風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

詩吟

2007年03月24日 | 日本から
     =今聞いたホットニュース=

「大モンゴル建国800年祭の一環として日本・モンゴル文化交流があり、伊勢神宮吟詩舞奉納団がモンゴルを訪問することになりました。」

去年は、奈良能 http://blog.livedoor.jp/naranoutabi/ が来蒙されました。
今年は、7月19日から23日の日程でこられるそうです。

残念ながら、すでに日本へ帰った後なので、聞きに行くことができません。
モンゴルの草原で、結婚式の披露宴で、日本人が始めて詩吟をしたと自認している私にとって、とてもうれしいことです。

うれしい、明るい気持ちで、このニュースを聞くことが出来たのは、詩吟が好きだったことを思い出したからです。
ずっと、忘れた振りをしていた詩吟を、思い出させてくれた「風林火山」と、こんな私からでも習おうとしてくださる、UB仮教室のお弟子さん3人に、またしても感謝です。


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日本人会

2007年03月23日 | UBから
最初で最後の日本人会に出席しました。

ウランバートルには、日本人が200とも300人とも言われる人数が何かの形で滞在しているそうです。
今日は、80人を超える人の出席がありました。

まもなく帰国する日本人(私たちグループ)の表敬訪問が、直前にあったため、その流れで、誘われるままに二人で、同期の方たちと一緒に会場へ向かいました。

日ごろ狭い範囲で行動している私には、こんなにたくさんの未知の日本人がいることを知りました。
12月には、ビンゴがあってかなりの商品が出るらしいのですが、今回は、食事と送られる人の言葉と、遅れてこられた大使のスピーチでした。

仲間内で同じテーブルを囲むこともあって、取り立てて新しい発見はありませんでした。
ちょっと、残念。




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歌の翻訳

2007年03月23日 | UBから

オルティンドーの歌詞の翻訳をトゥールさんにしてもらっています。
ビャンバジャルガルの新しいCDの歌詞をわかっていたいという思いから、お願いしているのです。

歌の翻訳は、トゥールさん一人では難しく、私の家に来て私と意見を交わしながらでないと難しくて、直訳するのがやっとです。
大変な割には、これという末ェ出来ない(当たり前ですが、、、)ので、ちょっと無謀な試みだったと、後悔しながらも、やっと7曲が出来ました。
それを、どうこうするわけではありませんが、日本でCDを聞きながら、ちんぷんかんぷんでは、つまらないので、出来るだけ、末アけようと思います。

モンゴルの詩は、素敵なものが多く、ちゃんとした日本語に直したら、もっと日本人にも聞いてもらえるのにと思います。

今日は、いろいろと予定が重なったので、オルティンドーの練習は返上して、トゥールさんと二人で、末?ニにいそしみました。

下に書くのは、馬頭琴の走者であり、モンゴル語の歌と言葉に関心を持つ横田さんの著した本より

草原歌集 はじめてのモンゴル民謡  横田 和子 著ー より

      四季の草原    詩 D.プレブドルジ
               曲 L.ムルドルジ
               訳詩 横田 和子

恋人の美しいまなざしのように
ヤルゴイの花が芽吹き微笑む
絹のような緑が 産声をあげる
生まれ出る春の草原

響き渡るオルティンドーの調べのように
思いはゆったりとあかるくなる
はるかかなたまで澄み渡った
夏の草原に霧がかかる

きらめく大陽の光が
あまねくこの世界を照らす。
頭に豊かな実りを波打たせ
黄金色に色づく秋の草原

白く清らかな心のような
見渡す限りの白い雪原
懐の熱も白く凍てつく
真っ白に染まる冬の草原


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59才誕生日

2007年03月22日 | チンゲル亭裏日記

SAVE THE CHILDREN UKの第2センターでの、ボランティアのこの日は、私の誕生日です。
何かいいこと有るかなぁと思ったら、JICAの佐藤調整員が通訳さんを連れて視察に来てくれました。
施設長のドヤーさんと、授業の参観の前にゆっくり話をしてくれたようです。

今日は、Yさんのほかに、Kさんも勉強のためと見学に来てくださっていたので、4人の観客に見守られて、子供たちは大張り切りでした。

娘の選んでくれた「とってください」の絵本が、最高の立役者でした。
年長で、出席率も良いトプシントルは、持てる自分の会話力を聞いてもらおうと、一生懸命。
最後に、「とってください」の絵本をモンゴル語で、説明してくれました。
こんにちは、ありがとう、どういたしまして、さようならが、子供たちにどのくらい覚えてもらったのかしら。

そして、授業が終わって、事務所に帰ったら、感謝状が待っていました。
思いがけない贈り物です。
年度末には、モンゴルグッヅの贈り物は、いつものことですが、感謝状が待っていようとは、思いもかけないことでした。
ドヤーさんと、涙を拭きながら、受け渡しです。
皮製のャVェットは、すみこが好きだろうからといって赤い色でした。

物事をやり遂げるということを、初めてしたような感動でした。
子供たちと自然体で、過ごせたことが、今日まで続いたのです。
残りの1回を、つつがなく終わるように、気負わず行きましょう。
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THANK YOU

2007年03月22日 | SAVE THE CHILDREN
SAVE THE CHILDREN UK チンゲルテイ地区第2センターから感謝状を頂きました。

思いがけないことで、思わず落涙。
施設長(だったと今日認識)のドラムスレン(ドヤー)さんも、思わずティッシュを撮りに走る場面もあり、二人で涙を拭きながら、感謝状の受け渡しをしました。

ちょうど、そのとき、ドヤーさんが相談していたジャ○カの担当の方と通訳さんも立ち会っていただきました。

今日は、ふたりの日本人の奥様もお手伝いと見学に来ていただいており、一ヶ月間お手伝いいただいたYさんにも、子供たちから記念品も戴き行き届いた、礼を尽くしていただいて、ほんとにうれしかったです。

通訳さんには、子供たちの目が輝いていて感動しましたと言っていただき、同行のお二人からは、これで終わりになるのは勿体無いとも、言っていただき、ボランティア冥利に尽きる言葉を頂いたのでした。

記念品の赤いャVェットは、赤いマフラーや帽子を好んで着用していっていたので、私の好きな色と判断しての、色選びだったそうです。
ほかの革製品は、手帳、キーホルダー、ペンケースです。
モンゴルの皮を使って作ったモンゴル民剣iです。

この後、施設長が要請を出してくれれば、いつでも日本側からボランティア要員を派遣できるのですが、何かのことで、それを躊躇しているようです。
せっかく、ジャ○カの担当の方が、来てお話しをして下さっても、要請が無い限りどうにもならないのです。

来週で、ほんとに最後です。
今日は、最後ではないから、贈り物はいらないといったら、困った顔をして今日じゃないとだめと言っていました。
感謝状も頂いてしまったので、「来週も来ていいの?」と言ったら、大笑いしながら、「来ていいよ」という答え。
言葉のわからない同士で、冗談が通じるコミュニケーションが1年半あまりで出来上がっていたことを、感じ、これで終わりになってしまうのは、ちょっと残念でした。

来週は、ちゃんと授業の準備をして、泣かないようにしなくては、と思うのですが。。。

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送別会

2007年03月20日 | チンゲル亭裏日記

第一回目の送別会。

主人の付き合いを、残り1年を残すころから、特別少なくしてきたので、個別の送別会をしていただく機会は、ほとんど無さそうですが、貴重な同期の送別会がありました。

UB到着前から、東京でのオリエンテーリングや語学研修でご一緒だった方たちですから、送別会という名前を抜きにしたら、愉快に安心して座っていられる集まりです。
楽しく、感想を語り合い、和気藹々とした時を過ごしました。

残り14日になりました。
予定としては、すっかり、荷物の片づけが終わっているはずですが、一割も終わっていないのです。

最後の週には、田舎へ旅行ができるんだろうか。
いつも、留守番だった夫と、UB最を離れる前にきれいな空気を吸いに行きたいなぁ!
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表彰状

2007年03月19日 | UBから
          通産省よりの感謝状 


通産省からいただけるとは、思いもかけないことです。
夫の専門分野の功績が認められたということです。
久しぶりの上機嫌な表情に、私も、ほんとにうれしい。




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駱駝ャ香@表彰式

2007年03月19日 | UBから






出勤途中の夫から、電話で「スフバートル広場に駱駝が50頭くらいあつまってるよ!」
急いで、カメラを持って飛んでいきました。

わけもわからず、カメラを向けてシャッターを押す。
なんとなく、駱駝ャ高フ表彰式ということがおぼろげにわかってきて、いろんなチームが旗を持ちラケット(?)を持ち、威風堂々の感じで行進を始めました


胸に「中国」と書いたチームは、内モンゴルからだろうと想像されます。
報道関係のカメラも多く、顔見知りの貴社の方もインタビューをしていました。
最近見られるようになったカメラ付き携帯のシャッターを押す人、知り合いに電話をする人など、(テメーというモンゴル語が聞き取れたので、そのことを知らせておいでよと呼んでいると勝手に想像)にぎやかに見物をしていました。

夫婦連れ、親子連れ、ご夫人同士で、デールを着ての見物客もいました。

駱駝をャ高フ競技ができるように調教するのは、至難の業ではないかと思うのですが、見事に制御され、長い式典の間も、きれいに整列して静かに待っているのは、驚きでした。
百戦錬磨というのが、わかるのは、帽子の後ろに付いたたれに、たくさんの縞模様というか、縫いつけがあるのは、その倉庫です。
最初に帽子を作ったときは、赤いたれは無地のままです。

モンゴル通信によると、昨日、おとついとャ豪」技が行われ、20チーム100頭の駱駝が出場したそうです。

世界でも珍しいふたこぶ駱駝は年々減少していて、1954年には89万頭が、今年の初めには、25万4000頭になったそうです。

日陰の石畳の上の1時間あまりは、体力の限界でした。
デジカメも、寒さで、電池切れのサインが点灯して、手で暖めたりャPットに入れたり下のですが、同時に限界を迎え、式典を最後まで見届けることはできませんでした。


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料理教室?

2007年03月18日 | UBから
日本語をしゃべっているから日本語を教え、主婦で料理を作っているから、日本料理のお惣菜の先生もどきまで始まったUB生活は、架橋に差し鰍ゥっているのかと思うほど、いろんなことが、予想通りに運び、それぞれを心から楽しませてもらっています。


今日で、4回目の料理教室は、その日の朝になって献立が決まりました。
ひじきの煮つけ(ひじきの
スパゲティーカルボナーラ
コーンャ^ージュ
サラダ(おまけ)

冷蔵庫の中に無いものと調べて、メルクールに材料を買いに。
当初は、買い物からという予定でしたが、少しでもたくさん習ってほしい、習いたいという思いがあって、当日は、材料がそろった状態ではじめていました。

のんびり、何にするぅ?から始まり、珍客も会って、始まるのが遅れに遅れました。
楽しく買い物を、済ませ、ウーン、教えるからには、レシピをPCのメモから引っ張り出して、それに、二人でアレンジを加えて、始まりました。

スーテイ茶は、ホワイトソースと同じ作り始めて言うことをはじめて知りました。
そういえば、だまがありとろみの有る茶を頂いたこともあったなぁ。
小麦を使わない、さらりとしたスーテイ茶が多かったので、茶葉とお湯と牛乳で作っているのかと思いました。

それで、俄然、ホワイトソースとャ^ージュが、生徒さんの身近なものになりました。
はおあー、なんだかとってもうれしい。
私の最初のスタートが悪く、だまになったソースのおかげで復活方法を教えてあげることもできました。(笑)

クリームタイプのコーンの缶が無いので、ホール缶を少し包丁でたたきましたが、もともと私は、ホールの入った方が好きなので、クリームタイプではないャ^ージュの出来上がり。

そして、生クリームが、UBでは、普通には手に入りません。
れるとランや、ケーキ屋さんで使っているのですから、別のルートで輸入品を使っているのだと思います。
乳製品のあふれるモンゴルで、生クリームがお店に無いのは不思議ですが、保存管理が難しいからでしょう。
そのため、ボロネーズは希望がありながら、敬遠していたのですが、思いを定めて、モンゴルに日常に手に入る「ズーヒー」を使ってみることにしました。

生クリームとサワークリームの中間くらいのズーヒーはほんのちょっとすっぱ味があります。
クリームの材料を、混ぜてみて、味利きをして、「おいしい」と思えました。
二人で、にっこり笑って、ゴーサインが出ました。

モンゴルの人に親しみの有る材料を使ってできたことが、二人にとって、そして、珍客さんにとっても、うれしい出来上がりのスパゲティでした。(^^♪




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乗馬クラブ本年度最後かな?

2007年03月17日 | モンゴル風景







今年度最後と思われる乗馬クラブ。
ということは、もう、当分馬とはお別れということか。
と、いいながら、来週も乗っていたりして。。。

最後の、思い出に、Fさんはトーラ川の氷上を車で走ってくれました。
地図の読めない私は、氷上をスリルたっぷりで走っていることを気が付いてなく、いつもより平らな道を言っているのだと思っていました。

時々タイヤがきしむ音がしたり、氷の下で、水琴窟のような音がしたり、氷が割れて盛り上がっているところなどがあって、言われると、ここは、川の上と気づくのでした。(^_^;)

今日の馬は特別よく走り、直線コースをぐいぐいと進みます。
走り出しても、微妙にタイミングが合わなくなって、並足に戻るのですが、また気を取り直して、息を整えて、走れと合図をすると、また、すぐに素直に走ってくれました。
一度並足に戻ると、てこでも走らなくなる馬が(私の腕が悪くて、走らせることができなくなるというのが本当)今日は、ことのほか元気で、何度も何度もリズムを失っては、また持ち直して、息が切れるほど、走りました。

馬で不思議なのは、走っていて、苦しい息になるのですが、すぐに息が整って、また走り出せることです。
あれだけ息が切れたら、もう二度と走れそうも無いのですが、並足をしているうちにすぐに呼吸が整うのです。

あれだけの距離、自分の足ではとても走れない長い時間走れるのです。
どうしてかなぁ。

空と空気の美しさを満喫しました。
そして、春を感じたのは、土はだが見えてきて、黒い土に太陽の熱を含んで、筋のように水が流れ、きらきら輝いていることです。

川の氷も解けて、水のみ場もできていました。



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