福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

お札の「透かし」って

2005年10月24日 |  〇語彙と表現

最近は、日本の記事を韓国語に翻訳するという形で韓国語の
勉強を続けている。家族で旅行に行ったり、出張が入ったり、
あるいは仕事が激務モードに入ったりしない限り、ほぼ毎日、
翻訳の練習に取り組んでいる。

カフェに掲載すれば、韓国人会員のアドバイスも受けることが
できるし、本当にいい学習方法だと思っている。

まさにインターネットさまさまだ。

課題は、全く僕の好みで選んでいる。自分が興味深く読んだ記事を
練習の課題に選ぶのが、一番気楽でいい。唯一、少しだけ
ブレーキをかけているのは、あまり政治的な記事ばかりを連続して
選ばないことと、いくらおもしろいと思っても、あまりに過激(エッチ)
なものはさけるということぐらいか・・・。

今日、僕が選んだ課題は、

「夫のヘソクリ偽札だった 妻が使って発覚 長崎 」(朝日新聞)
(남편의 비자금은 위조지폐였다/아내가 사용해서
발각-나가사키
)

という記事だった。

この記事の中で、一つ「韓国語オタク」を喜ばせてくれる単語に
出会った。

それは、お札の「透かし」!

韓国語では、「숨은 그림」、あるいは「은화(隠画)」と
表現していることを初めて知った。ちなみに、和英-英韓でも
確認したが、英語では「watermark」。

関連部分の翻訳を紹介しておこう。

韓国語の文章が異常に長いのは、僕の未熟さの証拠だ。

・・・・・・・

偽札は透かしもない稚拙な作り。調べに対し男は「申し訳ない」と
話しているが、無断で使った妻には「いつか自分で使うはず
だったのに」と無反省の恨み言も。
이 위조지폐는 은화도 없는 치졸한 복사물이었다.남자는
조사 과정에서 "내가 잘못했다"며 혐의를 시인했으나
위조지폐를 무단으로 사용한 아내에 대해서는 "언젠가 내가
쓸 생각이었던 돈을 괜히 써 버렸다"며 반성도 없이 원망하는
소리를 했다.

・・・・・・・

(終わり)

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韓国語と中国語

2005年10月24日 |   〇学習余話

今日、久しぶりにカフェの「日本語掲示板」にカキコした。
そのままコピーしてみる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オヤジ、浮気(?)する

ボックスミュージックで、偶然、中国の歌が目に入り
何気なくネット・サーフィンしているうちに、
昔、いいなと思っていた歌を、いくつか見つけ出しました。

1990年代の末の一時期、中国(台湾)の歌番組を
日本の衛星放送でよくみていたのですが、その頃、知った歌です。

歌手の名前も歌の題名も全て忘れていたのですが、
フェイ・ウォン(왕비)の「我願意」を見つけたときには、
昔の恋人に再会したような、胸のときめきを感じてしまいました。

一時期、中国語の勉強も一生懸命やっていた僕ですが、
壁にぶつかったまま、最近はさっぱりモチベーションが下がりっ
ぱなしでした。(簡単に言えば、中国語の勉強をさっぱりやって
いないと言う事です。)

今日、中国語を勉強している知り合いに「我願意」の日本語訳を
依頼しました。

そして、昔、勉強したぼろぼろの中国語のテキストを取り出してきて、
一生懸命、中国語の勉強をしていた頃のことを思い出しました・・・

中国大陸、香港、台湾、シンガポール、マレーシア・・・
国家や国家体制、政治理念を超えて人の心を捕らえた中国語の
歌には、やはり不思議な力があります。

韓国語だけでなく、もう一度、中国語にもまじめにとりくんで
みようと思っています。

これって、浮気にあたるんでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ついでに、その60過ぎの知人からもらったメールまで、本人に
無断で公開してしまった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「我願意」の歌詞受信しました。

現在、湖北省の通山県から○○市に働きに
来ています中国人5人のお世話をしています。

20歳から30歳までの女性4人、男性1人です。
3人が○○ハム、2人が○○電子で働いています。
市の要請で週1回日本語を教えています。
アシスタントの女性が4人いましてマンツーマンで
楽しくやっています。

明日がその日本語講座です。
今、講座の準備をしていたところです。
明日歌詞を持って行って、話題にさせてもらいます。

中国語講座。
市○○センター嘱託の仕事。
謡い(○○会)が10月30日大会。
戦争体験文集の編集。
等々、多忙な毎日を送っています。
 
近日中に翻訳したものを送ります。

○○

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これが、上のカキコに出てくる僕の中国語学習の努力のあとを
物語るテキストの中の一冊(単語集)だ。

ある程度、一生懸命やったのに今に至るまで、全然ものになって
ない中国語。ある程度ものにできた韓国語との差はどこに
あったのか。

結論から書けば、留学もしないで「ある程度」外国語をものに
しようと思ったら、「ある程度」の努力じゃ絶対にダメだってことだ。

記憶力に自信がない僕などの場合、長年にわたって韓国(朝鮮)語
バカ、つまり「オタク」に徹してきたからこそ、かろうじて「ある程度」
韓国語がものにできたに過ぎない。

捨てずに取ってある僕が使った1冊目の韓日辞典を見ながら、
つくづくそう思った。

「バカ」にならないと、自国に住んでて外国語なんてものに
できない・・・。



 

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