風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

うれしいこと

2006年05月21日 | チンゲル亭裏日記

家主の、ビャンバさんが仕事から帰ってきて久しぶりに来てくれました。
咳をする私をいたわり、相変わらずの礼儀正しさで、ご挨拶でした。
いろいろと頼んでいたものを持ってきてくれたのですが、私たちが頼んでなかったものがありました。
それは、中国製のすだれです。
台所の窓からお向かいの家が丸見えなのが少々気になっていたのです。
何かをビャンバさんに請求するほどのことではなかったのですが、ちゃんと巻き上げ器の付いているすだれを、この窓にといって持ってきてくれました。
指摘されて、うん、やっぱりあるといいねぇ。
しかし、このモンゴルに巻き上げ器の付いたすだれってあるのねぇ。
裕福階級は、中国に行って買い物をすると聞いていますから、多分、いろんなものを買い込んできたのかもしれません。

頼んでも居ないものが届くなんて、こんなこと初めて。

昨日は、乗馬クラブに夫も始めて参加しました。
その時、馬がぬかるみに足を取られて唐黷サうになったために、馬体が回転し夫の体が緩やかに振り落とされそうになり、夫は自ら落ちました。
そしてそれに驚いて、直ぐ後ろを付いていた私の馬も驚き、ちょうどブッシュから鳥が飛び出したのとで、急に馬が体を動かしたために、私も馬から落ちました。

二人とも、どこも打ち身も怪我もなく、他の人を巻き添えにすることもなくすみました。
逃げた馬もすばやく、馬方さんと金井さんが捕まえてくれたので、これも大きなことにならないで、気持ちを落ち着けたら、それぞれの馬に乗ってとことことゲルに向かって帰りました。

それで、今日になって、夫が一句。
   落馬して はるさんにひかれて ゲル帰り

昨日は、落馬も含めて楽しんだことがわかって、一安心。
私の句は、風のこたろうのほうへ発表。
生まれて初めてと言えるくらい作ったことの無い俳句ですが、結構いいじゃない?一人でご満悦。
落ちた二人より、回りの人たちの方が心配して気を使わせているかも。

今日は、昨日一緒に行った方から、携帯メールを頂きました。
きっと心配してくださったのねと思うとうれしくなりました。
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