2006年夏のプサン訪問から帰国後、印象的だった「貝焼き」に
ついてこのブログに記録した。
△조개구이(貝焼き)
その中で、鍋代わり(?)に使われている貝のことが、今日の
京郷新聞(電子版)の記事に出ていた。
△画像は京郷新聞(8月18日)
記事内容の紹介は省くが、この貝の名前は「키조개」。韓国では
主に南部の海岸に棲息している貝だ。
日本ではあまり有名な貝ではないが、実は日本にも同種の貝が
棲息しており、「タイラギ」あるいは「タチガイ」と呼ばれているとの
こと。
「カラス貝(말조개)」などでは決してないのだ!
ところで、貝焼きを食べたプサンの店では、「ヲタク」たちが
日本からの客だと知って、店の主人が日本語の質問をしてきた。
例えば、
--- 「꼼장어」を日本語で何というのか?
この魚は韓国では人気のある魚なのだが、日本ではほとんど
食べられていない。普通の辞典には載っていない単語だ。
しかし、この魚について以前、調べたことのあった「ヲタク」は、
本領発揮とばかりに、内心得意げに教えてあげた。
--- 日本語では「ぬたうなぎ」。
その時は、なぜか貝の話題は出なかった。
何はともあれ、「키조개」は「タイラギ」。
今度また、いつの日にか「知ったかぶり」ができる日が来るかも
しれない。是非、覚えておこう。
最後に、韓国語学習者向けに、韓国の「貝焼き」で焼かれる
代表的な貝についてその韓国語名を紹介しておく。
・・・
ハマグリ(대합)
ホタテガイ(가리비)
・・・
(終わり)