韓国で国際結婚が増えていることは知っていたが、総婚姻数の
13.6%が国際結婚で、韓国人男性と外国人女性の結婚だけで
全体の10%を占めるほどまでになっているとは驚きだ。
また、ここで紹介する記事は、特定のカルト教団の「教え」により
日韓の国際結婚が急増してきた歴史にも言及しているが、
そうした現象はもちろん、記事の記述の仕方にも強い違和感を
感じざるを得ない。
韓国では一般的に占いや霊能者などの社会的影響力が
日本とは比較にならないほど広くて深いことも関係してか、
カルト教団に対する認識にも批判的な視点や警戒心が弱すぎる
ように思う。
関連記事から一部抜粋しながら記録しておく。
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■ 한국男-외국女짝 급증 전체 결혼의 10%
韓国人男性-外国人女性カップル急増、全婚姻件数の10%
(京郷新聞 6月22日)
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한건수 강원대 교수(문화인류학)는 23일 열리는 ‘다민족
다문화의 길목에 들어선 한국 사회의 과제’의 심포지엄
발표 논문에서 한국인의 국제결혼이 1995년을 기점으로
한국인 남성과 외국인 여성의 결혼이 한국인 여성과 외국인
남성의 결혼을 넘어섰다고 밝혔다.
ハン・ゴンス江原大教授(文化人類学)は、23日開催される
シンポジウム「他民族・多文化社会を迎えた韓国社会の課題」で
報告する論文のなかで、韓国人の国際結婚が1995年を境に
韓国人男性と外国人女性の結婚件数が韓国人女性と外国人
男性の結婚件数より多くなったことを明らかにした。
1990년만 해도 한국인 여성과 외국인남성의 결혼이 6배나
많았지만 2004년 전체 국제결혼 가운데 한국인 남성과
외국인 여성의 결혼이 72%를 차지했다.
1990年には韓国人女性と外国人男性の結婚が6倍も多かったが、
2004年には韓国人男性と外国人女性の結婚が国際結婚全体の
72%を占めた。
2005년 국내의 전체 결혼 중 국제결혼이 차지하는 비중이
13.6%임을 고려한다면 전체 결혼의 10% 정도는 한국인
남성과 외국인 여성의 결혼일 것이라는 추론이 가능하다.
2005年、国内の総婚姻件数に占める国際結婚の比率が
13.6%であることを考えれば、全体の結婚の約10%が
韓国人男性と外国人女性の結婚だと推測できる。
국제결혼 성비의 역전은 80년대 말 농촌 총각들의 ‘신부
수입’에서 비롯됐다. 농촌 총각과 조선족 처녀의 결혼이
특히 많아 외국인 여성의 결혼 이민자 가운데 중국 국적이
64.7%로 가장 많다.
国際結婚の男女比の逆転は80年代末に始まった農村の未婚
男性による「花嫁輸入」が大きな要因となった。とりわけ農村青年と
中国朝鮮族女性との結婚が多く、外国人新婦のうち中国国籍者が
64.7%を占め最も多い。
통일교의 국제결혼 장려 정책 덕분에 일본(10.6%), 필리핀
(8.25) 신부가 그 뒤를 잇는다. 일본 여성들은 88년 통일교
주최 합동 결혼식에서 6,500명이 한국 남성들에게 ‘떼로’
시집오기도 했다. 최근에는 노동 이주의 방편으로 한국
남성과의 국제결혼을 선택하는 외국인 여성들도 늘고 있다.
統一教会(統一教)の国際結婚奨励策の影響で日本人
新婦(10.6%)やフィリピン人新婦(8.25%)が2、3位を占めた。
統一教会主催の1988年度の合同結婚式では、日本人女性
6500名が集団的に韓国人男性のもとに嫁いできたこともあった。
最近では、韓国での就労を目的に韓国人男性と国際結婚する
外国人女性も増えている。
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한 교수는 “한국 사회도 이제는 새로운 문화적 정체성과
국민정체성을 재구성해야 할 때”라며 “다문화주의를 강조함
으로써 문화적 다양성과 관용에 대한 시민의식을 고양해야
한다”고 말했다.
ハン教授は「韓国社会も今や新しい文化的アイデンティティと
国民的アイデンティティを再構成しなければならない時を迎えた。
多文化主義を強調しながら文化的な多様性と寛容に対する市民
意識を高めて行く必要がある」と語った。
(終わり)