風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

合吟

2018年01月18日 | 詩吟
同じ女性同士で、合吟することによって、お互いに影響しあって、声の量が増えました。

こんな経験は、初めてと喜ぶ彼女。

その反対に、女性のわたしと男性の一本の人との、やり取りは、音程を掴むのに、ご苦労さまです。

課題詩が終わると、それぞれのテーマを、時間をかけて、取り組みます。

  声を前に出す。

あっという間に出ました。
比べる人、ちょっと前を行く人が居ると、効果的です。


  形を覚える。

手の上がり下がりと、前に滑らせて、同じ高さを示し、同じ高さが続くときは、巻き上げるような手ぶりで、声の浮力を付けて発声をするようにと助言すると、視覚的にとらえて、体がより良く覚えます。



身につけ、覚えるために、耳と目を総動員します。

フルメンバーとゲストさんとで、にぎやかに教室の写真を撮りたいねぇ。


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声の高さ

2018年01月17日 | 詩吟
男性の、低い声の高さを把握するのに、試行錯誤中です。

練習時間が進んで、喉が柔らかくなってくると、伸びやかに高い声が出せるようになるので、高さの特定をするのには、まだ、様子を見てみましょう。

以前も、なかなか高さが決まらなくて、回り道をしてしまった経験があります。

安定して、声が出せるようになるまで、本当は、近い高さの先輩と合吟をするのが、高さを掴む早道なのですが、如何せん、男性と女性の声の差があって、ご苦労をかけています。

当分は、音の高さを気にせずに、出る声、出た声で、練習進めましょう。

「○本です」と言ってしまうと、数字のマジックにとらわれてしまうようで、本意の高さと、実際の高さのちがいが、吟詠に影響を与えるようです。

このあたり、未熟な私は、知恵と知識が足りません。
共に、に試行錯誤です。
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声の量、強さ

2018年01月16日 | 詩吟
声量と声の震えを課題としている方が、目の前で、力強く震えない吟声を出せるようになった現場に居合わせました。

長年、ご自身でも、気にして改善をと努力なさっていたのは、しっていたので、どれだけうれしかったことでしょう。

その教室の、指導者さんも、さぞうれしかったことでしょう。
たまたま、居合わせた私も、その方が、悩んできてことを知っていただけに、良い指導を受けられてよかった、今まで、助言し続けてきた他の指導者さんも、言い続けてきたからこそこの日が来たと、喜んでくださることでしょう。

謙虚に自分を見つめて、教えを乞うと言うこの方の姿勢が、良かったのですねぇ。


芦孝会内のどの教場にも、好きなだけご指導を受けに行くことができるというシステムが、ここで花開いたという瞬間。

寄ってたかって教え合うような雰囲気では、乱雑になりがちなところを、指導者が、穏やかな雰囲気で、包容力を発揮なさっているので、穏やかに物事が進んでいると思いました。

この包容力は、私にはないところで、見習わねばと思います。


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痛みからの解放

2018年01月15日 | 体を整える
先日の整体で、教えていただいた体操のおかげで、腰から首にかけてのしびれるような,電気ビリビリのような痛みから二日で解放されました。

その痛みが来る前には、左だけでなく、むしろ日頃は痛みの無い右膝の痛みが強くなっていました。

椅子から立ち上がって、歩きだすときの老人力たっぷりの歩きだしは、大したものでした。

今日は、電車の椅子から立ち上がるとき、歯医者の椅子から立ち上がるとき、スムーズに立ち上がり、歩き始めても腰の伸びた姿勢が保てるようになっていました。

たったあれだけの体操で、驚きです。

これを知らなかったら、ぎっくり腰で整形外科にかかっていたなと、思います。

体が緩んでくるのは、悪いことではないのです。体はいち早く季節の変わり目を察知して、まず、体を緩めるのです。
そして、また新しく、引き締めて、次の季節にあった体に変えていくのです。

まだ、じぶんで、不都合を察知して、自分で治すことができないので、勢い、山田先生の操法で、治していただき、体操を処方してもらうことで、やっと治すことができます。
少しずつ、自分でできることを会得していって、年だからとあきらめないで、せめて、今の状態を維持する。そして、あわよくば、改善へと導いていく。

いくつになっても、改善の余地があるということを知ると、頑張ろうと思いますが、そんな時、すかさず、先生は、「頑張らなくてもいいのです」と言って下さいます。

そして、胸が開いたことで、歯医者の治療中、必ず、咳が出そうになったりするのは、口を開けていて、喉が乾燥するのではなく、こわばりで、胸が狭まることで、咳が出ていたのだなぁと、わかります。

体の精妙な動きを知り、何かあるたびに、いろんなところが繋がって、影響しあっていることをまた、実感しました。

また、今日の歯科治療では、こんなに咳が出なくて、つばがたまりにくくて、楽に受けられた治療は、久方ぶりでした。
「としをかさねたから」と、あきらめていたことが、そうでは無かったとわかります。

体調が整ってきたおかげで、お口の中の状況も、出血がなくなり、かなり良い状態を保ってきたことを褒めていただきました。
気を緩めないで、清潔を保つよう毎食後の歯磨きを怠らぬよう、元に戻さないようさらに努力です。

もう少し早く、この先生にも出会いたかったなぁ。

周りに、寛容に受け止めてくださる諸先輩をありがたく思い、さて、自分は、その寛容に甘えてばかりはいないかと、問うてみる。



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プログラム到着

2018年01月13日 | 詩吟
第31回 日本詩吟選手権大会(首都圏本部決戦大会・第1会場)のプログラムが届きました。

東京芦孝会からは、6人の出場です。

予選と同じく、本数別の選抜となります。私は、6本で、出場です。

前回のコメント・アドバイスのプリントを見直してみました。

よく読むと、正反対のコメントがあるので、良い方を信じましょう。
そして、悪い方のコメントは、おそらく結句の力が足りなくなってきたところに原因があるとみて、その、改造に知恵を出し、声を出して練習をしようと思います。

コメントを初めて読んだときは、褒め言葉のほうが先に書いていることもあって、良いことづくめだから、私のこの吟詠で、良いのだというを自信につながりました。
こんな風に認められるなら、これで十分だと、あやうく、上への挑戦に興味を失いかけました。アドバイスをつまりまずい部分をよく読むと、まだまだ、改良すれば、もう少しランクアップする吟詠ができそうだと思い始めました。

手助けを頂きながら、また、更に頑張ってみようと思います。

特に「結句の音程が不安定」と言うのには、緊張しすぎていることもそうですが、結句までに、力尽きてしまって、声の支えが不足していることがら来るのだと思うので、絶句体力を付けねばと思います。

今ある力の配分という消極的なものでなく、今の転句のエネルギーに相当するものを、結句にもつける方向です。
できるかな?

相当難しいと思うのですが、まだ、吟詠体力は、あると思う。思いたい。思いたい...

吟詠体力とは、声の体力もありますが、それ以上に、心の体力のほうが、大事です。
最後まで、持続するためには、練習をこれだけしたという自信もその一つ。そのほかには、何があるだろうか。

せっせと、練習に励みましょう。




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コーチ

2018年01月13日 | 体を整える
季節の変わり目に、いつもお聞きする「その季節のトップシーズンには、もう、体の中では、次の季節の準備が始まっている」

自然の中で、営まれるのと同じことが、体の中でも行われていて、次の準備が始まると、時にアンバランスが起こって、体では、痛みや、咳などの症状が起きてきます。

そんなとき、体の動き、あるいは、自然の営みを知らないでいると、大きな障害が起きることとなります。

順調に見えていることがらの中にも、深い部分に変調が起きていて、それを察知する力が、あると無いとでは、生活の質が損なわれたり、まして来たりするようです。


気持ちのあり方も、ふとしたことで、乱調となり、何時もならできることができなかったり、失敗したり。


心と体、そして自然界の営みに、絶妙な関連があることを、いつもながら、感じます。

二日前の、絶望的な痛みは、今日は、ほぼなくなりました。
助言と、体操と、あと2~3のこころみでが功を奏しました。

井本整体を知らなければ、私の体はどうなっていたのだろうと、思います。

おかげで、マイナス思考に陥らず明るく、お気楽に過ごせています。

「コーチ」が、居てくれることがどれだけ安心なことかを、また、実感しました。




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一番寒いとき 68候

2018年01月12日 | 体を整える
1月11日ー1月15日ころ


季節の一番厳しいときに、すでに春の動きが始まっている。


昨日、数年ぶりに寝違いをお越したらしく、朝、首から腰まで痛みが走り、起き上がり辛く、出かけるのに、難儀をしました。

そのことを、今日、山田先生に伝えると、春の準備に腰が緩み、その影響があちこちに出ているのだと説明を頂きました。

今日の操法と、終わった後の体操では、背骨の8番に意識を集めるように、体操の指導を受けました。

肩も内側に丸まっているので、自然と肩甲骨も開いているので、その体操で、肩の前面のこわばりと巻きこみが、改善されました。

ちょっとした体操なのですが、その奥の深さは、はかり知れなくて、自宅に帰って自分でするとなると、なかなか、手こずるのです。

ャCントを意識して、偶々当たると、先生の手の支持で、難なくできた時と同じ爽快感が味わえます。

昨日の、56番と6番のお話をすると、「詩吟もおくがふかいのですねぇ!」と感動なさいました。
そして、私はと言うと、整体の何気ない腕の上げ方や、ひねり方に、ほんのちょっとの違いで、ャCントを実感し、からだがわらわらと、ほぐれてきたり、違和感満載になったり、井本整体の奥の深さを目の当たりにしています。

山田先生と知りあって、8年になるのでしょうか。こんなに長いお付き合いになるとは、思っても見なかったのですが、知るほどに、先生のお人柄、そして先生の信じて、つき進んでいる井本先生と井本整体が本当に良いものであることを、何かの度に感じています。

西洋医学的には、問題のない私の体も、整体の観点からすると、問題だらけの体ですが、それが顕在化する前に、改善して、元気に過ごせることは、嬉しい限りです。

孫たちとの幸せな時間にゆるみ切った心身を、腰に緊張を与え、バラバラになりそうだった、あっちこっちを呼び寄せ、引き締めて、すっきりした体によみがえらせました。

昨日のあの強烈な痛みが、続くとしたら、生活の質はガタ落ちです。
タイミングよく、予約が近くにある日でよかった。


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譜№ 56と6

2018年01月11日 | 詩吟
今まで、聴いた中で、最高の56番と6番に出会いました。

声の良さでは定評がありながら、ご自身の吟詠には懐疑的で、詩吟は好きではないとおっしゃっているかたが、近くにある新年会で発表する吟を聞かせてもらった時のこと。

「静夜思」 李白作 の起句の56ばんと、結句の6番。
しっかりと支えられた響きのある声で、中音の意外にも難しい微妙な揺りと伸ばしと、フェイドアウトを、完璧にとらえていました。

その二つで、静夜思の吟調が表された如くでした。

最近、めきめきと上達してきた件のお方は、だんだんと音程を掴んできたし、その声の良さが強調されて、魅力を増した吟詠をなさるようになっています。

破天荒なところがあるがゆえに、そのしっとりとした中音の響きには、魅力があります。
いやだいやだと言いながらも、やめずに続けてきていた間に、いつの間にか身につけたものと、もともとのその方の持前が、きっちりと融合したのですねぇ。


どうか、「嫌い」とおっしゃらずに、今少し、詩吟の練習を続けてくださると、もっと、もっといいことがあるはずです。

どうか、夢青葉に飽きること無く、遠いところからですが、通ってくださいませ。

夢青葉のメンバーと、喜びあいましょう。

こんな場面に居させてもらって、本当にうれしい。
手放しで、誉めすぎたかもしれませんが、そのくらい、完成された56番と6番でした。

そして、来週の第三木曜日の、若い指導者の薫陶も受けて、そして、先輩として、始まったばかりの指導者さんへおおきな応援を願います。
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やってるつもり

2018年01月09日 | 詩吟
今年初めての、吟詠練習。
緩み切った気持ちを切り替えることができました。

そのように吟じているつもりでも、相手にそのように伝わらなければ、やっていることにはならないんだよということがあって、そのためには、自分としては大げさなくらいに、表現しなくてはならないことがわかりました。


譜33番の七でのばして、六に落とす。祖の七の最後の音に伸びやかさと力強さを持たせたい、持たせていると思っていたのですが、ちっとも、相手に届いてない。

このくらいの力で、声を押せばよいという私の思う「このくらい」が、体の使い方が不十分で、10の力の3ほども出せていなかったことがはんめいして、もう一度母音を言いなおすくらいにして初めて、目論んだ吟詠ができるのです。


「やっています」と言ってしまわないで、聴きなおし、吟じなおしをして、初めて、私の声を出すエネルギーが足りてないことがわかる。


いつも言っていることですが、「やっています」「はい、そうですか」で、決して終わらせてはいけないことを自分自身で、体験しました。


ありがたきかな、ありがたきかな。

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東京芦孝会 東大島教室初吟会

2018年01月07日 | 詩吟
   公益社団法人 関西吟詩文化協会公認 東京芦孝会
           東大島教室初吟会




「健吟」とは、野田 芦孝会長が創作の言葉で、健やかに吟を、そして、百歳までも歌い続けようという願いを込めて、会長自ら筆をとっておられます。

書に添えられた今年の深川七福神めぐりの手ぬぐいと凧は、会長自ら心を込めて調達されお持ちくださいます。

この書は、その思いを受けて、毎年、会員さんが、持ち帰り、家に飾るのを楽しみにしていらっしゃいます。



東大島教室の初吟会では、毎年、野田芦孝会長は和服を着用です。
会員さんの女性も三人ほどが、和服で参加でした。

華やかに穏やかに、今年の一年がご酒の乾杯と拍手で始まりました。

参加会員さんは、一言コメントの後、一吟をいたします。

 おめでとうございます今年も、健やかに吟道に励みましょう。

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