風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

奥テレルジ

2006年05月27日 | 




氷はすっかり解けて川の水量が少なくなって、車も渡りや
すくなっていました。今日は、水の中で立ち往生している車も居ませんでした。
この冬の雪が少なかったせいだそうです。

川をわたってくる風も、先週は頬を刺すようでしたが、今日は、冷たさを感じません。
上流の滞った水が、完全に流されて、水が透明度を増していました。

枝の先の赤い新芽が、すっかり緑に取り代わってきています。
紫を先頭に咲き始めた花も、先週黄色が加わり、今日は、白い花が咲いていました。
エーデルワイスの、葉もみずみずしい緑を土から覗かせています。
これが、花が咲くとちょっと様子が変わってくるのが面白いです。

空が、高くなり、青い空と白い雲の色の対比が強くなり、ますますまぶしくなります。
日差しがきついので、サングラスをかけているのを忘れがちです。
白い花を見つけたとき、サングラスをはずしてみました。
サングラスをかけていても、人間の脳は、かなり色の調子を調節してみているらしく、余り違った色に見えなかったのが不思議。
それが、きっと白だったからでしょう。

へぼ俳句のイメージが出来上がり、結構馬を乗りながら、余裕が出来てきていることを感じます。
特に今日はのんびりゆっくり、休憩の時間も何時もの何倍もとっておしゃべりに花を咲かせたものですからね。

乗馬のおかげで腿の筋肉が鍛えられ、膝の痛みが殆ど消えてきました。
ほんとにありがたい。
出国前に、整形外科の医師に寄ると「年です」時にべもなく言われました。太ももの筋肉を鍛えなさいと言われていましたから、それが、本当だと毎週毎週実感しています。

おいしい空気と、適度な運動と、馬と語り、風と語り、汗をかき、おいしいゲルのオカミサンのスーテイチャと恥ずかしがり屋の女の子との距離が確実に狭まっていること。
いろいろ一杯楽しいことがあって、その上おまけに、刺すような膝の痛みがなくなって、いいことずくめ。

馬の背で ゆらり揺られて へぼ俳句

紫黄白 春の深まり見せて咲く

五月晴れ 川風ゆるむ トーラ川 馬を下りて 水を一口
五月晴れ 川風ゆるむ テレルジ乗馬









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