1950年6月25日に朝鮮半島で勃発した戦争を、日本では
一般的に「朝鮮戦争」と呼んでいる。
戦争勃発から57年目を迎える今年、韓国の教育人的資源省は、
韓国内において様々な用語が並存している「朝鮮戦争」について、
「6・25전쟁(6・25戦争)」という用語への統一を勧告したという。
すでに教科書では2004年度から、この「6・25戦争」という統一
された歴史用語が使用されているという。
関連記事をなるべく原文に忠実な形で翻訳練習してみた。
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■ 6ㆍ25 명칭 혼선…`전쟁기념일, 사변일…'
「6・25」名称の混乱...「戦争記念日」「事変日」・・・
(連合ニュース 6月24日)
・교육부, `6ㆍ25 전쟁' 사용 권고
教育省、「6・25戦争」の使用を勧告
"6월25일은 `전쟁기념일'인가요 아니면 `사변일'인가요?"
6月25日は「戦争記念日」?それとも「事変日」?
1950년 6ㆍ25 전쟁(한국전쟁)이 일어난 지 반세기가 훨씬
지났지만 아직도 이 날을 규정하는 단어가 정착되지 않아
혼선을 빚고 있다.
1950年の6・25戦争(韓国戦争)勃発から半世紀以上が
過ぎたが、いまだにこの戦争に関する統一された用語がなく、
社会的にも少なからず混乱が生じている。
교육인적자원부는 근ㆍ현대사 관련 용어의 혼선을 막자는
뜻에서 2004년 4월 확정된 교과서 편수용어를 공개하면서
1950년 6월25일부터 1953년 7월27일까지의 전쟁을 `6ㆍ25
전쟁'으로 쓸 것을 권고했다.
教育人的資源省は、近・現代史関連用語の統一を図ることを
目的に、2004年4月に確定した教科書編集用語を公開すると
ともに、1950年6月25日から1953年7月27日まで戦われた
戦争を「6・25戦争」と表記することを勧告した。
교과서 편수용어는 교육부가 학계, 대학 등과 함께 심의해
결정한 것으로 국사와 근ㆍ현대사 교과서에서는 이 용어만
쓰인다.
教科書編集用語とは教育省が学会や大学などと共同で審議し
決定したもので、すでに「韓国史」と「近・現代史」の教科書では
この用語が統一的に使用されている。
그러나 실생활에서는 `6ㆍ25 전쟁'과 `6ㆍ25 사변', `한국전쟁'
등 여러 단어가 섞여 사용되고 있다.
しかし、社会的には「6・25戦争」や「6・25事変」、「韓国戦争」など、
様々な用語が使用されているのが現状だ。
대부분 달력에는 6월25일에 `6ㆍ25 사변일'이라고 적혀
있으며, 국립국어원은 `한국전쟁'과 `육이오전쟁'을 널리 쓰이는
역사 전문어로 소개하고 있다.
現在、ほとんどのカレンダーの6月25日の欄には「6・25事変日」と
記されている。国立国語院は「韓国戦争」と「ユギオ(6・25)戦争」の
二つを広く使用されている歴史用語として紹介している。
6ㆍ25 전쟁이 통일된 용어로 정착되지 않자 일반 시민들도
혼란스러워 하고 있다.
「6・25戦争」が統一された用語として定着していないことから、
市民の間では少なからず混乱が生じている。
이모씨는 21일 국가보훈처 홈페이지에 글을 올려 "행자부
에선 `6ㆍ25 사변일'이라고 돼 있지만 신문기사엔 `6ㆍ25
전쟁기념일'로 바뀌었다고 하는데 공식 명칭이 뭔가요?"라고
물었다.
21日、国家報勲庁のホームページには、「行政自治省では
6月25日が『6・25事変日』となっていますが、新聞では『6・25
戦争記念日』に変わったと出ていました。公式名称はどうなって
いますか?」という質問が寄せられた。
포털사이트에 글을 올린 한 네티즌(아이디 `rudyo')은 "6ㆍ25
사변이 맞는 표현인가? 아니면 한국전쟁이 맞는 표현인가?"
라며 궁금증을 나타냈다.
ポータルサイト上でも、「6・25事変が正式な名称ですか?それとも
韓国戦争?」などと疑問を投げかける書き込みが目に付く。
이상규 국립국어원장은 24일 "6ㆍ25의 경우 국가 상황과 남북
관계의 변화에 따라 여러 용어로 변해왔다"며 "그러나 한 가지
사건을 일컫는 말로 여러 용어가 쓰이는 것보다는 한 가지로
통합해 안정적으로 사용하는 게 옳다"고 말했다.
24日、国立国語院のイ・サンギュ院長は今回の教育省の勧告に
ついて、「6・25の名称は、国内状況や南北関係の変化に伴い
様々に変遷してきた。しかし、一つの事件について様々な用語が
並存する状況は望ましくない。統一された用語を安定的に使用する
方が正しいあり方だと考えられる」と語った。
(終わり)
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