△夕暮れ時の海峡夢タワー(山口県下関市)
2009年冬のプサン訪問では、行きの片道だけ関釜フェリーを
利用した。
「ヲタク」が関釜フェリーを利用するのは久しぶりのことだったので、
様々に新しい発見があった。
△JR下関駅
下関駅の駅舎自体は、「ヲタク」が初めて対馬海峡を渡った
20数年前から全く変わっていない。
△下関駅前の広場(人工地盤)
しかし、駅前の広場(人工地盤)から、国際ターミナルに至る
歩道がきれいに整備されていたのには驚いた。
△下関駅前から海峡夢タワーを望む
駅から海峡夢タワー方向に歩き、途中で右折すれば、正面に
下関港国際ターミナルが現れる。
△下関港国際ターミナル
下関駅前と国際ターミナルが、専用歩道でつながっているので、
とても便利なのだ。
△ターミナルから市街地方面に延びる専用歩道
これは、逆に、国際ターミナルから駅や市街地への徒歩での
アクセスが、非常に便利なことも意味する。
下関市が日韓交流にかける熱い意気込みのほどが、しっかりと
伝わってくる。
・・ ・・ ・・
■ 追記 終わりに
2009年冬のプサン訪問記は、これで終わる。
3泊4日(船中1泊)の日程の中で撮った約680枚の写真を
ブログ掲載用に取捨選択し、コメントをつける作業は、正直、
面倒くさがり屋の「ヲタク」としては、けっこうしんどい作業であった。
しかし、撮った写真は、たとえ1枚なりとも無駄にするわけには
いかない。
これは、「ヲタク」の意地でもあり、もっとカッコよく言えば「ヲタク」の
責任感なのである。
とは言え、無事、作業を終了することができた今、ほっとしている。
(終わり)
2009年冬のプサン訪問で「ヲタク」と上の子2人が乗船した
関釜フェリーは、予約で満席の状態だった。
△長女(高1)と長男(中2)
たとえ2等室とは言え、事前に予約しておいてよかった。
△左から手荷物カウンター、売店、出国ゲート
乗船チケットを購入した後、ターミナル内を歩いてみたのだが、
博多の国際ターミナルでは見かけない下関ならでは(?)の
光景が目にとまった。
△土産物売り場に山積みされた森永キャラメルの箱
まずは、土産物売り場に積まれていた森永ミルクキャラメルの
箱の山。
日本旅行のお土産として購入する韓国人が多いのだろう。
△手荷物カウンターで売られていたお土産
次に目に付いたのが、やはり、お土産として手荷物カウンターに
置かれていたたくあんや味噌、醤油、ワサビの類(たぐい)。
何とも生活臭い、そして日本臭いお土産である。
確かに、韓国で一般に市販されている醤油(酸分解醤油)は
本格醸造されたものではないので、味は薄く、濃くもまろみもない。
ワサビにいたっては、「ヲタク」が見るに、工業的に作り出された
緑色が不気味なくらいだ。
日本の醤油やワサビの味を知っている人には、よい日本土産
(にほんみやげ)になることだろう。
(終わり)
2009年冬のプサン訪問で、「ヲタク」と上の子2人は、行きの
片道では関釜フェリー(下関-釜山)を利用し、帰りの片道では
日韓高速船(釜山-博多)を利用した。
年末の28日午後まで課外授業のあった長女(高1)に合わせる
ため、こうした変則的な方法を取ったのである。
しかし、結果として、長女(猛烈すぎる進学校?)のおかげで、
おもしろい発見ができた。
と言うのも、今回のプサン訪問では行きも帰りも偶然、日本側と
共同運航している韓国側の船に当たったのだ。
行きは「星希」(釜関フェリー)、帰りは「コビー」(高速船)だった。
そして、「ヲタク」は、この2隻の韓国船におけるトイレの使用法に
ついて、あらためてこの目で大きな違いを確認することになった。
まずは星希号。
△星希号のトイレ入り口にあった注意書き
星希号のトイレの入り口には「トイレットペーパーは?便器の
中に捨ててください!トイレットペーパー以外は?ごみ箱に
捨ててください!」と書いた注意書きが貼られていた。
△星希号のトイレ個室内にあった掲示
さらにトイレの各個室のドアの内側にも、韓国語で注意書きが
してあった。
△星希号トイレのお願い事項
「협조사항(お願い)」の内容はこうだ。
「ご使用になられたトイレットペーパーは、必ず便器の中に
お捨てください。ごみ箱は、トイレットペーパー以外の
ごみ専用です。ご協力に感謝いたします。」
つまり日本のトイレ使用法と同じだ。
一方、帰国時に利用したコビー号のトイレには、次のような
掲示がなされていた。
常連の読者にはクドイと感じられるかもしれないが、一応、紹介
しておく。
△コビー号のトイレ内
今回は、さらに英語と中国語による表示も撮影してきた。
(ただし、中国語は不正確)
△コビー号のトイレ内
つまり、コビー号では、星希号とは異なり、韓国国内を基準に
したトイレの使用法を乗客に求めているのだ。
星希とコビーは、同じ韓国船ではありながらも、トイレの使用法は
全く異なっている。
おそらくは、就航時期(釜関フェリー就航1983年/コビー就航
2002年)が大きく異なるので、それぞれの時代背景の中で、
経営陣、及び従業員らの意識や考え方に違いが生じ、トイレの
使用法にも、こうした違いが生じたのだろう。
(終わり)
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△船内に展示された星希号の模型
2009年冬のプサン訪問では、行きの片道は関釜フェリーを
利用した。
現在、関釜フェリーは「はまゆう(日本)」と「星希(韓国)」の2隻を
運行している。(正確には釜関フェリー「星希」と共同運航)
今回、「ヲタク」と上の子2人が乗船した船は韓国の星希号だった。
△星希号の2等船室
当日、予約で満席だったとは言え、2等室には十分な余裕が
確保されていたので、快適に過ごせた。
「ヲタク」家族が指定されたスペース(1部屋)には、「ヲタク」家族
3人以外に他の乗客は4人しかいなかった。
△売店・免税店(上)とラウンジ(下)
旧船と入れ替わり新たに就航してから10年も経っていない
船なので、船内もきれいである。
△喫煙室
韓国式の喫煙ルームもちゃんと完備されている。
ただ、少し目についたのは注意事項の多さだった。
乗客のマナーの実態が反映された内容なのかもしれないが、
中には、よく意味が理解できない注意事項まであった。
(終わり)