北僻のモンゴルで厳しい環境のなかで連日連夜過酷な取材を続けている皆様、ご苦労さまです。そこで今月の特売品のお知らせです。朝青龍取材関係者限定の特売品であります。
このブログでは折に触れて、特ダネ取材のヒントを無料でマスコミ労働者諸君にお届けしてまいったわけであります。さて、本日の東京中日スポーツで「朝青龍が人骨を食べながら温泉治療をする」と報じています。先をこされたのかな、とあせって書いておるわけであります。実は明日以降に書くつもりであったのでありまするが、急遽本日アップする次第であります。
朝青龍はなぜショッチュウ、モンゴルで帰っていたのか。禁断症状でありますな。ところでショッチュウというのはワードで変換できない、どう書くのか忘れたので変換してみたのですが。こりゃもう日本語じゃなくなったのかな、テナわけで広辞苑(ただし電子辞書)をひくと字は出ているがカナのままですな。いずれ漢字から転化、訛化したものに違いはないのだが。
朝青龍は本場所が終わるとすぐにモンゴルに帰って場所直前までは帰ってこないのは通例になっていたようです。週刊現代に連続寄稿している武田頼政氏によると、モンゴルでの副業ビジネスのためという。これはマスコミ一般の見解のようです。ところで武田氏の最近の記事は精彩がありませんな、八百長問題を扱っていたときのような。大相撲の専門家と目されてテレビからはよく声がかかるようになったようですが。ココイラで再びシャープな記事を期待したい。注:本文中カタカナで書いてあるとろは「ひらかな」で書くとワードの校正で赤線がつくところでありまして、目障りなのでカタカナにしてあります。
モンゴル、チベットはラサ教の息づく秘境でありまして、呪術、祈祷、民間秘薬のあふれているところです。なかにはドーピング検査にかかりにくい魔薬もある。第一相撲協会はドーピング検査を敷いていないでしょう。一月場所までにはドーピング検査体制を整える必要がある。
朝青龍が最後まで入院治療に抵抗して「こわい」と言っていたのは検査のために血液を採取されてドーピングが発覚するのを恐れたのでしょう。最後まで、気心の知れた知り合いの医師ふたり、専門外の整形外科医、包茎医である平岩(平石)医師、本田医師しか近づけなかったのはそのせいと思われる。自宅マンションを出てホテルに入ったときにもすぐベッドに入って布団を引っかぶってしまったのもそのせいだろう。
この両人はモンゴルでのドラッグ投与の日本での継続あるいは痕跡を日本で消し去るなどのアフターケアの役目を担っていたのではないか。レイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウものに出てくる「注射医者」のたぐいではないか。
モンゴルまで朝青龍に同行した本田医師が抱えていったダンボールには特殊なスピーカーが入っていたそうだが、そのスピーカーのなかには何が入っていたのか。モンゴルへの5時間にわたる機内で朝青龍が座席に座ってピクリともせず、食事も水もまったく取らなかったという。さすがは横綱とその克己心に感心したものだが、これはドラッグ影響下の典型的な効果でもある。ウランバートル空港では税関の検査もなかったようだが、成田ではどのような税関検査がおこなわれたのか、興味がある。スピーカーのなかを開けたのか、麻薬犬はいたのか。
冒頭に触れた東京中日スポーツの人骨摂取報道も民間療法の一種なのでしょう。朝鮮半島あたりにもそういうのが多い。鳥葬の国だから材料は砂漠にゴロゴロしているのでしょう。
半島人は犬の肉を珍重することが知られておりますが、それも一気にしないで、なぶり殺しにしながら殺した犬の肉が一番珍味であるといわれている。日本にも山奥にカッテ犬神系という人たちがいて同じような秘術があった。もっとも彼らは半島人のように日常犬肉を食するのではなくて、その術を行うに際して超能力的パワーを得る必要がある場合に儀式的に行ったようではあります。つづく