以前、このブログで東京韓国学校の内紛について取り上げたことが
あった。
日本の共同通信と韓国経済新聞の記事を紹介する内容だったが、
2紙の記事内容がかみ合っておらず、「ヲタク」が読んでも内紛の
発端や背景についてよく理解ができなかった。
今回取り上げるゴーニュースの記事は、日本の産経新聞の記事を
ほぼそのまま韓国語に訳したような内容だが、事件の発端や
背景についてかなり具体的に伝えている。
おそらくは、この記事の内容が「事件」の核心に迫ったものだと
考えられる。
全文を翻訳練習してみる。
なお、ゴーニュースの記事で一部、詳細がぼかされている点に
ついては、産経新聞の記事をもとに訳注(※)で補足してみた。
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■ 日 도쿄 한국학교 일본어 수업 내분 고조
日本、東京韓国学校で日本語授業をめぐる内紛激化
(ゴーニュース 6月25日)
일본에 거주하는 한국인들의 자녀들이 다니는 도쿄 한국학교
(도쿄 신주쿠 소재)가 내분에 휩싸였다.
日本に住む韓国人の子どもが通う東京韓国学校(東京都新宿区)で
内紛が起きている。
산케이신문 등 현지 언론들은 25일자 보도를 통해 “일본어로
진행되는 수업을 둘러싸고 보호자와 한국대사관까지 이 사건에
휘말리는 소동이 일어났다”고 알렸다.
産経新聞など現地マスコミが25日伝えた報道によれば、日本語で
行われる授業をめぐり、保護者や韓国大使館まで巻き込んでの
騒動になっているという。
학교 이사회가 일본어로 진행하는 수업 확대 방침을 결정하자
교장 등 학교측과 일부 학부모들의 반발하고 있다.
学校理事会が日本語で行われる授業を増やす方針を決めたことに
対し、校長をはじめとする学校側と一部の保護者が反発している。
1955년 재일본대한민국민단(민단)의 지원으로 만들어진 도쿄
한국학교는 초등학생부터 고교생에 해당하는 약 980명이
재학중이다. 대다수는 한국에 귀국할 예정인 학생들이지만
일본에 영구 거주해 일본어로 수업을 희망하는 학생도 10%에
해당되는 것으로 알려졌다.
1955年、在日本大韓民国民団(民団)が支援し設立された
東京韓国学校には、現在、小学生から高校生までの約980人が
在学している。大多数は韓国に帰国する予定の「本国組」の
生徒だが、日本に永住し日本語による授業を望む「永住組」の
生徒も1割ほど在籍している。
내분의 발단이 된 것은 ‘영주조’의 중학생이 소속 ‘J반’으로
불리는 소수 인원의 학급의 수업 운영 때문이었다. 일본의
고등학교나 대학 진학을 목표로 일본 교과서를 사용하고
일본어를 배우게 되어 있지만, 교원 부족 등의 이유로 중2의
과학, 사회, 영어는 한국어로 수업을 해왔다.
騒動の発端となったのは、「永住組」の中学生が所属する「J班」と
呼ばれる少人数クラスの授業運営をめぐる問題だった。日本の
高校や大学への進学を念頭に置いた「J班」では日本の教科書を
使用し日本語で学ぶことになっているが、教員不足などの理由で
中2の理科、社会、英語は韓国語で授業が行われてきた。
이사회에서는 지난해 7월, 학교에 대해 일본어 수업을
주요 5교과로 확대하도록 요구했다. 그러나 대다수를
차지하는 귀국 예정의 ‘본국조’ 보호자등이 “일부 소수파를
위해 수업료가 오를 수도 있다”며 반발, 이사장등의
퇴진을 요구하는 서명을 한국 정부에 제출하거나 교내
진입을 시도하는 국면에 이르렀다.
理事会は昨年7月、学校側に対し「J班」の日本語による授業を
主要5教科に拡大するよう要求した。しかし、多数派を占める
「本国組」の保護者らが「一部の少数者のために授業料が上り
かねない」と反発し、理事長らの退陣を求める署名を韓国政府に
提出するとともに、校内への進入を企てるに至った(※)。
※6月25日付産経新聞の記事「東京韓国学校で内紛 - 日本語授業を
めぐり、大使館も巻き込む」では、一部保護者は理事長の退陣を求め
校内で「座り込み」を行ったとのこと。
이사회는 지난 5일, 혼란을 부른 책임은 일본어 수업을
확대하지 않는 학교 측에 있다며 한국에서 파견된 교장의
파면을 결정했다. 그러나 교장은 이에 응하지 않고,
내분이 수습되지 않고 있다고 현지 언론은 보도했다.
現地の報道によれば、理事会は今月5日、混乱を招いた責任は
日本語の授業を拡大しない学校側にあるとして、韓国から派遣
された校長の罷免を決定した。しかし、校長はこれに応じず、
対立が収束する兆しは見えないままだ。
결국 이같은 갈등은 학생에게도 미쳐, 지난 2월 고등학교
졸업식에서는 이사회측과 학교측의 갈등이 증폭되어
졸업생이 집단 퇴장하는 사태가 발생하기도.
こうした対立は生徒の学校生活にも影を落としている。今年2月に
行われた高校の卒業式では、理事会と学校側の対立が表面化し
卒業生が式場から集団で退場するという騒動も起きている(※)。
※産経新聞の記事(同上)によれば、式場で学校側と理事会側の間で
「口論」が起き、生徒が集団退場したという。
이에 대해 한국 대사관은 “학교와 이사회에서 대화로
문제를 해결했으면 한다”는 입장을 밝혔다.
韓国大使館はこの事件について「学校側と理事会側による対話で
問題解決が図られることを望む」との立場を表明している。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)/語学・英会話