風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢松風

2018年06月20日 | 詩吟
新人の三人が揃って、書類提出をしました。関吟の会員への一歩を踏み出しました。

先輩会員さんたちには、申し訳ないのですが、三人揃っての新人さん対応として、「川中島」をある程度になるまで、続けて練習をいたします。

今日出席なさったゲストさんには、新人さん対応の場をモットーとしている教場なので、新A2のテキストは、脇に置いて、夢組方式で、参りますと、告知いたしました。

最初に一つの吟をきちんと習うと、あとが、とても楽です。
先輩さんたちの、詩吟の数、スキルアップは、脇に置いて、一時ストップとなります。

特に、数字には、興味の無い会員さんたちなので、これもありと、致します。

今日は、いつものゲストさんに加えて、二人多い8人の出席です。

女性と男性の声の飛び方を、新人さんに向けに並んでいただき、合吟の時より、声を拾いやすくいたしました。

隣の声に耳をそばだてるより、後ろ、あるいは正面から届く声を、体で受け止められるように並ぶのが、効果ありと、考えます。

夢松風,夢青葉の始まりの日々を、思いだしています。




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須藤明実先生

2018年06月19日 | 論語と
療養中の須藤先生に会いに、ご自宅に生徒二人で行ってきました。

いつもの先生でした。

体を休めながらも、頭はフル回転しているようです。
復帰したら、あれも、これもと、授業計画やら、取り上げる題材やらを、お話の切り口やら、ありとあらゆることを考えていらっしゃる様子。

愛犬の歩歩(ぽぽ)ちゃんは、やっと慣れて、つぶらな瞳で、見つめてくれるようになりました。
そして、ワンちゃんは、ご主人様を見上げるので、首が凝っているのだと何かで、知りました。
そのあたりを、マッサージして触りまくっても、嫌がらずに喜んでくれました。

猫の匂いをさせているはずの私にも、警戒心がありません。猫が好きなワンちゃんだそうです。

我が家の13年物の梅干しが、そろそろなくなるとの話題から、先生の内には、13歳で、漬けた梅干しがまだあると、見せて頂きました。
もう皮だけになって、結晶した塩がいっぱいありました。

駅への送り迎えは、何時もご主人さまが、気軽にしてくださるので、恐縮しています。


確実にお元気になっている様です。 復帰を楽しみにしています。



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新座市吟剣詩舞道大会

2018年06月16日 | 詩吟
第6回新座市吟剣詩舞道大会 6月16日(土) ふるさと新座館ホールにて

「峨眉山月」 詩舞の伴吟を務めさせていただきました。


終わった後、私は、下手から、彼女は、上手から退場して、舞台その長さのまま廊下があるところで、あっちとこっちから、大興奮で、近寄ってきて、ハイタッチをしました。

あまり表情を表さない彼女が、あっちの方から、私めがけて、満面の笑みで、万歳しながら近寄ってくる様子は、すべてを表していました。
私も、一緒になって喜びあいました。



  こんな顔を、彼女からみせられるとは、
なんて、嬉しいことだろう。
伴吟冥利に尽きることでした。


舞い手のSさんは、いろいろと役割があり、事前から忙しい日々を送っていて、当日も、朝から何かと、落ち着く暇がないと聞いていました。

幸い、手合わせをする時間が取れて、前回の練習の時、うまくいかなかったところが、納得できたので、ある程度安心して、出番を待っていられたようでした。


今朝は、開演1時間前に会場に着いて、一人で、着替えをするつもりでいましたが、ちょうど、先生も、彼女もお手隙だったので、着替えを見守ってくださいとお願いしました。

あんなに練習したのに、たどたどしい様子に、先生も、彼女も、いつしか、着替えの手伝いをしてくださっています。

襟の重ね方、上前と下前の合わせ位置、襟の抜き方、緊張の中にも、穏やかな気持ちになってきて、気持ちの良い気付けができあがりました。

帯は、半幅だから、一人で、思いっきり締め上げて、結ぶことができました。
袴の丈が短いので、帯を下げ、袴の位置も下げで、舞台下から見ても、それほどみっともない着丈になりました。

伴吟は、動かず、終わったら下手から、すぐさま退場をします。
前だけを観客に見せるのだからとの、手抜きは、許されないなぁと思い知る。

先生と彼女に、手助けしていただいて、良かった。
お互いに、気替えながら、気が整ってきて、舞台袖で、まっている間も、気持ちが寄り添ってきました。

シャイな彼女が、やっと、気持ちをほどいてくれたなぁと実感しました。

お互いの緊張が、良い具合に、鳴り響き、途中伴奏CDの音が消えたりしましたが、滞ること無く、舞終え、吟じ終えました。

良い時間をありがとうございました。

襟をなおしながら、先生からも「気」をもらったなぁ。

仲間内の、打ち上げも、楽しく穏やかに、いろんなものを発散して、良い機嫌で、帰りました。

今日は、他の出演者さんが、、音響さんが間違った伴奏を流したのに、見事にリカバリをはたしました。、はぁ~、すごいなぁ!と、感動。
なぜなら、彼は、2本。流れた伴奏は、6本で、曲目も違っていた。
伴奏が違うとの申告は、しても良かったのでしょうが、上手から登場する先生が、すでに出ていたので、止められなかったのだそうです。
しかし、すごい、おそらく先生は、そんなこと露ほども気にせず舞い終えられました。
気が付いたのは、仲間内だけだったかもしれません。

そして、いつも本番に素晴らしい剣舞を舞う方も。あれもこれも、良いなぁ。

いつも、安定した変わらぬ吟詠をして、私たちを引き締めてくださるもう一人の吟者にも、支えられています。
小西如泉先生も、満足のことでしょう。

今日は、良い会でしたねぇ。




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福祉詩吟 ラメ[ル

2018年06月14日 | 詩吟
スマート詩吟は面白いhttp://blog.goo.ne.jp/junsashikata

指方先生の福祉吟詠教場へ

今日は、メンバーは全員欠席で、指方先生と柳田さんと私の三人。
お二人は、障害を得た方ですが、こだわりを持っていらっしゃらないように見受けられるので、こだわりなく、話ができます。

今日は、練習はもちろんですが、秋に予定しているラメ[ル文化祭の台本についての意見交換など、運営部分の話が進みました。

オブザーバーを決め込みたい私も、何時しか、メンバー同等の扱いをしてくださっています。


改めて、指方先生の考え方を認識する機会があって、その文章を、掲げてみます。






     指方先生に初めてであったときに、頂いたレジメ 1ページと8ページ
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福祉詩吟

2018年06月14日 | 詩吟
昨年、「福祉詩吟」でお目にかかった女性が、沖縄で、カフェを開こうとしている。

40才脳出血半身マヒ日記
      http://3721428.blog.fc2.com/archives.html

すごく前向きで明るい方だから、沖縄の空の青さと、暖かさに助けられて、お店をオープンするに違いない。

おいおいに、HPも充実して、いろんな情報を発信してくれることでしょう。

楽しみにしています。

作成中のHPは、こちら。http://r.goope.jp/hrcoffee2018/about
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和歌が近づく

2018年06月13日 | 詩吟
2016年4月20日 
その日は、夢松風のお稽古の日。
帰りに私は、『「一駅我慢」と「だるまさんがころんだ」以外に、何か手はないかと、思いを巡らせる。』と言っている。


あれから、2年経っている。

何か手はないかと、模索していたが、それ以上の手は探せてない。

ただ、この処、伸びやかに、(そのころよりは、と、注釈が付くけれど、)声が出るようになったと思う。

体力任せができなくなるにつれて、省エネの声の出し方をするようになったのと相まって、限りなく丹田へと、意識を集中することができるようになったことかな。


効率よく、燃費の良い発声ができるようになったのかなぁ。。。。。


深息法と、前と後ろの支えが均一になったことで、出せるようになったと思う。
そうなったのは、山田先生のご指導と双方による「人体力学井本整体」のおかげです。

それでは、かねてからの懸案である和歌に取り組みましょう。
先月は時間切れで、行えなかった和歌を教場で、恥をかきながら、始めることにいたしましょう。

教える立場って、辛いこともあるねぇ。恥ずかしいことも、あるねぇ。

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しっているのにやらない

2018年06月13日 | 徒然に日々のことを
「たった5分で体が変わる すごい熱刺激 」井本邦昭著


知っているのにやらない。もったいない。

知っていても、身に染みていないから、つい、今までの慣れたやり方を、やってしまう。

それで、困って、助けを呼ぶと、それって、知ってることでしょ?

でも、データとして知っていることは、本当には知っていることではない。

知っているってことは、困ったら、思いだして、使えるってことだ。

「書き留めて、忘れるなら、それは、大したことじゃない。」んだけど、本当は、大したことだったのに、忘れる、だから使えない。

その時は、大したことではないと思ったんだね。高をくくったんだ。

ピンときたことばも、その時は大発見だと思ったんだけど、時が経つと、色あせてしまうこともあるしね。

その時、体に刻む、頭に刻むことができたら、次に生かせる。
なるほど~とおもっても、なるほど~のことばに乗って、飛んで行ってしまうこともあるんだ。




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中耳炎

2018年06月12日 | 体を整える
右の耳に栓をしたような違和感を、この処ずっと感じていてました。
耳の聞こえも悪くなっているようで、いよいよとなって、耳鼻科の受診をして、今日で、三回目。

この2週間で、抗生物質を飲んで、三回目の今日、医師から完治とお暇を頂きました。


そのことを、山田先生に言ったら、「熱タオルで、なおりますよ」と、こともなげにおっしゃる。

そうだ、薬は飲まないで、自分で治すということを教えられながら、いざとなると、西洋式ドクターへと、考えもなしに行ってしまう。

何かあれば、メールでも電話でも受けてくださるのに、お忙しいとわかっているので、つい、易きに流れてしまいました。

たいがいのことは、先生のご指導が、頭に浮かぶのですが、今回は、余計な不安感を自分であおってしまったものだから、正しい選択を誤りました。

こんな時こそ、山田先生なのになぁ。


先生の指摘された2か所に、熱タオルを当てる。

症状の出るところは、「とどのつまり」。
警告を発しているのだ。
井本先生は、その警告の発し方と、体を外から眺めるだけで、すべてを読み取ってしまうらしい。

熱タオルは、首の根元に。そして、少し冷めたら、耳の後ろに。
いきなり、耳では、刺激が強すぎるのだと。

首に滞りができると、その上にある、喉、耳、鼻、頭、すべてに悪い影響があり、それぞれの、弱い部分が、ネをあげる。



湿度とのかかわりもあるでしょうし、風邪をひいた覚えのないのに、中耳炎で、耳に水がたまっているとの診断が下りたということは、何か必要があって、そうなったのです。と、山田先生。

熱タオルで、耳のつまりがなくなった。
鼻が通るって、ここまで心地よいものなのか。
あら、頭も重かったのね!



井本整体の教えも、わかったと思ったら、するりと手から逃げてしまいます。
あわてて、山田先生に具体的な例を挙げて、ご指導願うことになる。
また、わかった気になる。

わかったと思うと、わからなくなる。

これ一本で、人生を終えると、決めても、思いきれないもどかしさ。



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習うより慣れよ

2018年06月11日 | 徒然に日々のことを
呉服屋さんの店員さんで、気さくそうな人に聞いてみた。
「慣れるしかないですね。」

たしかに、「習うより慣れよ」なんですね。

それで、今週末の新座市吟剣詩舞道大会の伴吟の衣装を、袴に決めた時から、あれこれと小細工をしていました。

その子細工に加えて、やはり、何といっても、慣れることと思い定めて、毎日1回は衣装を着て慣れようとしています。

プロの着付けを頼むこととなると、負担もそうだけれど、アップにした髪型がしっくりとこなくて、水商売っぽくなってしまうのは、長女にも同じことが起こります。

さりげなく、きちんと感を出すのは、慣れるしかないと、わかりました。

手順が頭に入ってくると、去年までのいろいろな不具合の原因がなんとなく想像できて、それに対処する知恵も備わってきます。

紐や、帯も、程々に締められて、緩んでこない方法が、わかってきました。

袴の脇の開きから着物のおはしょりが見えないようにするには、紐の位置を工夫したり、あれこれしましたが、私には、時間がかかりすぎるので、すそを短く切りました。

あの世で、「はさみを入れるなんて!」と母が目を剥いていることでしょう。

あるいは、私の、スコドンなことを重々承知したはずですから、さもありなんと思ってくれたかもしれません。

さて、これで、残りあと4日間練習をして、本番の日は、一人で、時間内に着ることができるでしょうか。
半襟も、ピンとしわのないように縫い付けられるでしょうか。

毎日続けていると、だんだんとここちよくなってきて、着ることを楽しんでいます。

 「どうしても着るの?疲れるよ、あせびっしょりになるよ。」


2014/06/06




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オルティンドー

2018年06月10日 | こたろう語録
このところ、かあさんのオルティンドーを聞かない。
詩吟の練習ばっかりだったなぁ。

それも、最近、ちょっと静かだよ。

どうしたのかなぁ。

お隣のうちのインターホンに「お昼寝中です。ピンャ唐氓ウないで、ノックしてください」との張り紙を見てから、自粛しているみたい。


処で、先月、そんなにも練習を一切してないオルティンドーを人前で、詠ったんだってねぇ。

そのことについて、何のコメントも入ってこなかったので、「練習をしてなかったからねぇ」と思って、すっかり忘れていたかあさん。


でも、あるきっかけで、ある人から、感想を聞いて、いたく喜んでいたよ。
「空気が母さんに向かって動いた」ってさ。

それって、どういうことかな?良く意味がわからないけど、なんか、良いよね。

最近、胸のつかえが取れて、お腹の支えがしっかりとしてきたらしいから、練習不足でも、声がちゃんと出たんだろうねぇ。

カタカナ表記したモンゴル語の上に、錆びついた腕で詠ったオルティンドーは、ジャルガル先生の言った「モンゴル人にきかせてはいけません」だったんだろうよ。

でも、一か月以上たっていても、褒め言葉をもらったんだから、よかったねぇ。
期待していなかったから、余計に、嬉しいよね。

よくぞ、思いだして、褒めてくださったものだ。
褒められて、手放しで喜ぶ母は、珍しい。
その母に代わって、お礼を申し上げます。
         「ありがとうございます!」



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