福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

くじら祭り

2006年06月09日 |  〇文化・歴史


△長生浦くじら博物館(ウルサン市)

韓国にも鯨肉を食べる食文化があることは知っていたが、
「くじら祭り」で町おこしをしようとしている自治体があるなんて
知らなかった。

プサンから車で1時間半ほどの距離にあるウルサンは、妻の
妹家族が暮らす街でもある。

--- 韓国雑学ネタとして記録しておく。

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△写真は連合通信

■ 울산고래축제 개막 
「ウルサン・くじら祭り」開幕
(ニューシス 6月9日)

제12회 울산고래축제가 울산시 남구 장생포 해양공원
부지 일원에서 9일 개막됐다.
「第12回ウルサン・くじら祭り」がウルサン市南区長生浦の
海洋公園一帯を会場に9日開幕した。

고래축제는 오는 11일까지 사흘간 열린다.
クジラ祭りは11日まで4日間の日程で開催される。

축제기간동안 울산민속예술경연대회와 장생포
고래박물관 개관 1주년 기념 고래 그림그리기, 고래잡이
재현행사 장애인과 비장애인이 음악으로 하나되는
아름다운 콘서트, 점토로 고래만들기, 울산시립무용단의
고래마을 풍류마당, 고래 콘서트등이 펼쳐진다.
祭りの期間中、「ウルサン民俗芸術コンクール」や長生浦
くじら博物館
開館1周年記念「くじらお絵かき大会」、「クジラ漁
再現行事」、障害者と健常者が音楽を通して一つになる「美しい
コンサート」、「粘土で作るくじら」、ウルサン市立舞踊団による
「くじらの里民俗祭り」、「くじらコンサート」など様々なイベントが
開催される。

특히 이 기간 고래 모래조각전, 일본 포경협회 홍보관,
고래 그림전시관, 해경.해군 함정 승선공개 체험, 어린이
고래학교, 고래도자기 만들기 체험, 고래 페이스 페인팅,
고래 토피어리 체험, 고래풍선 만들기 등 다채로운
전시 및 체험행사도 준비됐다.
さらに、くじらの砂彫刻、日本捕鯨協会広報館、くじらの絵画展示館、
海軍と海洋警察の艦艇への乗船体験、子ども向けくじら教室、
くじらの焼き物作り体験、くじらのフェイス・ペインティング、くじらの
トピアリー体験、くじらの風船作りなど多彩な展示や体験行事も
準備されている。

한편 고래축제기간인 9일부터 11일까지 박물관 관람
시간을 오후 6시에서 9시까지로 연장해 운영된다.
なお、くじら祭り開催期間中の9日から11日まで博物館の
開館時間は通常の午後6時から9時までに延長される。

(終わり)


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日本式英語

2006年06月09日 |   〇政治・経済

韓国政府が推進中の韓国版「クール・ビズ」を日本式英語のマネと
いう観点で批判している記事を読んだ。

--- 日本のものや日本のやっていることを安易に模倣することは
よくない。

それは全くその通りだと思う。

ただ、「ヲタク」がこうした記事を読んで、常に割り切れなさを感じる
のはどうしようもない。

この種の「木を見て森を見ず」式の批判が、問題の本質的解決や
建設的な論議には到底つながりそうもないと思えるからである。

それが自己(マスメディア)の問題は棚上げにしたままなされる
批判であればなおさらのことだ。

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■ [기자수첩] '일본식 영어' 베낀 정부
[記者手帳]「日本式英語」マネした政府
(朝鮮日報 6月7日)  

지난 5일 서울 세종로 정부청사 1층에서 ‘쿨 비즈 코리아’
선포식이 있었다. 제11회 세계환경의 날을 맞아 환경부,
행정자치부, 산업자원부 공동 주최로 사무실에서 넥타이를
매지 않고 시원한 옷차림을 하자는 캠페인이다. 이날 김명곤
문화관광부 장관과 유인촌 서울문화재단대표 등은 넥타이를
매지 않거나 반팔 셔츠 차림으로 패션쇼도 벌였다.
6月5日、ソウル世宗路の政府庁舎1階で「クール・ビズ・コリア」
発表会が行われた。「第11回世界環境の日」にちなみ環境省、
行政自治省、産業資源省が共催したキャンペーン行事で、職場では
ノーネクタイで涼しい軽装を着用しようとの訴えだ。発表会では、
キム・ミョンゴン文化観光省長官やユ・インチョン、ソウル文化
財団代表らがノーネクタイや半そで姿で登場するファッションショーも
開催された。

정부 설명에 따르면, ‘쿨 비즈(Cool Biz)’란 간편한 옷차림을
함으로써 실내 냉방 온도를 높여 에너지를 절약하고
온실가스(이산화탄소) 발생량을 줄이자는 운동이다. 취지는
좋은데, ‘쿨 비즈’란 용어는 어디서 온 것일까. 우리 정부가
만들어낸 것일까. 그렇지 않다.
政府の説明によれば、「クール・ビズ(Cool Biz)」とは、軽めの服装を
して室内の冷房温度を上げることで省エネルギーを進め温室効果
ガス(二酸化炭素)の発生量を減らそうとする運動だ。趣旨はいいと
しても、「クール・ビズ」という用語は、いったいどこから来たのだろう。
韓国政府が思いついた言葉なのか?答えは「否」だ。

이 용어는 일본 것을 그대로 베낀 것이다. 일본은 몇 년
전부터 여름철 에너지 절약을 위해 실내 냉방온도를
28도로 맞추고, ‘노타이’ 차림으로 근무하자는 캠페인을
벌여왔다. 일본 정부는 지난해 이 운동을 ‘쿨 비즈’라고
명명했다.
この用語は日本の用語をそのままマネたものだ。日本では数年前
から夏の省エネルギー対策として室内の冷房温度を28度に設定し、
「ノーネクタイ」姿で勤務しようというキャンペーンを繰り広げてきた。
日本政府は昨年、この運動を「クール・ビズ」と名づけた。

‘쿨 비즈’란 용어는, 실은 영어 사전에도 없는 엉터리 영어다.
굳이 뜻을 풀이하자면 ‘참신한 사업(직업)’ 정도가 된다.
일본 사람들이 이상한 말을 만들어 에너지 절약 캠페인을
벌이는 것을 외국인이 상관할 바는 아니다.
「クール・ビズ」という用語は、実は英語の辞典にもないデタラメな
英語だ。強いて訳せば「斬新な事業(職業)」くらいの意味になる。
日本人がおかしな言葉を作って省エネキャンペーンを繰り広げる
ことに外国人が口を挟む必要はない。

하지만 이것을 우리 정부가 그대로 갖다 쓰는 것은 전혀
다른 문제다. 정부 차원의 캠페인에 아무런 검토나 비판의식
없이 일본 명칭을 베끼는 것 자체가 한심한 일이다. 더구나
우리 말에는 이미 잘못된 ‘일본식 영어’가 범람하고 있다.
‘와이셔츠(바른 영어는 dress shirt)’나 ‘핸들(〃 steering
wheel)’ 같은 엉터리 ‘일식 영어’ 때문에 외국을 가는
한국인이 낭패를 보기 일쑤다.
しかし、それを韓国政府がそのままマネして使うのは全くの
別問題だ。政府レベルのキャンペーンで、何らの検討や批判意識も
ないまま日本の名称をマネしていること自体が実に情けない

それでなくても韓国語には、すでに間違った「日本式英語」が溢れ
かえっている。「ワイシャツ(正しい英語ではdress shirt)」や
「ハンドル(steering wheel)」などのデタラメな日本式英語のせいで、
外国を訪れる韓国人はしょっちゅう痛い目に会っている。

일본에서 겨울철에 내복이나 겉옷을 덧입음으로써 난방비를
줄이자는 운동을 ‘웜 비즈’라고 부른다. 우리 정부는 이것도
따라 할 것인가.
日本で冬に下着や上着を重ね着することで暖房費を節約しようと
する運動を「ウォーム・ビズ」と呼んでいる。韓国政府は、それも
マネしようとするのか。

(終わり)


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