「ヲタク」はかなり誘惑に弱い。いや、自分に甘いと言うべきか。
北九州市からの出張帰り、予定外のお酒を飲んでしまった。
それも、飲み過ぎてしまった。
出張帰りの電車で、偶然、久しぶりに顔を合わせた知人の
オヤジから誘われて断り切れなかったのだ。
「おごってやるからッ!」の太っ腹な一言が決め手となり、地元の
駅前にある居酒屋に入った。
しかし、今考えれば、そのあとがいけなかった・・・。
知人のオヤジと飲んでいい気分になってしまった「ヲタク」は、
オヤジと別れて帰宅する途中、今度は自分の意思でなじみの
店に寄ってしまったのだ。
△なじみの店(妻「公認」)
そして、その店でさらに焼酎(米焼酎)と、おごりのバーボンを
飲みながら、例によってカラオケに興じてしまった。
△「ヲタク」の知人夫婦(奥さんは、「ヲタク」の苦手な学校の先生)
その夜は、偶然、仲のいい知人も夫婦でその店に来ていた
ので、「ヲタク」は余計に調子に乗ってしまったのだ。
高級なバーボンを飲ませてもらいながら、こういうことを書くのも
何だが、夫婦同伴でスナックに行くなど、「ヲタク」としてはあまり
共感の持てない行動である。
△リモコンでユ・イクチョン(上)とキム・ヒョンシク(下)を選曲
いずれにせよ、ずいぶんお酒の回った「ヲタク」は、「上海駐在
2年、ソウル駐在3年」などと口から出まかせを言いながら、
日本の曲以外に、中国や韓国の歌も歌った。
フェイ・ウォンの「我願意(あなたのために)」、キム・ヒョンシクの
「내 사랑 내 곁에(僕の愛 僕のそばに)」、そしてユ・イクチョンの
「그저 바라볼 수만 있어도(ただ見つめていれるだけでも)」・・・。
「ヲタク」が気分のいい時に歌う曲は、基本的にワンパターン
である。
特定分野に偏った選曲は、自分でも恥ずかしくなるくらいだ。
△「キサマァ・・・、なんだッ!上にある○ッパイの
写真はッ!一体、誰のものだあッ!?正直に答えてみろッ!」
「え?急成長を遂げた末っ子の胸です。うれしくなって
記念撮影してみました、だと?」
「キサマアッ、オマエの末っ子は小2だろがッ!
見え透いたうそばかりつきやがって!」
「これで、女性読者が200人は減るッ!自業自得だあッ!」
△「ヲタクさん、今度は私も撮ってください」
△「・・・」
(終わり)
参加カテゴリ:地域情報(アジア)