去年4月に、UBへ再度やってきて、HPの「チンゲルテイ便り」は、そのままの形で残し、新しくブログをはじめました。
一年経って、今年の4月1日の引越しを期にいろいろ考えた結果、昨日からチンゲル亭とオードリーの名前を返上しました。
おすみの書く「風のこたろう」のブログとして再出発しました。
中身はなーんにも変わりません。
チンゲル亭を出て気分一新したことだし、ブログの整理して見ました。ネーミングだけね。。。
こちらに来て、妙に気持ちが落ち着くのは、なぜかなぁと考えてみました。
田舎で育った私ですから、庭があって、窓からの山の景色は絶対に捨てられないと思っていたのです。
ところが、引っ越して見て、窓から見えるのは、隣の建物で、庭には、草一本生えてなくて、季節を感じるのは、屋根に積もった雪だけと言う環境なのですが、なぜか、気持ちが安定しています。
空気感覚や、すれ違うモンゴル人の視線が、外国人に慣れていて妙に緊張しなくて良いのか、食材の買い物をしても歩いて帰れる距離にある、そして、何より、日本人が集まる人の良いマスターの居るサクラベーカリーが徒歩一分に有って、寂しくなったら、帰りを心配せずに行くことが出来る。
チンゲル亭に居た頃、何度いまさくらに行きたいと思って、断念したことか、、、
今すぐ、行きたいと思ったら何も気にせず行けるところがある。
いいなぁー。
そのおかげなんだろうか、多分、そうなんだろう。
それに、静かなのだ。
静かだと寂しいのかと思ったら、決してそうではない。
以前の、車の音、修理の音、モンゴル人の叫び声、大きな通りに面した車の修理屋が軒を並べていた荒々しい空気が伝わってきて、気持ちにささくれを作っていたのかもしれないなぁ。
テレビをぼんやり見ている時間が、かなり少なくなってきているし。
気持ちも、前向きになってはじめて、後ろ向きになりそうだったことに気が付くものなんだ。
いろんなことに、区切りをつけ、未練を残さないことも大切なんだなぁ。