■ 일본 유도대표팀, 세계선수권 앞두고 '한석봉 훈련'
柔道日本代表、世界選手権に向け「韓石峰トレーニング」
(スポーツ朝鮮 7月27日)
・9월 세계선수권 앞두고 불끄고 '암흑 단련'
・9月の世界選手権に向け電気を消し「暗闇トレーニング」
일본 남자유도 대표팀이 암흑훈련을 실시해 화제다.
일본 스포츠전문지 스포츠호치는 '일본 대표팀이 26일
일본 구마모토에서 암흑훈련을 했다'고 27일 보도했다.
오후 9시30분부터 90분 간 체육관의 전등을 끈 채 훈련을
한 것이다. 9월 브라질 리우데자네이루에서 열리는
세계유도선수권대회를 대비한 연습이다.
柔道日本代表チームが暗闇トレーニングを実施し話題になって
いる。日本のスポーツ紙「スポーツ報知」は27日、「柔道日本
代表チームが26日、日本の熊本で暗闇トレーニングを行った」と
伝えた。午後9時30分から90分間、体育館の電気を消したまま
練習を行ったのだ。この暗闇トレーニングは、9月、ブラジルの
リオデジャネイロで開催される世界選手権を見据えた練習だ。
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「ヲタク」がこの日本発外信報道で関心を引かれたのは、「暗闇の
中でのトレーニング」を意味するらしい「韓石峰トレーニング」(直訳)
なる表現だった。
「ヲタク」は、正直、「韓石峰」についてもよく知らないし、「韓石峰」が
ここに登場する理由についても全くわからなかった。
つまり、「ヲタク」は、このスポーツ朝鮮の見出しに使われた比喩的
表現を読みこなすだけの朝鮮史の素養に欠けていたのだ。
この辺が我流で韓国語を学んできた日本人「ヲタク」の限界なの
だろう。
ところで、スポーツ紙の記事の見出しに登場するくらいの人物
(エピソード)ならば、韓国社会では常識レベルの話と考えて
いいだろう。
いみじくも、ネット検索の中で出会った大田日報のごく最近の
記事では、「小学校の1年生でも知っているエピソード」なる表現が
使われていた。
ここでは、その大田日報の関連記事を翻訳練習しながら、韓国では
「小学校の1年生でも知っている」という韓石峰と母親のエピソードを
記録しておく。
何かを学んでいる者にとっては、子どもの環境を考えて3度も
引越しをしたという「孟子の母」よりも、子どもの思い上がりを
上手にたしなめた「韓石峰の母」の方がはるかに教訓的だ。
たとえ趣味であれ、学ぶ対象が何であれ、決して驕(おご)ること
なくコツコツ学び続ける「ヲタク」でありたいものだ。
△「その気持ちを忘れるな」
(写真とは無関係)
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■ 한석봉 어머니
韓石峰の母親
(大田日報 7月16日)
추사 김정희와 더불어 조선 2대 명필로 꼽히는 한석봉과
어머니의 일화는 유명하다. 글씨공부를 다 하고 왔다고 거드름을
피우는 아들을 훈계하기 위해 어머니는 매를 대지 않았다. 아무
말 없이 어두운 방안에서의 글쓰기와 떡썰기 시합을 제안했다.
金正喜と並び朝鮮の2大名筆と称される韓石峰と母親のエピ
ソードは有名だ。書の全てを学んで来たと思い上った態度を取る
息子をたしなめるために母親は鞭を振るったりはしなかった。その
代わり、息子に一つの勝負を持ちかけた。灯かりを消した真っ暗な
部屋の中で石峰には字を書かせ、自分は棒餅を切り、どちらが
きれいに仕上げることができるか競おうと言うものだった。
한석봉은 글씨에 관해서는 더 이상 배울 게 없다고 생각했기에
승리를 자신했다. 하지만 어머니의 떡은 가지런한 반면 석봉의
글씨는 비뚤비뚤하고, 크기 조차 들쭉날쭉했다. 그것을 본
석봉은 다시 글씨공부에 매진하게 됐고, 결국 조선조 2대명필의
반열에 오르게 됐다.
書についてはもう学ぶものはないと思い上がっていた石峰は自分の
勝利を疑わなかった。しかし、フタを開けてみると、母親の切った
棒餅は整然ときれいに並んでいたのに、石峰の書いた字はよろよろ
傾き、大きさまでまちまちだった。それを見た石峰は、再び書の道に
邁進するようになり、後に朝鮮の2大名筆と称される大家となった。
초등학교 1학년생도 다 아는 한석봉 일화를 왜 꺼내느냐면
자녀교육에서 부모의 역할이 얼마나 중요한 지를 말하고 싶기
때문이다.
小学校の1年生でも知っている韓石峰のエピソードを、なぜここで
持ち出したのかと言えば、子どもの教育において保護者の役割が
いかに重要であるかを訴えたいがためだ。
-以下省略-
(終わり)