福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国の安倍叩き

2007年03月08日 |   〇政治・経済

3月7日、韓国で実施された周辺5カ国の指導者に対する好感度
調査で日本の安倍首相がダントツの最下位を記録した。

最近、ありとあらゆる韓国メディアで、安倍氏の「慰安婦」発言を
めぐり、曲解や誇張も含まれたバッシングが続いていることを
考えると、無理もない結果なのかもしれない。

「ヲタク」自身、慰安所の設置や慰安婦の募集や移送、管理に
旧日本軍の深い関与を認め被害女性に謝罪し反省の意を
表明した、いわゆる「河野官房長官談話」を支持している。

政治家には、談話の精神を尊重し、とにかく未来に渡り二度と
同じような行為を繰り返さないという強い意思を内外に示すことが
必要なのであって、いたずらに周辺諸国民の「情念」を刺激したり
自ら誤解を
呼び込むような弁解がましい発言は控えるべきだと
思っている。


そういう意味では、「ヲタク」も安倍首相の政治姿勢は全く
支持していない。

また、発言の内容を問わず、あの特徴のある口調については、
正直、生理的な嫌悪感さえおぼえてしまう。

それにしても、しかしだ。


現在の「ヲタク」の偽らざる個人的心境を明かせば、朝鮮半島周辺の
5カ国(北朝鮮、日、中、露、米)の政治指導者を比較する場合、
各国の内政・外交の現実や選出に至る各国の政治システムも含め
減点法で考えざるを得ず、結果的には日本の安倍首相の「好感度」が
ダントツに高くなってしまう。


韓国語を学びながらも、個人的な世界観と韓国社会の平均的
価値観との間にこれだけ大きなズレがあるというのは、あまり
楽しいことではない。

日本に対し常に愛憎共に過剰とも言える程の関心を向けている
のが韓国社会だ。

こうした一種独特で複雑な対日感情の発露にも、マイペース(?)を
保ちながら淡々と韓国語の学習を続けて行くしかないだろう。

それが「ヲタク」というものだ。

・・・・・・・・・・・・・

■ 아베 일본 총리, 고이즈미보다 더 '비호감'
日本の安倍首相、「好感度」過去最低...小泉前首相下回る
(CBSニュース 3月8日)

・한반도 주변국 정상 호감도 조사서 최하위 기록
・朝鮮半島周辺5カ国の政治指導者中、好感度最低

일본의 아베 총리가 한반도 주변국 정상들을 상대로 한
호감도 조사에서 최하위를 기록한 것으로 나타났다.
日本の安倍首相が朝鮮半島周辺5カ国の指導者に対する

好感度調査で最下位を記録した。

CBS가 여론조사 전문기관 리얼미터(대표: 이택수)에
의뢰해 조사한 결과, 중국 후진타오 주석은 19.8%를 얻어
1위를 차지했으며, 미국의 부시(13.4%), 러시아 푸틴
(12.7%), 북한 김정일(10.1%), 일본의 아베 신조 수상은
2.3%로 최하위를 차지했다.
CBSが世論調査会社リアルメーター(イ・テクス代表)に依頼し

周辺5カ国の指導者に対する好感度調査を実施した結果、
中国の胡錦濤主席が19.8%の好感度を獲得し1位を占めた。
ついでアメリカのブッシュ大統領(13.4%)、ロシアの
プーチン大統領(12.7%)、北朝鮮のキム・ジョンイル総書記
(10.1%)が後に続き、日本の安倍晋三首相は2.3%で
最低を記録
した。

특히 아베 총리는 지난해 8월 동일한 문항으로 조사한
결과에서 3.3%의 지지로 최하위를 기록한 고이즈미
前 총리보다도 낮은 지지를 얻었다.
特に安倍首相は、昨年8月に実施された同じ調査で最低を

記録した小泉前首相(3.3%)よりもさらに低い好感度
記録した。

최근 아베 총리의 종군위안부 관련 발언에 대한 우리
국민의 반감이 상당한 것으로 보인다.
安倍首相によってなされた最近の従軍慰安婦関連発言に

対する韓国民の反感が大きく作用したものと考えられる。

-中略-

반면 일본 아베 총리에 대해서는 30대가 1.1%로 가장
호감도가 낮았으며 20대(1.4%), 40대(2.7%), 50대 이상
(3.7%)의 순으로 나타나 젊은 층의 비호감 정도가 매우
높은 것으로 조사됐다.
一方、日本の安倍首相については30代で1.1%と最も

好感度が低く、20代(1.4%)、40代(2.7%)、
50代
以上(3.7%)の順に並んだ。全体的に好感度の
低い
安倍首相だが、特に若い層ほど好感度が低い。

이 조사는 3월 7일 전국 19세 이상 남녀 672명을 대상으로
전화로 조사했고, 표본오차는 95% 신뢰수준에서 ±
3.78%포인트다.
調査は3月7日、全国に住む19歳以上の男女672人を対象に

電話で実施された。信頼度95%、標本誤差±3.78ポイント。



(終わり)


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