BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

感謝!トータル閲覧数が300万PVを超えました!

2020-08-30 16:53:03 | Weblog
昨日の2020年8月29日で、トータル閲覧数が300万PVを超えたので、ご報告まで。

ありがとうございます。

200万PVを超えたのが今年の2020年2月3日なので、概ね半年で100万PVのアクセスがあったことになります。

アクセス履歴を見る限り、海外からの閲覧もあるようで、相変わらずビックリです。

Google Translate様様ですね。

コロナのせいもあって、最近、なんだか世の中がどんどんつまらなくなってきているような感じがするのだけど、なんとか乗り切りたいですね。

あとから見たとき、面白さがどう変わっていったのか、その推移が追えるようなさいとになるといいな、と最近は思ったりしています。

ということで、これからもよろしくお願いします。

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ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 第20話『夜空の剣』感想2: SAOの売りってゲーム世界の中のリアルさだったんじゃなかったっけ?

2020-08-30 09:59:27 | SAO/AW
前の20話の感想を見直してみると、わりと厳しいことを書いてしまっているように我ながら思ったのだけど、それはなんでかなー、と考えてみたら、やぱり、ユージオや心意の表現が、あまりにオカルトにすぎるからなんだと思った。

SAOの魅力って、もともとアインクラッドのときにあった「ゲームだけどゲームではない」という世界観だったと思うのだよね。

端的にゲーム内で死んだらそれで終わりというルールの存在。

それゆえ、ゲーム内の出来事に「痛み」や「慈しみ」を感じることができた。

それが、このWoU編では、完全に消えてしまっている。

何度も言うけど、アンダーワールドにおける「心意」ってオカルト技ではなく、意志の力でシステムを出し抜く一種の裏技。

アクセルワールドと同じように。

だから、あくまでもギリギリまで研ぎ澄まされた意志が必要で。

で、キリトの場合はそれをアインクラッド以後の経験でおのずから身につけてきた、というのが、一応の説明だったはず。

だから、最後のガブリエル戦も、その線に沿って、あくまでもキリトの意志で倒した、という描写でなければいけなかったはず。

しかも「心意」技は、達人の一手として、あくまでも瞬間の出来事で。

それ以外は、まぁ、普通の人間の状態でないとおかしい。

もちろん、アンダーワールド世界には、神聖術という魔法じみた力があるけれど、それとてあくまでもシステムのプログラムに一定の手順で介入して、通常の物理法則に反するような能力を発揮していた。

ちょうど『魔法科高校の劣等生』の世界の魔法と同じように、一応の理屈はあった。

だから、アンダーワールドの世界では、それもまた「リアル」の一面として位置づけられていた。

相手が神聖術を使えばこちらは別の神聖術で返すという具合に。

でも、個々の神聖術は万能ではないし、個人によって得手不得手があるという具合で。

こんな感じで、万能の能力ではないし、ましてや超自然的な神秘的な力ではないんだよね。

それが、WoUの最終局面では、正確にはプーの登場のあたりから、完全に画面上の描写が「科学的な理屈のある神聖術」の領域を超えて、完全にオカルトじみたものに変わってしまった。

で最後の、キリトvsガブリエルの戦いなんて、もうほとんどガンダム、正確にはZガンダムのニュータイプどうしの戦いみたいになっちゃった。

つまり、リアルさを放棄しちゃったんだよね。

アンダーワールドでは死んだ人扱いのユージオが、ほとんどカミーユを助けたフォウのような感じで幽体として登場してしまうし。

つまり、キリトの主観で、そこにユージオがいるように感じる様な描写ではなくて、もはや事実上そこに実体があるようなスタンド的な描写になってしまった。

で、それではただのオカルトなんだよ。

同じ疑問は、実は、プー戦のときのアスナの傍らに現れたユウキの亡霊的存在にも疑問を感じていたわけど、でもそのときは、あくまでもアスナにとっての「リアル」という範囲の表現にとどまっていると解釈した。

その意味では、それもまたこのアンダーワールドというゲーム世界の「リアル」の一環だと思った。

剣になったユージオが意志をもって動いたように。

だって、究極のところ、このアンダーワールドのシステムでは、擬似的なフラクトライトが魂の実体としてあって、姿形はそのフラクトライトがアンダーワールド世界で動くための一種のアバターでしか無いはずだから。

だから、アインクラッドで死んだはずのユナが実体を持つのも理解できたし。


なので、ユージオについても、ユウキくらいの、キリトに助言をするくらい程度の存在にとどめておかないと、ただのオカルトになってしまう。

いやまあ、アンダーワールドのシステム特性からすれば、そういうオカルトが生じてもおかしくはないのだけど、でもねぇ、そのオカルト能力を駆使した戦闘では、「黒の剣士」のキリトの本領は全然発揮されない。

剣技で相手を切り倒すのがキリトだったはずで。

だから、どうしても、あのガブリエル戦は納得がいかないんだよね、表現として。

せめて、プーのように、知に足がついたところで剣技を繰り出す場面が、最後の瞬間にはほしかった。

だって、あの20話の描写では、まるでキリトが「アンダーワールドのキリト」というロボットに乗って戦って見るみたいだったから。

でもね、その描写は、アバターで戦うアクセル・ワールでの世界であって、SAOはそうではないんだよ。

その点で、監督を伊藤智彦から小野学に変えたのはやっぱりうまくなかったんだろうな。

伊藤智彦は、「これはゲームではない」の意味について、ちゃんと考えて描写していたからね。

だから、SAOの中で死ぬときは、ちゃんとポリゴンが消える形にして、これがリアルワールドではないことを確認させながら、その上でちゃんと「死」を迎えさせていたから。

もちろん、原作者も、そうした「リアルネス」の崩壊がアリシゼーション編でおかしくなったのはわかったから、続く新章のユナイタル・リング編では、再び、ゲーム世界のルールのあれこれを導入して、サイバーワールドの中のリアルネスを再度取り戻そうとしているのだけど。

でもまぁ、とにかく、オカルトにしちゃダメだよ。

SAOはガンダムじゃないし、心意はニュータイプじゃないから。

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魔王学院の不適合者 第9話『勇者学院の謎』 感想

2020-08-30 01:57:59 | 魔王学院
サーシャがチョロインに戻ってたw

あと、勇者側の転生者たちの話になるのね。

てか、すっかり普通の人間のように思っていたけど、魔王学院の生徒たちって、みんな魔族なんだよな。

完全に失念していた。

で、勇者学院に集うのは人間たち。

で、どうやらアノスのみるところ、勇者カノンの末裔と言われている人たちはいずれも違っていて、カノンの転生者はいるとしても別の人物、ってことね。

今回初登場のボクっ娘のエレオノールが、実はカノンの転生候補の筆頭だったりするのかな?

女性に転生した、というのはちょっとおもしろいね。

あと気になったのは、アバンに出てきたカノンの師匠の爺さん。

あの人は魔族、というか、魔王アノスに並々ならぬ憎しみを抱いていたから、あの師匠が後世に悪い伝承を残している可能性は高いね。

てか、アノスが倒された後も、カノンは生きていて、でもきっと今の際のアノスの様子から、アノスの擁護にまわって、すわ、勇者様、ご乱心!ってことで、幽閉なり殺害なりされてしまったんじゃないかな。

そういう意味では、今回出てきた勇者の末裔を名乗る学生たちは、実は、そうしてカノンと取り替えられたニセ勇者の末裔なんじゃない?

そしたらアノス言うところの根源が違う、というのも筋が通るし。

ともあれ、アノスの伝承が汚されたのは、どうやら魔族だけの仕業ではなくて、人間を含めた他の種族も関わっていそうだな。

アノスの部下の魔族の者たちは、アノスの決断に従ったと思うけど、勇者カノンを筆頭に、他の種族でアノスの決断に合意した人たちは、みな前線の勇者なり兵士なりでしかなかったわけでしょ?

となると、それぞれが自分の種族のもとに帰ったときに、守旧派の年寄りたちが反感をしめしてもおかしくはない。

少なくともアノスを英雄視するような伝承を正史扱いはしないの間違いないだろうから。

なんていうか、意外と人間臭い陰謀が、実は背後に控えているのかね?

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ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 第20話『夜空の剣』感想: あれ、なんだかユージオと元気玉のおかげで勝ちを拾ったような感じなんだけど…

2020-08-30 01:34:18 | SAO/AW
あれれ、原作もこんな感じだったっけ?

戦闘シーン、ムダに長いし。

ずっと空中に浮いて剣技?を出しているから、せっかく久しぶりの二刀流スターバーストストリームを出しても、全然、タメがないし。

しかも、相手のガブリエルがなんか幽体のようなエネルギー体になっているから、切り刻んでも全然手応えないし。。。

えーと、どうしてこうなった???

挙句の果てに、ユージオが実体として出すぎじゃない?

これじゃ、全然、キリトが倒した!って爽快感がないじゃない。

しかも、よくわからないうちに元気玉みたいに「オラに力をくれー!」ってなってるし。

あれれ???

こんなだったっけか、原作?

さすがにイメージが違いすぎるのだけど、これはやっぱり監督の解釈が昔のアニメのイメージに引きずられすぎじゃないのかな?

さすがに擁護できない残念さ・・・な気がする。

しかも、最後の、最果ての祭壇の情景にしても、なんだかフェアリーダンス編の最後のような感じになっているし。

いや、別にアインクラッドとか、SAOの以前の場面のオマージュでもいいんだけどさ。

さすがに唐突かなぁ。


それにしても、改めてアスナだけ残ったところを見ると、やっぱりちょっとひくなぁ。

まぁ、アスナってヤンデレ属性があるから、アリスをリアルワールドに届けて自分は残る、というのはよくわかるのだけどw

でもさぁ、結局、キリトって、このアンダーワールドでシノンとリーファに会っていないじゃない。

いや、あの元気玉のシーンを見れば、夜空になった時点で、どうやらシノンはそれがキリトによるもので、ということはキリトは目覚めたんだ!って察したみたいなんだけど。

でもさ、それ、さすがにわかりにくすぎじゃない?

あんなになんだかよくわからない戦闘シーンに尺や作画リソースを割くくらいなら、シノンとかリーファとかの交信があったかのような描写があってもいいじゃない。

だって、シノンはまだしも、リーファなんてアスナにすら会ってないんだよ?

あんまりじゃないか?

かわりに全部ユージオがもっていっちゃうのだから。

あれほどまでに、ユージオの姿を映像化して表現するのなら、あんな背後霊とかスタンドみたいな存在ではなく、いっそのこと、ちゃんとユージオを復活させて、キリトとユージオの二人でタッグを組んでガブリエルに立ち向かう、という方がよかったんじゃないのかな。

そうでないなら、あくまでも青薔薇の剣にユージオの意志なり魂なりが乗り移っているというぐらいの描写にとどめたほうが良かった気がする。

だって、全然、キリトが勝った気がしないから。

とにかくこのWoU編はさ、ついこの間までずっとキリトが寝たきりになっていたようなもので、そこから復活して、ガブリエルを倒す、というところで、カタルシスを得なければ、何のためにここまで待っていたんだよ!ってことになるじゃない。

で、そのカタルシスが全然ないんだよ。

いや、戦闘シーンはとにかく凄いのはわかったよ。

でもさ、あくまでもキリトもガブリエルもこの世界ではアバターとして存在しているのだから、その制約にはこだわってほしかったなぁ。

だって、キリトの強みは「剣技」なんだから。

それを限界値ギリギリまで使って相手を倒す、というところにカタルシスがあるのだから。

ホント、せっかくのスターバーストストリームが使い損じゃないか!

心意ってのは、オカルトの力ではなくて、何かの道を極めた先にある「極意」のはずだから。

だとすれば、表現としては、どうしても突破できないガブリエルのガードを、最後の意志で突破した、という表現でないとおかしいはずなんだよ。

意志の主体はあくまでもキリト。

だからユージオが登場するにしても、キリトの意志が挫けそうになったところをあくまでも後方から心理的に支える、というのでないとおかしいんだよ。


というわけで、なんか期待してイメージとは全然違ったできになってしまった。

これはさすがに残念。

スターバーストストリームのカタルシスを返してくれ!

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