風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ピンクのセーターのすみこさん

2019年07月03日 | 徒然に日々のことを
いまだに、覚えていてくれる「すみこさん」のこと。

昨日は、七夕飾りをしたそうな。

おぼつかない手で、短冊を書き、つるす。
それだけの作業が、できにくくて、つい手を貸しそうになる大人たち。

その子の可能性を引き延ばしたくてつい手を貸してしまうが、見極めも肝心と、娘は、差し伸べる手をとどめる。

そんな、父兄たちとのやり取りを聞いていると、娘の子供たちへの深い思いが見えてくる。


そして、自分で作った七夕飾りをランドセルにさして、お母さんと手をつないで帰っていく後姿を見送るのは、格別の思いがあったそうな。

そして、その子たちは、いまだに「すみこさん」を覚えていてくれるそうだ。
じゃぁまた機会があったら、ピンクのセーター着ていこうか?というと、
ううん、今度は違う色でね、ときた。

どのくらい覚えていられたか、見たいからと返事。あぁ、そうか。

「ママはママなの!」と言って、ママの名前を憶えない(?)覚えられない(?)お子さんが、すみこさんの名前は、しっかり憶えていてくれているそうだ。

そのような子供に対して、お母さんの名前がいえるようにするのが、小学校の指導なのだそうだ。

日々、「ねばならない」ことと折り合いをつけて、子供たちの心の世界を大事にしたいと思っている娘の様子が、垣間見えた。
お母さんたちも、新学期始まって2か月余りで、その思いを、ちゃんと受け取ってくださっているようだ。

娘のやさしさは、最上級だ。見習わねば。

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1分55秒 カラオケ練習

2019年07月02日 | 詩吟
1分55秒で吟じきる練習をする。


タイマーセットして、アカペラで詠う。

気を付けているせいか、2分越えにはならないのだが、つい、気を緩めると2分1秒となる。

かなり、早い調子で、歌わねば、55秒に収まらない。

1分55秒から57秒で、吟じきる。

尺八の音を待ちすぎた結果の、2分10秒だったのか。

波に揺れる船のように、不安定であることよ。

いざ尺八となったとき、果たして、1分55秒で、吟じきるか?

今日は、教場を訪れるのをやめにして、カラオケに籠った。



小西如泉先生と合わせる舞いだから、必ず、55秒厳守。

いい訳になるが、石川丈山の富士山は、文字数が多い。同じ28文字の漢字で表される詩でも、それぞれ読みが違うと発音する数は、変わってくる。

その上、譜№ 12、11、31の2が、作譜されている。

時間内に、あたふたと吟じないで、雄大さを出すのは、どこをどう工夫したらよいのだろう。

滑舌のよい読み、半音の上がり下がりを潔く。
転句は、間延びしないで最大限美しい母音で、のばして、六の高さに引き締める。
この引き締めがぼやけるとせっかくクリアな「あ」を出せたとしても富士山にならない。

最後の11番は、シンプルに音を挙げていって、フェイドアウト、ここで油断するとまのびしてしまう。ご用心。

七山の「七」をシャープにクリアに出す。

あちらにもこちらにも、いろんな仕鰍ッのある障害物競走のような「富士山」だ。

なだらかな山に、つい勘違いをして、軽装で登る登山者が多く、遭難寸前になることがあるという。

私が登ろうとしているる富士山もまた然り。遭難しないように。練習、練習。



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田村仁美 7,8月カレンダー

2019年07月01日 | 徒然に日々のことを
田村仁美
           次のカレンダーの時が来ました。

カワセミの美しい青と睡蓮の花のピンクとの調和。
そして、金箔のきらびやかさ。
ジークレー手法を使った、いつもながらの鮮やかさ。

笑い声と水の輪が見える気がする。


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