気に入ったのは、バスタブが大きく、ゆっくり足を伸ばして入れるものが設置されているということです。

2ベッドルーム、キッチンとリビングが独立している、ベランダにちゃんとガラス戸の覆いが付いていて、一つは夫の喫煙ルームに、一つは、物置と冬場のチルドルームに使えそうです。

パソコン対応の広い机あり、フロア置きの電気スタンド、大きな鏡、大きなクローゼットタイプの洋服ダンス、そのほかに整理ダンスあり。
きっと、海外生活を経験した大屋さんなのでしょう。
水周りが、新しくタイルがぴかぴかです。
気持ちよく、すごせそうです。

この部屋を見る前に、直ぐ上の階の部屋も不動産新聞で探して見せてもらったのですが、まだ人が住んでいて、モンゴル人好みの内装で色の使い方が派手で落ち着かないものでした。その内容に比べて月に1,000ドルというべらぼうな値段でした。

その一階下ということで、期待をしないで見せてもらったのですが、思わぬめっけもので下。

予算より100ドル以上高い家賃設定でしたが、交渉の結果すんなり言い値の700ドルに決まりました。
契約書はEmailで送るということで、気が付いたら3月31日に引越しになりました。

鍵が心配でしたが、4本すべてこちらに渡してくれるということで、安心です。

  =付帯条件=
双方の理由で部屋を明け渡すときは2週間以内に申告する。
万一、泥棒が入ったときは、お互いの被害については保障しない。
家賃には、家具使用料として、10ドル、共益費、給水、給湯代金を含み、電気、電話代は含まない。
記載のない事項について問題が起こったときは、双方で相談の上決定する。

この最後の、1行は肝心で、これがないとひとたび問題がおきたとき、困ることになるのだそうです。






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吾妻屋

2006年03月20日 | チンゲル亭



1年半、親しんできたチンゲル亭の吾妻屋です。
夏になると、大家さんの一族が夜遅くまで、ここでバーベキューを楽しみ、毎日10時過ぎには隣の階段にある私立保育園の子どもたちが散歩をする。
前回の滞在の時には、レトリバーの花ちゃんが散歩に出てちょっと腰鰍ッたり、カメラを抱えて庭の草や、子どもたちの写真を撮りました。

花ちゃんや甲斐ちゃんを預かって念願の犬の居る生活をほんのちょっとだけ楽しめたのも、この庭のおかげです。

広々として明るくて、安全で、日本語が通じる。

何が不満で、引越しをしたいのか。
ふと、心の中のスイッチが切り替わったのですが。。。

この条件と、買い物に便利な中心街にあるアパートでの生活とどちらが快適なのだろう。

引越しを考えているのが分かったのかと驚くようなタイミングで、突然、便器を取り替えますといってきた。
今週末は予定があるので、来週にしてといったら、踊り場にぼろぼろのダンボールに入った便器をそのまま置きっぱなしである。

カビは、どうするつもりなのかなぁ。
言っても言っても、「ハイ」と返事はするが、なしのつぶて状態には、これがモンゴルと鷹揚に構えて待っている限界に来た。

果たして、モンゴル語の大家と窓の外は他のアパートしか見えないという所で、鍵はきっと全部は渡してくれないだろうというアパートに本気で住むつもりなのか。
やはり、前のところが良かったということになりかねないのも、予想できる。

気にかかっているアパート歯大家と連絡がつかなくて、夫と夜状況をまだ見ることができませんが、その部屋は、どの基準で手を打つことになるのだろうか。
その部屋は、他の部屋にない不思議な落ち着きがあることは確か。夫と見て問題点が見つからなければ、引っ越すのだろうか。

この連絡が取れ次第になるのかなぁ。
それにしても大家と連絡がとりにくいのは、ちょっと心配。

迷え、迷え。きっと、良い展望が有るだろう。




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コーヒーうらない

2006年03月19日 | チンゲル亭
お友だちの友人のトルコ人女性に連れられて、トルコ料理の店に行きました。
イフデルグール~5分ほど歩いて、センターャCントという建物の向かい側でした。
暗い道を、前の人の肩を見ながら歩きましたから、昼間にいけるかなぁとおもいますが、そういえば一回も曲がらなかったから、大丈夫でしょう。

本当は、土曜日に行ったら、葡萄の葉っぱで包んだ特別料理が食べられたのですが、都合の悪い人が多くて、今日になりました。
その、特別料理は、毎日は出さないのだそうです。
シシカバブというのは、トルコ料理だったのですね。

シェフの計らい料理で、楽しく頂きました。
ハーブが良く効いて、塩分控えめだったのがうれしい。
これがオリジナルな味付けなのかは聞きそびれました。
塩分のきついモンゴルのレストランの料理の中にあって、うれしい味でした。

最後にシェフのトルココーヒー占いをしてくれました。

いつかテレビで見たことがありましたが、あの占いはトルココヒーだったのですね。
運ばれてきたコーヒーは粉が沈むまで3分待ってくださいといわれました。
小さなデミタスに入れられたコーヒーは、苦味のない後ろに酸味の隠れているような平板な味でした。
夫の入れるコーヒーが少し濃い目で苦味のあるものだからでしょう。

沈殿している粉を底に残して呑み終えたら、ソーサーで蓋をして、3回水平にまわします。
そして、よーくお皿を押さえて、中身がこぼれないように縦に1回まわします。
そして、ソーサーを下にしたかたちで5分間待ちます。

さて、シェフの登場。
カッブの底や壁に残ったコーヒーの粉のもようで占いをします。
シェフは、目で見るというより、頭の中に有る目で見ているという感じでした。

私の、占いは、いつもいつも考えている。悲しいことがあるけれど未来は開けているということでした。

夫は、田舎に行くと危ない。ソーサーに残った形は、女性が美しい姿で座っているように見えました。
これが何を意味するかは、自分でイメージしなさいということでした。

ソーサーについての私への言葉はありませんでした。
取り立てて何もなかったのか、悪いことがあったのか、分かりません。。。

次々に、それぞれの占いをしてもらって、みんなそれぞれ思い当たる節が有ったりなかったり。。。
日曜の夜のお楽しみでした。
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4月6日組

2006年03月19日 | チンゲル亭
     ウランバートルにあるモンゴル唯一のボーリング場








     商品


               

私たち昨年4月6日UB到着組の、親睦会兼送別会でした。
名幹事の元にボーリングと会食の夕べでした。

ボーリング場は、4レーンありますが、そのうち2レーンは、故障中でした。
一応コンピューター制御で、点数も天井のテレビ画面に自動的に出るようになっています。

ただし、それらがスムーズに動かないため、間延びしたゲーム運びになってしまって、2ゲームのつもりが1ゲームの対戦になりました。
若い頃相当鳴らしたボーラーもいたのですが。
いかんせん、古い施設で、ボールのコントロールが思うように行かないため、皆さん頭を傾げていました。

いろいろな悪条件の元、ゲームを楽しみました。商品も出ました。
私たち夫婦は、くじ引きで当たったペアの相手が良くて、私の組は優勝、夫の組は準優勝でした。
心を込めて選んでいただいた商品は、1位はモンゴルのDVD 2位はモンゴルのCD 3位はモンゴルもようのTshat、ブービー賞は、もんごるのDVD ブービーメーカー賞はフェルトのスリッパでした。

個人の最高点は、10フレームで見事逆転した、私のパートナーでした。
逆転されたのは,夫のパートナーです。

体を動かし、ボールの行方に一喜一憂して、大きな声を上げて、皆さん心地のよい憂さ晴らしが出来たようでした。

ほんとに楽しかった。
幹事さんお疲れ様でした。

1年の任期でこられて間もなく帰国される方も、なにやら別の仕事で舞い戻ってこられると伺って、次回の集まりは、歓迎会になりそうです。

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日本語春祭り

2006年03月18日 | チンゲル亭
          モンゲニ学校 日本語春まつり





日本語とモンゴル語で司会            浴衣とエレキギターと日本語の歌





手作りの舞扇             日本語の歌              傘地蔵  


モンゲニ学校で、日本語春まつりがありました。

SAVE THE CHILDRENで、日本語に携わっている関係で、日本語という言葉に反応して、どんなことをするのか見物に行きました。

場所が分からなくて迷居、遅刻してしまったので、低学年の子どもたちの発表を見逃してしまいました。残念!
写真は、11年生の歌、浴衣を着ての踊り、傘地蔵、お結びコロリン、寸劇入りの歌などを見せてもらいました。
浴衣は、日本大使館に供えてあって、お借りできるそうです。
その他、青年海外協力隊の備品でもある着物を着ている子どもも居ました。

11年生というと、来年は大学生です。
しっかり大人になった顔でお結びコロリンのねずみに扮して、頬にねずみのひげを描いての大奮闘です。
懸命に演技して、しかも日本語でせりふを言うのはさぞ難しかったことでしょう。
赤丸の中にいる指導者の日本語教師は、さぞ大変だったことでしょう。

SAVE THE CHILDRENの子どもたちにも、こんなお祭りをしてやりたいです。
まだまだ、道は遠いけれど。。。

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アパート探し

2006年03月17日 | モンゴルについて
「いやだー」と思ったまますごすのは止めて、アパート探しを始めました。

今住んでいるチンゲル亭は、庭があり、ボクト山の眺めが良し、あかるい、朝日、夕日が見える、門番がいる、今まで何の事故もなかった。
それらの好条件は、これからどう探しても見つからない条件かもしれません。
少し、発想の転換をして、このまま我慢するか、新しい住まいで今までと違う生活をあと1年するかどうか、考えています。

引越しを考えているといったら、「何が不満なの?」と一様に尋ねられます。

それらの好条件に比べたら、つまらない不満ばかりが積もり積もっていることは確かです。
このまま、我慢してすごすには1年は長い。

いろんな部屋を見せてもらいつつ、今住んでいるアパートより好条件のところが見つかったら、引越しましょう。
若し見つからなかったら、大家さんともう少し強気で交渉して、少しでも環境を良くして貰うことにエネルギーを出そう。

それにしても、ツェギーの精力的なこと。
昨日は、車もあったことで、あっという間に4件を見せてもらいました。
モンゴルにもボツボツ出始めた、不動産屋の女性が取り仕切っている物件が3件。
彼女は不動産を紹介するだけなのか、それとも、これから何かのかたちで係わって便宜をはかってくれるのかは、まだ、わかりません。

私たちの探すのは、安全が一番、家賃700ドルまで、2ベッドルーム、バスタブありが最低条件です。
もちろんそのほかにも、あれこれ、チェックをしていますが。
今のところ、帯に短したすきに長しです。
一軒気になるところは、今夜、暗くなってから夫も伴って、見に行くつもりです。

疲れるけど、心が動く物件がないわけではないことが分かってきて、少し楽しくなってきたところです。
ツェギーさん、ありがとう、頑張ろうね。








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SAVE THE CHILDREN

2006年03月16日 | チンゲル亭
 SAVE THE CHILDRENに行き始めて、今日で19回にもなりました。
去年の10月6日にスタートし他のですから、お正月を一ヶ月休んだとしても、来週が20回になるということです。

そのうち、一人だったのは最初の4回だけ。
もう14回もKさんとのコンビネーションが続いているのです。
そんなに回を重ねたことになるのか、数えてみて驚きました。

今日の日本語は、「これ、それ、あれ」。
そして、新聞で作る手裏剣。

二人とも自分の担当の準備をするのに精一杯で、お互いを手助けをするゆとりがないのですが、それぞれを一生懸命こなすことによって、一時間の授業を作り上げています。

今日は、日本モンゴルセンターの村上先生が最後のご挨拶にいらっしゃっていました。
来月には帰国し、次の日本語教師とバトンタッチします。

出来上がった手裏剣を外で投げっこしている楽しそうな風景をお得意のカメラに収めてくださいました。
前回いらっしゃったときは、私の授業風景を撮ってくださいました。
今度は、Kさんの指導の様子や子どものうれしそうな動きのある様子を撮って下さいました。

私の「新聞で。。。」という考え方をKさんに理解していただいて、先週から新聞を使って、折り紙を子どもたちに教えて下さっています。
いろいろと頭を悩ませているKさんに感謝。
素人の私が言うのは、はばかられることですが、Kさんもずいぶん教え方が板についてきました。
肩がなだらかになって、笑顔が増えました。

最強のおばさん軍団が間もなく誕生です???

と、自分を励まし励まししている今日この頃。
毎日の綱渡りのようなサバイバル授業に、冷や汗たらたら、今日でおしまいかなぁと自信喪失したり、毎週、心が忙しい。
これって、最後まで続くのかなぁ。。。。。
強気になるとそれと同じ大きさの反動が来るのよね。





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