ソクラテスコ(高額納税者):そのテレビは私の見ていた番組じゃないかな。ゴロツキのような男を杉山さんがたしなめていた。たしか、テリー伊藤とかいう妙な男が出ている番組じゃないか。
頼朝(週刊誌寄稿家):多分それですよ。テリーとかいうやつは、相撲協会と因縁でもあるのか、悪いのは相撲協会の理事長のほうだということを一貫していってましてね。
ドンブリコ(多額脱税者):テリー伊藤というのは面白いこともいうんだが、最近は焼きが回ったんだろうね。おかしなことをいう。とくに朝青龍の問題ではキタノウミに個人的恨みがあるような発言だ。
頼朝:同じ番組だったですかね。元横綱の輪島が出演していて、彼にテリーがしきりにモンゴルに言って朝青龍に会えっていうんだね。テリーはいつも逆さまなことを言う。理事長が朝青龍のところにいって説明しろとかね。高砂親方が弟子のマンションに出向くのもおかしいというのが普通の神経だろうにね。
それでその番組でも輪島のほうからモンゴルに行って朝青龍に会えってしつこく主張するんだね。輪島さんも辟易して朝青龍がこちらに帰ってくるのが先だってテリーをたしなめていたようです。
猿の山(元すもう協会理事):それで話は杉山さんのことにもどるけど、取材証を没収した理由はなんですか。文書にでも書いてあるのか。
南の果て(すもう協会理事):口頭で伝えたというんですね。なんでも協会に批判的な出演者に頷いたのが、協会に対する許されない批判なんだそうだ。
ドンブリコ:完全に壊れたCPUだね。中学校製の。もしその場面がさっきから話しているテリーの出ている番組だとしたら、こういう場面はあったね。例によってテリーが協会を悪く言っていたのに対して、杉山氏は「協会にも悪いところはあるでしょう。だけど今回の問題は朝青龍が悪いことをしたことですよ。それを協会の対応が悪いなんてすり替えないでください」と言ったんだ。
ソクラテスコ:まるで逆の話じゃないか。なんとかいう文部科学省の副大臣とかいうのが逆恨みして、職権を濫用してゴロツキみたいに管轄化の財団法人である相撲協会理事長を恐喝したので、パニックったキタノウミがテレビ番組のビデオを早とちりして無理やりこじつけたんだろう。
南の果て:ところで副大臣なんて誰が任命するんですか。総理大臣ですか。
頼朝:さあ、総理大臣か、官房長官か。いずれにしても官邸がオーソライズするんでしょう。
ソクラテスコ:なるほどね、安倍総理や官邸では人物鑑定は出来ないわけだ。なんていう名だね。
頼朝:松浦とかいう名前だったと思うな。
ドンブリコ:力士あがりかね。
猿の山:レスラーじゃないかな。アマかプロかはしらないが。自民党のタレント候補の一人でしょう。
ソクラテスコ:杉浦さんの相撲中継を見たひとなら分かるけど、かれは相撲協会の広告塔そのものだよ。相撲界を理想化して、数々の美談を謳いあげたものだ。わたしに言わせると相撲界の八百長そのほかの醜い面を無理やりに見ない振りをして、ただただ相撲の「すばらしさ」を宣伝したひとだ。杉山さんがいなければ相撲界から八百長は二十年前に追放されていましたよ。いまさら頼朝君が八百長追放キャンペーンを週刊現代ですることもない。よりによってその人から取材証を取り上げるなんて、気が狂ったとしか思えない。
頼朝:ひとことだけ。週刊現代で八百長追求をしているのは頼政氏でして私じゃありませんので念のため。わたしの遠縁ですがね。