△草梁小学校上のマンション
2010年夏、プサン市東区草梁洞では、草梁小学校上の崖に
そそり立つように新しいマンションが完成していた。
△崖の下から見上げたマンション
個人的には、とても住みたいとは思えない立地条件である。
△マンションの駐車場入り口
しかし、こうしたマンションの駐車場は、草梁の街を観察する
「ヲタク」にとって、絶好の展望スポットなのだ。
今回、上のマンションの駐車場からながめた草梁の街を3枚の
写真に収めてきた。
アングルは北、東、南の順である。
まずは、釜山高校が写真左手に見える北側の展望。
次に、真正面に草梁小学校、釜山駅を見下ろす東側の展望。
最後に、影島方面を望む南側の展望。
次回は、この駐車場から夜景も撮影してみたいものである。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△「weather news」台風情報 8月11日午後1時前
台風4号が釜山をかすめながら対馬海峡を横断した2010年
8月11日午前、「ヲタク」は、まさにその釜山にいた。
大した意味がないことは自覚していたが、「ヲタク」は、同日
午後1時前、釜山市草梁洞のあるネットカフェを訪れ、
パソコンのモニターに映し出された「weather news」の台風
情報を記念撮影した。
△「weather news」台風情報 8月12日午前
さいわい台風の目から西側に位置した釜山市周辺には大した
強風も吹かず、本当に何ごともなかったかのように若干の
雨だけ降らせながら、台風4号は足早に釜山を通り過ぎて行った。
(終わり)
△停泊中のセコマル号は、船尾が対馬海峡を向いている
2010年夏のプサン訪問は、まず関門海峡での一つの感動体験
から始まった。
北九州市門司港に停泊したセコマル号は、船尾を対馬海峡側に
向けて接岸していた。
ということは、釜山港に向け門司港を出港するセコマル号は、
狭い関門海峡の中でUターンし、船首を対馬海峡側に向ける
必要があるのだ。
「ヲタク」は単純に、セコマル号が文字通りUの字を描くように
自力で向きを変え、船首を対馬海峡側に向けるものとばかり
思っていた。
しかし、実際は違った。
△対岸は本州側の下関市
どこからともなく現れた1隻の小さなタグボートが、セコマル号の
船尾をロープで引き始めたのだ。
△関門大橋の写真右手が北九州市
つまり、小さな1隻のタグボートが、対馬海峡側を向いていた
セコマル号の船尾を引っ張り、反対方向の瀬戸内海側に
向け直したのだ。
△向きを変えたセコマル号から門司港を望む
仕事を成し遂げたタグボートは、別れを惜しむかのように、
しばらくセコマル号と並走していた。
△セコマル号の横を並走するタグボート
そして、セコマル号の大きな汽笛が鳴るや、北九州港に向け帰って
行った。
△背景には関門大橋が見える
小さなタグボートが成し遂げた仕事の一部始終を、セコマル号の
デッキから見ていた「ヲタク」は、静かな感動に包まれた。
海の仕事も実に奥が深い。
(終わり)
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△セコマル号の船尾から関門海峡を望む
2010年夏のプサン訪問で、「ヲタク」は北九州市門司港発の
セコマル号を利用した。
△船上から北九州市をながめる韓国人女性
セコマル号が門司港を出港し、関門海峡を離れ、響灘に
入ろうとする頃だった。
△若松区沖に立ち並ぶ風車が小さく見える
「PILOT」なる文字が大きく書かれた小さなボートが、セコマル号に
横付けしたかと思うと、一人の男性を乗せ遠ざかって行った。
「PILOT」とは、いわゆる水先案内人。
△水先案内人を乗せ北九州港に戻るボート
「水先強制区」に指定されている関門海峡では、海峡を通過する
一定以上の大きさの船に、いわゆる水先案内人(PILOT)の
乗船が義務付けられているのだ。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
「ヲタク」が釜山中華街の全ての中華料理店でチャプチェパ
(炒肉飯)を賞味するという「中華街の誓い」を立てたのが、
2008年冬のことだった。
2010年夏の訪問では、その誓いを達成すべく、通算9軒目の
中華料理店でチャプチェパを賞味した。
△中華料理店「楊苑」
店名は「楊苑」。
△チャプチェパ(炒肉飯)
四川料理の看板がかかっていたので、もしかすると少し赤み
がかった具が出てくるのではないかとも思ったが、実際は写真を
見ての通り、プサンではオーソドックスな調理法。
お味は文句なし。
実に美味であった。
結局、2010年夏の中華街でのチャプチェパ賞味はこの店で
打ち止めにし、記念すべき10軒目は次回の訪韓時にとっておく
ことにした。
誓い達成が近づいていることもあるが、元来、大好物はおいしく
食べるもので、無理してまで食べてはいけない。
(終わり)
2010年夏のプサン訪問で、「ヲタク」と長女、長男がセコマル号に
乗って釜山港に到着したのは夜8時過ぎだった。
台風の影響で欠航したカメリア号(博多港発)の乗船客が、高速
バスで門司港に回されて来るのを待っていたため、セコマル号の
出港時間が2時間ほど遅れてしまったのだ。
予定より2時間遅れの「ヲタク」たちを、何も食べずに釜山港の
国際ターミナルで待っていた妻と末っ子もお腹はペコペコ。
家族が合流した後、妻の実家に向かう途中、釜山駅(鉄道)前の
中華街に寄った。
△釜山中華街
何はともあれ、まずは夕食だ。
△中華料理店「長盛香」
店は、当ブログに何度か登場している「長盛香」。
時間も9時を過ぎ、他の店がほとんどシャッターを下ろしていた中、
閉店間際の「長盛香」に何とか滑り込むことが出来た。
△待ちくたびれてちょっと疲れ気味の末っ子
その夜は、妻がなぜか奮発して、コース料理を食べることに
なった。
日本円にして1万円を超える豪華な料理。
△母親の写真を撮る末っ子
「ヲタク」の記憶が正しければ、「ヲタク」家族がプサンで中華の
コース料理を食べるのは、今回が初めて。
△下の2皿はコースとは別途に注文
結局、「ヲタク」家族はコースとは別に2品の料理(チャプチェパと
チャーハン)も追加注文し、大学イモを持ち帰った以外、全てを
平らげた。
途中、店の主人が、この店が日本の韓流雑誌で紹介された
ことや、何本かの映画でロケ地として使われた話をしてくれた。
見ると、店の壁に何枚か映画のシーンや俳優たちの写真が
貼ってあった。
(終わり)