福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

バカの壁

2006年08月10日 |  〇買い物編



2006年夏のプサン訪問では、計3冊の本を購入した。

写真右手から順に

1.「바보의 벽(バカの壁)」<「バカの壁」韓国語版>
定価9,000ウォン

2.「일본은 한국에게 무엇인가(日本は韓国にとって何なのか)」
定価20,000ウォン

3.「한국의 근대성,그 기원을 찾아서(韓国の近代性、その
起源をたずねて)」
定価4,900ウォン

今回は書名と本代の記録のみ。

ちなみに上記の3冊とも定価から約1割引きで購入している。

(終わり)



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穴針

2006年08月10日 |  〇語彙と表現


△はたして「穴針」とは?

■ 이것이 일제가 박아 놓은 혈침
これが日帝が打ち込んだ「穴針
(連合ニュース 8月10日)

2001년 여수시 삼산면 거문리 백도에서 제거된 혈침
(쇠말뚝). 여수시는 백도 일원에 박혀 있을 것으로
추정되는 혈침에 대한 추가 제거 작업을 벌이기로 했다.
写真は、2001年、ヨス市の白島(サムサン面コムン里)で
抜き取られた「穴針」(鉄杭)。ヨス市は白島一円に打ち込まれて
いると思われる「穴針」について追加調査を実施し、除去
作業に取り組むことにした。

※「白島」とは、巨大な岩礁のような地形を持つ島である。

・・・・・・・・・・・

この種の行事や報道は、毎年3月1日の独立運動記念日や
8月15日の「光復節」(解放記念日)前後になされる民族主義的な
恒例行事・報道と言えるだろう。

中にはこのフォトニュースのように、背景となる予備知識が
なければ理解が難しい記事もある。

そこで、「穴針」について「ヲタク」なりに解説を加え記録しておく。

韓国社会では、過去、日本の植民統治当局が朝鮮の「民族精気」
(民族の神聖な力)や朝鮮半島の「地気」(土地の持つ神聖な力)を
絶つため、朝鮮半島の要所要所に写真のような鉄杭を打ち込んだ
と、現在でも広く信じられている。

--- その悪辣なる(?)鉄杭のことを「혈침(穴針)」と呼ぶ。

韓国では現代社会においても、占いや霊能者、風水思想などが
日本とは比較にならないほど広く深い信仰を集めていることとも
関連してか、こうした荒唐無稽としか思えない説も、社会的に
一定程度の支持を集めている。

だから、現代においても一部の愛国的な市民団体のみならず、
公的な機関でさえもが、韓国の「民族精気」と「地気」を完全に
取り戻すことを目的に、こうした「穴針」除去作業に熱心に(?)
取り組んでいるのだ。



--- 実際のところ、この杭の正体は、地形を正確に把握する
ための測量作業などに使われた杭(測量杭)なのではないかと
「ヲタク」は見ている。

またまた余計なお世話だった・・・。

(終わり)


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