福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

幕張の番長

2010年01月10日 |   〇芸能・スポーツ

去る1月6日、日本のスポニチが、「『幕張の番長』金泰均
ピアス&サングラス!デップリ来日
」なる見出しで、ロッテ入り
したWBC韓国代表4番、金泰均(キム・テギュン)の来日(5日)に
ついて報じた。


△来日した金選手(OSEN)

「ヲタク」が、日本のスポーツ紙が報じた記事の見出しに、
わざわざ注目したのには、例によってわけがある。


△ネイバーニュース検索より

それというのも、韓国メディアの中で、スポニチが金選手に付けた
幕張の番長」なるニックネームを引用しながら、「番長」の
部分を「조직의 중간보스」(直訳=組織の中間ボス)と誤訳し
報じるメディアが、かなり目立っていたからである。

조직의 중간보스」とは、有体(ありてい)に言って「暴力団
幹部」のことである。

1月10日現在のネイバーニュース検索でも、OSENや日刊スポーツ
(中央日報系)といったスポーツ紙のみならず、朝鮮日報や
京郷新聞といった一般紙の記事でも、この「조직의 중간보스
なるおどろおどろしい誤訳の文字が躍っている。

全くいただけない誤訳報道である。

ちなみに、より「番長」に近い翻訳をしていた他の数紙では、単に
두목/보스」(親分/ボス)のような韓国語訳が当てられていた。


△ネイバーニュース検索より

当ブログの話題として、一端は見送ることを決めた話題では
あったが、外国語を学ぶ者の一人として「他山の石」とするため、
あえて取り上げることにした。



(終わり)


       ← 応援のクリックをお願いします。


ビビンバ民族主義

2010年01月10日 |  〇文化・歴史

産経新聞のソウル支局長が日本の新聞に書いたコラム記事が、
「ビビンバを侮辱した」として、現在、一部韓国人から強い反発を
買っている。


△ネイバーニュース・メインページ(1月10日)

1月10日のネイバーニュースでも、メインページで関連記事が
紹介されているほどだ。

最近、韓国では、ビビンバなどの韓国料理を世界に広めるための
海外PR活動が積極的に取り組まれているのだが、そうした動きを
皮肉っぽくコラムで紹介したことが発端となった模様だ。

特にビビンバについて、外国人が「羊頭狗肉」と感じる可能性も
あると表現した事が、一部韓国人の国民感情を強く刺激し、
やり玉に挙げられたのだ。

「ヲタク」が読むに、ビビンバは最初の見た目はきれいだが、実際
食べる時には、ぐちゃぐちゃにかき混ぜて食べるので、その落差に
驚く外国人もいるのではないか、というのが、その皮肉っぽい
コラムの趣旨だったようだ。

「ヲタク」が見るに、一々目くじらを立てるほどの皮肉とは思え
ないが、一端、火がついた「ビビンバ民族主義」は、容易には
収まりがつかないと見える。

後学のため、関連記事を翻訳練習させてもらった。

なお、関心がある読者には、問題となった外信コラムを産経新聞の
ホームページで確認されることをお勧めしたい。

詳述はしないが、以下の翻訳練習の内容と微妙に(?)齟齬が
あることがわかる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

■'비빔밥 비하' 구로다, "사실 비빔밥 좋아해" 해명
ビビンバ侮辱した黒田、今度は「自分はビビンバが好き」と釈明
(マイデイリー 1月10日)

한국의 비빔밥을 폄하하는 발언으로 비난을 받은 일본
산케이신문 서울지국장 구로다 가쓰히로(田勝弘·68)가
자신이 쓴 '양두구육'이라는 단어에 대해 해명에 나섰다.
韓国のビビンバを侮辱する記事を書き、韓国人の強い反発を
買った日本の産経新聞ソウル支局長、黒田勝弘(68)が、
問題となった「羊頭狗肉」という表現について釈明した。

구로다는 9일 산케이에 실린 '비빔밥, 테러?'라는 제목의
칼럼에서 "비빔밥이 보기 좋게 나오지만 먹을 때는 엉망
진창으로 마구 비벼먹어 비빔밥을 처음 접하는 외국인
들이 '양두구육'이라 느낄지 몰라 유머러스하게 쓴 것"
이라고 해명했다.
黒田は9日、産経新聞に掲載された「ビビンバ・テロ?」なる
題名のコラムで、「ビビンバは見た目はきれいだが、食べる時は
ぐちゃぐちゃにかき混ぜて食べるので、ビビンバに初めて接する
外国人が、『羊頭狗肉』と感じるかもしれないことを、ユーモラスに
表現したもの」と釈明した。

이어 구로다는 '양두구육'이라는 표현에 대해 "일본에서는
겉보기와 실제가 다르다는 뜻으로 가볍게 쓰이지만, 한국
에서는 이 말이 꽤 심한 욕인 것으로 알고 있다"며 "비빔밥을
세계화하겠다고 해 외국인으로 한국에서 30년간 살면서
먹어보고 느낀 점을 솔직하게 말한 건데 한국사회가
좀처럼 납득하려 들지 않는다"고 말했다.
続けて黒田は、「羊頭狗肉」という表現について、「日本では
見かけと中身が異なっているという意味で気軽に使われるが、
韓国ではこの表現が強い侮辱の意味を帯びていると言う。
ビビンバを世界にアピールして行くという話を聞き、韓国で30年
暮らして来た外国人として感じたことを率直に書いたのだが、
韓国社会はなかなか納得してくれない」と語った。

그는 한국에서 신변의 위협을 느끼고 있다며 "'살해 하겠다',
'살고 있는 곳이 어디냐'는 등 협박 전화까지 걸려와 경찰의
경호가 필요할지도 모를 상황"이라고 전했다.
さらに彼は、現在、韓国で身の危険さえ感じているとして、
「『殺すぞ』、『住所を教えろ』などの脅迫電話までかかって
来ており、警察の警護が必要になるかもしれない」と語った。

끝으로 구로다는 "사실 난 비빔밥을 매우 좋아한다. 요즘
부지런히 먹고 있다"며 칼럼을 맺었다.
黒田は、「実際、私はビビンバがとても好きで、最近、せっせと
食べている」と語りながらコラムを結んでいる。


(終わり)




     参加カテゴリ:地域情報(アジア)  


多文化チャンネル

2010年01月10日 |   〇メディア・IT

韓国の経済発展に伴い、アジア諸国出身者を中心に、韓国に
在住する外国人の数が急増している。

韓国法務省の発表によれば、2009年現在、韓国に在住する
外国人の総数は約118万人。

その中には、中国(朝鮮族を含む)やベトナムから韓国に嫁いで
きた女性たちも多く含まれている。

そういう韓国社会で、近年、急浮上している一つのキーワードが
다문화(多文化)」だ。

この言葉には、「多文化」がお互いに共感と尊敬を持って共存
できる韓国社会を作ろうとの理念が込められている。

現代韓国語で国際結婚家庭のことを、一般に「다문화가정
(多文化家庭)」と表現するようになっているのも、同じ脈絡の
中で生まれた流れだ。

ここでは、これまで英語中心の番組で構成されていたアリランTVが、
「多文化チャンネル」へとシフトする件について報じた記事を、
一部、翻訳練習してみた。

記事自体は昨年12月に報じられたものだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■아리랑TV `다문화채널` 변신
アリランTV、「多文化チャンネル」に改編
(デジタルタイムス 2009年12月23日)

・신 중장기 전략 발표… 해외는 한국정보로 차별화
・新しい中長期戦略発表...海外向けは韓国情報中心に

영어국제방송인 아리랑TV가 내년부터는 국내에서는 `다문화
전문 채널'로, 해외의 경우는 `한국정보 채널'로 차별화한다.
現在、英語による国際放送を行っているアリランTVが、来年
(2010年)から、国内向けには「多文化チャンネル」、海外向け
には「韓国情報チャンネル」の2本立てになる

아리랑TV는 22일 프레스센터에서 기자간담회를 갖고 국내
채널은 다문화 전문 채널로 발전시키고 해외 채널은 영어
뉴스를 대폭 강화한 실시간 한국정보 채널로 전문성을 특화
하는 내용의 `신 중장기 채널 운영 전략'을 발표했다.
アリランTVは22日、韓国プレスセンターで開いた記者会見を通じ、
放送を国内向けと海外向けに分け、国内では「多文化チャンネル」、
海外では英語ニュースを大幅に強化したリアルタイムの「韓国情報
チャンネル」へと改編発展させて行くとする「新しい中・長期運営
戦略」を発表した。

-中略-

아리랑TV 국내 채널은 내년부터는 매주 5회 `스왑 월드'를
신설해 다문화 전문 프로그램을 대폭 증설할 계획이다. 또,
매주 토요일과 일요일에 국내 방송 사상 최초로 베트남
드라마 `짜이 엔(Chay An)'을 베트남어, 영어, 한글자막으로
방송할 예정이다. 또, 다문화 커플 맺어주기 등으로 새롭게
개편한 `올 투게더-시즌2'도 선보일 계획이다.
アリランTVの国内向けチャンネルは、来年から、毎週5回、
(中国やロシアの現地番組を放映する)「スワップワールド」を
新設し、多文化番組を大幅に増やす計画
だ。また、毎週土曜日と
日曜日には、韓国の放送局としては初めて、ベトナムのドラマ
「チャイエン(Chay An)」を、英語と韓国語の字幕付きで放送
する
予定だ。さらに、番組を通じて多文化(国際)カップルを誕生させる
「オール・トゥゲザー・シーズン2」も新たに改編スタート
する。

-以下省略-












△「昨晩、今年初めて街に飲みに出たのはよいが、
飲み始めてすぐに頭が痛くなった理由は何だと
考えられるか。下の五択の中から正直に選びなさい

なお、どうせウソをつくから、ここで答える必要はない

①正月明けから働き過ぎたツケ
②ヨメの呪い
③年末年始の遊び過ぎによる疲労と体調不良
④症状に現れ始めた恋煩い
⑤冷え過ぎのビール





△「⑥私のイタズラ






(終わり)


    参加カテゴリ:地域情報(アジア)