BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 第8話『せめて、もうまちがえたくないと願いながら。』 感想: さすがに〈共依存〉を便利に使いすぎじゃない?もはや呪いじゃん!

2020-08-28 15:13:10 | 俺ガイル
あれ、これで、プロムの開催が決定したの?

八幡が雪ノ下母と相対しただけで?

てか、プロムの開催決定なのに、なぜ、いろはすがでてこない?

うーん。

で、相変わらず、雪ノ下姉は、葉山を諭す形で、自分の意図をゴリ押ししているだけだし。


でも、これってさ、要は、雪ノ下姉の方も「恋愛」って何?ってことに全くあてがないからなんだよね?

いや、もう原作の内容、すっかり忘れてしまっているけど、もしかして、雪ノ下家って女系の一族として、家名が保てる娘婿を家長としての母が決めていく、という方式なのかな?

要するに、はなから自由恋愛が禁止されている、というか存在しない家だから、普通に自由恋愛に発展しようとしている関わりまで、あらかじめ「共依存」という言葉をあてがうことで、封じておく、ということでいいのかな?

もちろん、一般的な「自由恋愛」なんてものは自分とは縁がないと思っている(いた)八幡からすれば、そんな風に形容される必要なんか無いと思っているのかもしれないけれど。

でもまぁ、これ、ここまでの展開を見たら、むしろ、八幡って、家名さえあれば、雪ノ下母にとっては、理想の娘婿なんじゃないの?

だって、若干18歳にしてすでに、権謀術数を用いながら人を操りつつ、社会の一局面を自分の意にかなうようにしてしまえるのだから。

もちろん、八幡の場合は、基本、自爆ネタで突っ走るところが、雪ノ下家的にはNGかもしれないけれどw

だから、八幡の(今の)能力を高く買うという点では、雪乃よりも、雪ノ下母の方になるよね。

ただ、それだと、あまりに雪ノ下家向きにすぎるから、きっと雪ノ下姉はあれこれ、介入しようとするんだろうな。

ある意味で、八幡が一番、雪乃に合っていると思っているから。

でも、それでは、当の八幡、というかヒッキーのほうが変われないじゃない?と思って、それこそ、自然体に任せたほうがいい、と思っているのが由比ヶ浜だよね。

その意味で、結衣こそが、一番の八幡の理解者であり、八幡の変貌に期待している。

・・・って考えたら、やっぱり、これ雪乃じゃなくて由比ヶ浜こそが八幡の相手であるべきじゃんw

でも、同じことは、実はいろはすにも言えるから、というのが、前回も触れていたことで。

つまり、由比ヶ浜の対にいろはすをおいてしまったから、この二人のうちから由比ヶ浜を選ぶ理由が、積極的にはなくなってしまった。

なんだかなぁ。。。

さすがに、この3期に入ってからの雪乃って、もはや精神を病んだヤバい人にしか見えないのだけど、それでも八幡はいいと思うのかね?

それを「責任がある」なんて言葉で軽々しく決定事項にしてはほしくないかなぁ。

なーんか、やっぱり、この作品の作者とは、日本語の使い方のところでひっか狩るところが多いようにしか思えなくて。

今回の結論を受けて、次回、八幡は、雪乃の望むように「由比ヶ浜が望むことをかなえる」みたいだけど、これ、どう考えても、由比ヶ浜が嬉しいはずないじゃん。

その機微もわからない雪乃ってマジで壊れてるでしょ?

なんか、ここまで雪乃を突き放す感じできたのなら、最後、雪乃が自殺して終わる、というオチでもよかったんじゃないかな、って思うくらい。


それこそ、人助けと恋愛は違うのだから。

でも、それほどまでにおかしくなった人も愛することが「奉仕」だというのなら、もう何もいえない。

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