福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

メンコ

2006年03月10日 |  〇文化・歴史


*60~70年代の韓国のメンコ キャラクターもほとんど日本出身

最近の日本では「メンコ」で遊ぶ子どもなどいないだろう。
「ヲタク」が子どもの頃は、方言で(?)「パッチン」と呼ばれて
いたメンコで楽しく遊んだものだ。

事情は韓国でも同じだ。

韓国語ではメンコのことを「딱지(タクチ)」と呼んでいるが、
やはり、なつかしい遊び道具として中年以上の世代は強く郷愁を
くすぐられるようだ。

ところで、韓国の中には日本的な文化が、様々な形で色濃く
残っている。

しかし、ほとんどの場合、それらが日本の大衆文化と深い
関連があることはほとんど知られていない(知らされていない)。

そうした事情がうかがい知れる記事が目に付いた。
翻訳して紹介しておく。

・・・・・・・・

■ 일제때도 딱지가 있었네?
日本統治時代にもメンコがあった?
(ハンギョレ新聞 3月10日)

강원도 정선군 신동읍 폐광촌의 정선아리랑학교가 ‘추억의
박물관’개관 1주년을 기념해 11일부터 5월말까지 ‘딱지의
추억-대한민국 딱지가 다 모였다’라는 주제로 전시회를
개최한다.
江原道チョンソン郡シンドン村の旧産炭地にあるチョンソン・
アリラン学校が「思い出の博物館」開館1周年を記念して、
今月11日から5月末まで「メンコの思い出 - 韓国のメンコ
大集合」というテーマで展示会を開催する。

전시회에는 일제시대부터 1990년대까지 개구장이들의
가장 큰 놀잇감이었던 140여종의 딱지가 원판 그대로
선보인다.
展示会には日本統治時代から1990年代まで、わんぱく小僧
たちに最も人気のあった遊び道具であった140種類余りの
メンコが原物そのものでお目見えする。

1940년대 일본군인들을 그린 딱지를 시작으로 50년대
계급장 딱지, 60년대 만화주인공 캐릭터가 그려진 동그란
딱지 등 어린 시절 추억이 담겨있는 딱지들이 공개된다.
1940年代の日本の軍人を描いたメンコをはじめ、50年代に
はやった階級章メンコ、60年代の漫画のキャラクターが描かれた
丸いメンコなど、子供のころの思い出がつまったメンコの数々が
公開される。

특히 6·25 전쟁 당시 전쟁을 주제로 미국에서 발행된
전투장면 딱지, 60년대 발행된 영국의 만국기 딱지 등
외국 것도 전시된다.
特に朝鮮戦争当時、戦争をテーマにアメリカで発行された
戦闘場面メンコ、60年代に発行されたイギリスの万国旗メンコなど、
外国のメンコも展示される。

※いわゆるカードのことか?日本のメンコは、無視されている。

추억의 박물관은 입장권도 딱지로 대신한다.
「思い出の博物館」は入場券もメンコの形になっている。

추억의 박물관 인근 식당이나 상점에서 2천원 어치 이상을
구매하면 입장권 딱지 1장을 얻을 수 있다.
博物館近くの食堂や商店で2000ウォン分以上の
買い物をすれば、入場券メンコが1枚がもらえる。

진용선 박물관장은 “딱지는 어린시절의 아련한 추억과 당시
시대상이 그대로 남아 있는 소중한 문화자료”라며 “많은
사람들이 찾아와 딱지가 전해주는 추억에 흠뻑 빠져보길
기대한다”고 말했다.
博物館のチョン・ヨンソン館長は「メンコは子どもの頃のおぼろげな
思い出と当時の世相がそのまま残っている大切な文化財」だと
した上で、「多くの人々に訪ねてもらいメンコが伝えてくれる
思い出にどっぷり浸って見てほしい」と語った。

(終わり)


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ビートルとコビー

2006年03月10日 | 【釜山情報】


*高速船「コビー」韓国未来高速海運

博多-プサン間をつなぐ日韓の高速船「ビートル」と「コビー」が
共同の運航ダイヤを編成し、より効率的に海峡を行き来する
ことになったそうだ。




<JR九州「ビートル」のホームページより>

今年のゴールデンウィークの運航ダイヤを見ると、「ビートル」
(4隻)と「コビー」(3隻)の計7隻で何と1日最大9往復の
ダイヤが組まれている。

福岡とプサンの距離が今まで以上に縮まりそうだ。

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■ 부산~후쿠오카 오가기 편해진다
博多-プサン航路、いっそう便利に
(毎日経済新聞 3月10日) 

4월부터 배를 이용해 온천으로 유명한 일본 규슈
지방을 여행하는 길이 한결 수월해지게 된다.
부산과 후쿠오카간 초고속선을 운항하는 미래고속
(대표 김창중ㆍ55)이 같은 노선을 운항하는 일본 JR구주
고속선과 공동운항 계약을 체결했기 때문이다.
温泉で有名な日本の九州地方への船便を利用した旅路が
今年4月から一層、利用しやすくなる。プサンと福岡を結ぶ
高速船を運航する未来高速(キム・チャンジュン代表、55)が、
同じ航路で高速船を運航している日本のJR九州と共同運航
契約を結んだためだ。

미래고속은 부산~후쿠오카(210㎞) 초고속선 시장을
놓고 경쟁을 벌여온 일본 JR구주고속선과 오는 4월
1일부터 양사 소유 7척에 대해 코드셰어(code shareㆍ
좌석공동이용)와 운항스케줄 공동 편성 등을 주요
내용으로 하는 업무협약 조인식을 가졌다.
未来高速はプサン-福岡(210km)航路の高速船市場で
競争を繰り広げてきた日本のJR九州と、今年4月1日から両社
所有の7隻の高速船の運航について、座席の共同利用と
ダイヤの共同編成などを主要内容とする業務協約に調印した。

두 회사는 고유가에 따른 연료비 부담 등 악화된 경영
환경에서 출혈경쟁을 마감할 수 있게 됐으며, 미래
고속으로서는 급증하는 한ㆍ일 관광객 수요를 수용할
수 있게 됐다는 점에서 의미가 크다.
両社は原油高騰による燃料費の負担増など、悪化する経営
環境での赤字覚悟の競争を回避することができ、未来高速
としては急増する両国の観光客を以前より多く受け入れることが
できるようになる点で意味が大きい。

-以下省略-


(終わり)



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おしどり人形

2006年03月10日 | 【日常の韓国】


△結婚祝いの人形

先日、カフェのある男性会員(韓国人)が掲示板に結婚の
報告をカキコしてくれた。

そのカキコを目にした別の韓国人会員が、上の写真とともに
お祝いの言葉を送っていた。

韓国では、結婚式を挙げた新婚夫婦に木彫りのおしどり人形を
プレゼントする風習がある。

日本語にも「おしどり夫婦」という言葉があるが、韓国でも
おしどりは夫婦円満の象徴だ。


△韓国で一般的な木彫りのおしどり人形

実は、「ヲタク」の家にもこの木彫りの人形がある。妻が誰かから
もらったものだ。

ところで、カフェに掲載された写真の鳥が、どう見ても「원앙(鴛鴦)
」には見えない。


△実際の「원앙새(おしどり)」のつがい

もしかするとおしどり以外の鳥がモデルになっているの
かもしれない。



今日もまた、どうでもいいことが気になってしかたのない
「ヲタク」であった。



※後日談

一々確認まではしていないが、冒頭に紹介したつがいの
ニワトリ(?)人形は、日本のものらしいことがわかった。



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韓国の新聞事情

2006年03月10日 |   〇メディア・IT

韓国の新聞事情に関する記事(電子版)を読んだ。
全文を翻訳して紹介する。

・・・・・・・・・

■ "신문 구독하는 가구 43%"
新聞を購読している世帯 43%
(連合ニュース 3月9日)
 
지역신문발전위 신문 구독자 설문조사 발표
地域新聞発展委員会、新聞購読者アンケート結果発表

우리나라의 전체 가구 가운데 신문을 구독하는 가구는 43%인
것으로 조사됐다.
韓国の全世帯に占める新聞購読世帯の割合が43%であることが
わかった。

9일 지역신문발전위원회가 지역신문사에 배포한 '지역신문
구독자 조사'에 따르면 신문 구독 여부를 묻는 질문에 조사
대상의 43%가 구독한다고 답했으며 나머지 57%는 구독하는
신문이 없다고 응답했다.
地域新聞発展委員会が9日、地域新聞社に配布した「地域新聞
購読者調査」によれば、現在、新聞を購読しているかとの問いに
調査対象者の43%が購読していると答え、残りの57%は
購読している新聞がないと答えた。

구독하는 신문의 유형을 복수 응답으로 조사한 결과 전국지가
41.5%로 가장 높았고 지역 일간지 5.2%, 경제지 3.1%, 스포츠지
2.1%, 지역주간지 0.6% 등이었다.
購読している新聞の種類を複数回答で尋ねたところ、全国紙が
41.5%で最も多く、地域の日刊紙が5.2%、経済紙3.1%、
スポーツ紙2.1%、地域週刊紙0.6%の順であった。

신문을 구독한다고 응답한 가구를 기준으로 한 신문사별
점유율은 조선일보 31.5%, 중앙일보 25.9%, 동아일보 23.3%,
한겨레 4.7%, 매일경제 4.6%, 부산일보 4.2% 등이었다.
新聞購読世帯を基準とした新聞社別のシェアは、朝鮮日報
31.5%、中央日報25.9%、東亜日報23.3%、ハンギョレ
新聞4.7%、毎日経済新聞4.6%、プサン日報4.2%
などの
順であった。

※購読世帯全体に占める割合は上位大手3紙で80.7%、上位6紙で94.2%。

이번 조사는 지역신문발전위가 한국갤럽에 의뢰해 지난해
11월22일부터 12월3일까지 전국 성인남녀 1만247명을
대상으로 전화 설문조사를 실시한 것이며 표본오차는 95%
신뢰수준에서 권역별 ±3.1%포인트다.
今回の調査は、同委員会が韓国ギャロップ社に依頼し、昨年の
11月22日から12月3日までの間、全国の成人男女1万247人を
対象に電話調査を実施したもので、標本誤差(信頼度95%)は
地域別に±3.1%。

・・・・・・・・・

ちなみに日本の新聞購読率をインターネットで調べてみたところ、
意外にも見つけ出すことができなかった。

日本では、新聞を購読するのは水を使ったり電気を使うのと
同じくらい当たり前のことなので、わざわざ調査する価値も
必要もない、ということなのだろうか?

類似の調査をみつけるのにもかなり苦労してしまった。

意地になって探した結果、かろうじてビデオリサーチ社の
「第3回全国新聞総合調査」(03年、調査対象満15歳~69歳の
男女個人)なる資料を見つけ出すことができた。

それによると全国紙、地域紙の上位8紙の購読率は次の通り。

読売(22.7)、朝日(22.2)、中日(6.7)、毎日(6.6)、
日経(6.2)、産経(3.5)、北海道(2.9)、西日本(1.8)、
計72.6%。

ただ、これでは全国の地域紙まで含めた購読率の状況が
つかめないので、地域紙が西日本新聞しかない福岡の事情を
見てみることにした。

福岡では西日本(33.3)、朝日(22.4)、読売(20.6)、
毎日(14.7)、日経(4.9)の計95.9%となっていた。
2紙以上を併読している世帯を割り引いても、世帯購読率は
90%余りにはなりそうだ。

全国的にもおおよそこれに近い数字になるのではないかと
思われる。


(終わり)


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