△機種はSANYO製 A5505SA
以前、簡単な操作さえすれば韓国でも使えるauの携帯電話を
夫婦で使っていました。と言っても、期間は短く10ヶ月間くらい
だったと思います。
上の写真の携帯が僕が使っていたauの機種です。
(妻は0円で買えた別の機種でした。)
便利なのは便利でしたが、結局、今はauを解約し、別の会社の
機種を使っています。
家族間通話の定額制(話し放題)サービスに惹かれ、ボーダフォンに
乗り換えたのです。
韓国滞在時、日本で使っている携帯がそのまま使えれば便利に
決まってますが、いわゆるローミングサービスのお世話になら
なければならず、「受信通話」に対しても1分あたり180円(現在)の
料金を負担しなければなりません。
記憶が定かではないのですが、以前は確か200円以上だったような
気がします。
妻は、大体、年に2度くらい実家のあるプサンに里帰りし、2~3週間を
実家やその近所に住む姉の家、それからたまにウルサン市の妹の家で
すごします。それに便乗する形で、僕も年に2度くらい4、5日間の
日程でプサンを訪ねています。
ところで、いざ実際にこの携帯を韓国で使っては見たものの、
ローミングサービス料のことなどを考えると、思ったようには気軽に
使えませんでした。それどころか、料金のことが気になり、逆に
持っていること自体を負担に感じるような奇妙な心理状態にも
なりました。
かかってきた電話に対しても加算されていく割高な料金のことが
気になり、安心して会話もできないのですから。
妻などは、初めから彼女が韓国にいる間は、携帯には一切「かけて
くるな」ですから、これではそもそも持っている意味がないのです。
緊急用の連絡手段としては十分有用なのでしょうが、結局、当初
期待していたように日本でも韓国でも気軽に利用できると言うような
メリットは、全く実感できないままでした。
もっとも、少々料金がかさんでも気にする必要のない人には、当てはまら
ない話ですが・・・
現在、このauの機種は、長女(小6)のおもちゃとして活躍しています。
時計やアラーム、計算機、カメラまでついていますので、通話ができなく
ても結構、使えるようです。
ちなみに、現在、僕たちが使っているボーダフォンの3Gの機種も、
ソウル市内に限って、韓国でもローミングサービスが利用できます。
受信通話にかかるローミング料金は、1分あたり70~100円との
ことで、auよりもかなり割安になっています。
僕たち家族の主要な活動場所であるプサンでも、近い将来、割安な
3G機種が使えるようになりそうです。
(終わり)