2009年冬のプサン訪問では、プサン高校下の道路わきで、
「잉어빵(直訳:鯉パン)」なる韓国風タイ焼きを売る小さな屋台を
目にした。
タイ焼きは、一般的に韓国語では「붕어빵(直訳:フナパン)」と
呼ばれている。
今回、「ヲタク」は、これまでも時折り目にはしてきた、その
紛らわしい(?)「잉어빵(直訳:鯉パン)」なるものを、初めて
購入してみた。
値段は「フナパン」と特段変わらず、3個で1000ウォン。
「ヲタク」は、6個買うことにした。
ところで、気になった大きさだが、「鯉パン」と「フナパン」とでは、
大きさも特段変わるところはない。
いや、むしろ「鯉パン」の方が小さいくらいか。
この「鯉パン」、完全に名前負けしている。
(終わり)
△階段の降り口
前回のプサン訪問記で「恐怖の百段階段」として紹介した
急傾斜の階段に正式な名称があることを、2009年冬の
プサン訪問で初めて知った。
階段降り口横に立つ電信柱に、通りの名称が表示されて
いたのだ。
見ると、「168계단길(168階段通り)」とある。
ここにある「168계단(168階段)」が、つまり、この階段の
名称なのだ。
△草梁の「168階段」
実は、この「168계단(168階段)」は、階段下の地名としても
使われている。
△階段下の地名表示
これも今回初めて知ったことだ。
実にささいな発見だが、草梁ファンの「ヲタク」としては、けっこう
うれしい新発見だった。
△階段下の地名表示(2)
それにしても、以前、この階段下のすぐ近くに、妻の姉家族が
住んでいたこともあったのだが、今頃になってこの地名を
知るとは、全くもって迂闊な「ヲタク」であった。
(終わり)
△山腹道路下の草梁2洞公営駐車場
2009年の冬は見送ろうと思っていた草梁2洞公営駐車場からの
写真撮影。
しかし、あまりに冬の空が澄んできれいだったので、ついつい
駐車場まで登り撮影してしまった。
△写真右手上のビルが釜山高校
上記写真の右上に見える釜山高校を基準に以下の写真を
見てもらうと、撮影方向の移動がわかりやすい。
基本的に視点は、写真左(西)から右(東)へ動いている。
冷たく澄んだ冬空の下、草梁の街がくっきり写し出されている。
ワンパターンではあるが、「ヲタク」は、この眺めが好きだ。
なお、最後に付記として、撮影地点自体を右手(東側)に移し
撮影した釜山駅周辺の景色も1枚記録しておく。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△ロッテ百貨店光復店の地上入口
2009年冬のプサン訪問では、「ヲタク」はある一つの目的を
持ってロッテ百貨店を訪れた。
△ロッテ百貨店(ロッテタウン)地下入り口
プサン訪問前に「ロッテと赤の下着」の記事でも紹介した通り、
プサン地域には、「デパートの開店初日に赤の下着を買えば
幸福が訪れる」との俗説があるとのこと。
その俗説を当て込んだ「赤の下着セール」が大当たりし、去る
12月17日の開店で、ロッテ百貨店光復店は、韓国のデパート
史上に残る初日売上高の新記録を打ち立てることができた。
その特異な社会現象を記憶するため、「ヲタク」は、年末のロッテ
百貨店で赤のトランクスを買う決意を固めていたのだ。
ある一つの目的とはそのことである。
しかし、「ヲタク」のその目的は、結局、達成されることなく終わって
しまった。
そもそも、例の赤の下着類は、あくまでオープン初日に買わないと
意味がないので、デパート側にとっても、2日目以降は全く価値の
ない初日限定の特売商品だった。
だから、開店2日目以降には、早々と売り場から姿を消したはずだ。
当然のことである。
年末のロッテ百貨店で、かろうじて「ヲタク」が見つけ出した赤の
パンツは、日本円で1枚約2000円もする高級ブランド品だった。
「ヲタク」が思い描いていたオヤジ用の安トランクス(通称ガラパン)
など、通常、ロッテ百貨店には置いていないのだ。
いずれにしろ、「ヲタク」は、赤色の高級ブランドパンツなど、
2000円も出して買う気にはなれなかった。
自慢ではないが、「ヲタク」の秘部は、どちらかと言えば純朴で
庶民的な性質をしている。
高級素材を使った薄手のブランドパンツなど、おそらく、ゴワゴワの
生地に慣れ親しんだ「ヲタク」の秘部が、受け付けてくれない。
そもそも、ウエストサイズが合いそうにはなかった。
△ロッテ百貨店で見た赤のブランドパンツ
それならばと、せめてもの「ヲタク」の意地で、記念に写真でも
撮って帰ろうと思ったら、「商品は撮影禁止ですッ」と若い女性
店員から注意された。
見ていた家族も口をそろえて「ヲタク」の行為をなじった。
確かに「ヲタク」も非常識なことをしてしまったと、その時ばかりは、
素直に反省した。
しかし、すでにシャッターを切ったカメラには、赤のブランドパンツが
しっかり写っていた。
店員の小さな手ではパンツを覆い隠すことはできなかったのだ。
(終わり)
△雑居ビル4階にある草梁剣道場
現代韓国語で、剣道場は「검도관(剣道館)」。
△「草梁・剣道4F」の看板
一方、柔道場は「유도관(柔道館)」と呼ばれている。
2009年冬のプサン市草梁(チョリャン)洞で、「ヲタク」が目に
した草梁剣道場と草梁柔道場の2か所の看板を撮影した。
△草梁柔道場
柔道場の方は、今も開かれているのかどうか怪しくなるような
たたずまいであった。
ちなみに、草梁洞に限らず、韓国で一番人気のある武道は
韓国式空手とも呼べるテコンド(跆拳道)で、草梁にも派手な
道場がある。
ただ、韓国社会ではテコンドは「韓国固有の伝統武道」とされて
おり、日本の空手との関係はタブー視されているので、例え
相手が子どもでも、関連の話題では一定の「配慮」が必要とされる。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)