「そういうことなんだなぁ!」「なるほど!」と手を打つ。

母が介護状態となり、毎年届いていた梅干しが来なくなり、
9年物を食べつくし、
13年物の梅干しのストックがなくなりそうです。
それで、去年6月、ジップロックでできる梅干しと言うレシピにしたがって、梅1キロを漬けてみました。
そして、1月には、味噌を。
母の作る味噌は、米麹ではなく麦麹なので、ちょっと癖のある味だった。
それも届かなくなり、市販の味噌をそれなりに選んで、楽しんで食べていました。
不便なところに住む母は、足りなくなることをとてもわびしく思うので、何でも余るくらいに作って、送ってくれていましたから、私の出る番はありませんでした。
一時、両方の母から、教えを受けたことはありますが、懇切丁寧すぎて、ギブアップした覚えがあります。その時、倦まずに教えてもらっていれば、母の味を継いで行けたのに。
なんだか寂しい理由からだけれど、母のやり方ではなく、簡便な方法で手作りが始まりました。
さて、これから、味噌の天地返しをいたします。 味噌玉

梅酒用の焼酎が間もなく届くので、それをちょっと分けてもらって、味噌の作業用に使います。
この流れも、ちゃんと、わかりやすく、メモしておかねばね。
母たちは、こんなことすべてが、きっちりと頭に入っていて、先に行って困らないように、教えようとしました。
如何せん、記憶の容量と要領の悪さとの問題から、まだ訳の分からない時に、シャワーのように浴びせた結果、お手上げ状態にしてしまいました。
先に行って困らないように、と思う親心が強すぎました。
特に私の母は、高齢で産んだ私には、時間がないと思い続けて、どっさり、どっさり浴びせてくれました。
そのせいで、私の母の一番好きだったものを、若気の至りと言ったらいいのでしょうか、みずから嫌いにしてしまいました。
今まで、私の母のせいだと思っていました。違うんですよねぇ。
母は、思い違いをしていました。
それは、4番目に生まれた娘ですが、私は、4回目ではない。
生まれるたびに、それぞれは、1回目を生きているのだからってことを。
そして、遠き慮りをもって、浴びせ続けた言葉は、結果、溢れて洪水となり、私をおぼれさせました。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
体験したことを賢く生かすことって、難しい。

母が介護状態となり、毎年届いていた梅干しが来なくなり、
9年物を食べつくし、
13年物の梅干しのストックがなくなりそうです。
それで、去年6月、ジップロックでできる梅干しと言うレシピにしたがって、梅1キロを漬けてみました。
そして、1月には、味噌を。
母の作る味噌は、米麹ではなく麦麹なので、ちょっと癖のある味だった。
それも届かなくなり、市販の味噌をそれなりに選んで、楽しんで食べていました。
不便なところに住む母は、足りなくなることをとてもわびしく思うので、何でも余るくらいに作って、送ってくれていましたから、私の出る番はありませんでした。
一時、両方の母から、教えを受けたことはありますが、懇切丁寧すぎて、ギブアップした覚えがあります。その時、倦まずに教えてもらっていれば、母の味を継いで行けたのに。
なんだか寂しい理由からだけれど、母のやり方ではなく、簡便な方法で手作りが始まりました。
さて、これから、味噌の天地返しをいたします。 味噌玉

梅酒用の焼酎が間もなく届くので、それをちょっと分けてもらって、味噌の作業用に使います。
この流れも、ちゃんと、わかりやすく、メモしておかねばね。
母たちは、こんなことすべてが、きっちりと頭に入っていて、先に行って困らないように、教えようとしました。
如何せん、記憶の容量と要領の悪さとの問題から、まだ訳の分からない時に、シャワーのように浴びせた結果、お手上げ状態にしてしまいました。
先に行って困らないように、と思う親心が強すぎました。
特に私の母は、高齢で産んだ私には、時間がないと思い続けて、どっさり、どっさり浴びせてくれました。
そのせいで、私の母の一番好きだったものを、若気の至りと言ったらいいのでしょうか、みずから嫌いにしてしまいました。
今まで、私の母のせいだと思っていました。違うんですよねぇ。
母は、思い違いをしていました。
それは、4番目に生まれた娘ですが、私は、4回目ではない。
生まれるたびに、それぞれは、1回目を生きているのだからってことを。
そして、遠き慮りをもって、浴びせ続けた言葉は、結果、溢れて洪水となり、私をおぼれさせました。
過ぎたるは及ばざるがごとし。
体験したことを賢く生かすことって、難しい。