プサン駅前の丘陵地に、びっしり住宅が立ち並ぶチョリャン
(草梁)洞は、生活上の利便性の問題はもちろん、衛生や防災、
交通など様々な面で、深刻な問題を抱えている。
そこで、街のあちこちで、区画整理事業が進められている。
△商店街から草梁聖堂(カトリック教会)を望む
草梁聖堂(カトリック教会)横の道路も区画整理の結果、造成
された道路だ。
△登り坂の道路2本
2009年夏のプサン訪問で、「ヲタク」が目にした新しい道路を
いくつか写真に収めてみた。
△下り坂の道路
まだアスファルトも青々しい(?)気持ちのいい道路たちだ。
△丘陵地帯を平行に横切る道路①
決して広い道路ではないが、何とか車が通る車道は確保されて
いるのがわかる。
△丘陵地帯を平行に横切る道路②
街の持つよき伝統は大事にしつつ、今後とも、チョヤン(草梁)の
区画整理事業が順調に進むことを祈りたい。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
地下鉄ナンポ(南浦)洞駅の1番出口そばに、「ダンジリア
(DanGilia)」という名のステーキ食べ放題の店がある。
△地下鉄ナンポ(南浦)洞駅1番出口
「ヲタク」が初めて入る店だった。
△「ダンジリア」地下鉄駅側入り口
元来、「ヲタク」は、安くてまずいお肉をお腹いっぱい食べるより、
ある程度値が張っても、おいしいお肉を適度に食べる方が好きだ。
△「ダンジリア」光復洞側入り口
だから、正直、最初はこの店に全く期待はしていなかった。
△ロース、肩肉の2種のステーキ(米国産)が食べ放題で約1000円
狂牛病騒動以来、韓国社会で米国産牛肉の人気が底を
打っているとは言え、日本円にして約1000円(小学生以下は
約540円)で食べ放題とは、いくらなんでも話がうますぎる・・・。
△冷蔵肉しか扱っていない(左)のがこの店のもう一つの売り
しかし、いざ肉を口に含めて、そのおいしさに驚いた。
米国産牛肉だと言うのに、肉質はとても柔らかいし、ジューシーな
肉汁のうまさもしっかり出ているではないか。
少なくとも「ヲタク」が、米国産牛肉でこんなにおいしいステーキを
食べるのは初めてだった。
その秘密は、どうやら、この店が「냉장육(冷蔵肉)」しか扱って
いないことにあるようだ。
2009年夏のプサン訪問で、結局、「ヲタク」は、(福岡に残した
長女を除く)家族や親戚と、この店を2度も訪れることになった。
2泊3日の滞在のうち、初日と2日目の2日連続だ。
2日間で、「ヲタク」がこのステーキを一体、何枚平らげたのか・・・。
それは非公開ということにしておこう。
△野菜も食べ放題
ちなみに、この店では「食べ放題」のことを、「무한리필(直訳=
無限refill=無限おかわり)」なるおもしろい表現で言い表していた。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
2009年夏のプサン訪問では、ナンポ(南浦)洞のCDショップ
「GOOD MUSIC」(写真上)を訪ねた。
お目当てのCDがあったわけではないが、結局、80年代の
人気POPを集めた「Go Go 80's」なる2枚組のCDを購入した。
価格は日本円で約1100円。
例によって、「ヲタク」の懐古趣味だ。
ちなみに、決め手はブロンディの「Heart of Glass」が含まれて
いたことだった。
これといって大きな特徴のないCDショップだったが、日本人
観光客向けの韓流CDコーナー(写真下)が、ちゃんと
設けられていた。
一方、店内の一角には、J-POPコーナー(写真下)もあった。
さらに、別途、演歌を扱うコーナー(写真下)もあった。
今回、プサンで購入したCD「Go Go 80's」は、さっそく「ヲタク」の
車のカーステレオで、懐かしいビートを奏(かな)でてくれている。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△サンボク(山腹)道路の山手側に立つトンイルパークマンション
チョリャン(草梁)2洞公営駐車場は、サンボク(山腹)道路を
挟んで、山手のトンイルパークマンションの向かい側にある。
△草梁2洞公営駐車場
と言っても、サンボク(山腹)道路の市街地側はほとんど崖なので、
チョリャン(草梁)2洞公営駐車場も、険しい崖肌(がけはだ)に
せり出す形で設置されている。
ところで、この駐車場から眺めるチョリャン(草梁)の眺望が、
なかなか素晴らしいのだ。
さしずめ、公営展望台といったところか。
空中にせり出した駐車場のふちに立てば、釜山コンピューター
科学高校(写真上左手)やプサン高校(同右手)が一望のもとに
見渡せる。
特に正面から見るプサン高校の威容は、なかなかのものだ。
プサン高校の校舎は、地下駐車場も完備された現代的な
高層ビルで、最上階の8階が体育館になっている。
右手に目をやれば、新都心方面の高層ビル群も目に入ってくる。
2009年夏のプサン訪問は、さいわいなことに天候にめぐれた。
(終わり)
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△街かどの「マート」
2009年夏のプサン訪問では、チョリャン(草梁)洞界隈で
小売店(小型スーパー)の写真をまとめて撮影してきた。
最近のチョリャン(草梁)で流行っている小売店の名称は、
圧倒的に「마트(マート)」である。
△街かどの「マート」4店
一昔前の「슈퍼(スーパー)」という表現は、ほぼ姿を消そうと
している。
△街かどの「スーパー」2店。1店は閉店(右)。
名称が消えつつあるばかりか、上記写真右のように、店自体が
つぶれているスーパーの姿も目にした。
しかし、どうでもいいことにこだわっていると、どうでもいいことが
見えてくるものである。
スーパーとマートが併記してある小売店まで見つけてしまった。
△街かどの「スーパー/マート」併記店2店
2009年夏のプサン滞在中、「ヲタク」は、とあるマートで
使い捨てのひげそり(일회용면도기)を買った。
1個200ウォンだった。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)
△博多港国際ターミナル展望テラス
2009年夏のプサン訪問。
日本出国を前に、博多港国際ターミナルの展望テラスを
うろついていた「ヲタク」は、ビルのガラスに映った自分自身を
カメラに収めてみた。
とても、これから異国を旅しようとする男の表情ではない。
ガラスに映っているのは、前髪の薄い暗い目をした中年男。
趣味の菜園いじりのせいか、ずいぶん日に焼けている。
翌日、前日と同じ服装でプサン市東区チョリャン(草梁)洞の
街角に現れた「ヲタク」は、安全ミラーに映る自分自身をカメラに
収めてみた。
妙に腹部が膨らんで見えるのは、決してミラーの歪みのせい
ばかりではない。足取りは重そうである。どう見ても、観光客の
姿ではない。
そもそも、一体、この「ヲタク」は、何をしにプサンを訪ねたのか?
里帰りしている妻、そして妻といっしょにいる末っ子に会うため?
また、義理の母や夏休みで帰郷する妻の妹家族に会うため?
うすうす気づいてはいるが、それは本当の理由ではない。
おそらく、「ヲタク」は、「ヲタク」が「ヲタク」であることを確認する
ためにプサンを訪れたのだ。
カッコよく言えば、自己の存在確認。それが、この中年男の
プサン訪問の真の理由だったような気がする。
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)