福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

羅府新報の危機

2010年03月03日 |   〇世界を読む

アメリカに100年以上の伝統を持つ日刊の邦字新聞が存在して
いたとは、正直、驚きだ。

その新聞の名称は、日本語で「羅府新報」、英語の表記では
「The Rafu Simpo」。(ウィキペディア/同紙ホームページ

ただし、その「羅府新報」が、現在、深刻な経営難に陥っている
とのこと。韓国メディアのアメリカ発外信報道で知ったことだ。

「ヲタク」は、遠い昔、日系アメリカ人の教授から社会学の
集中講義を受けたことがある。

内容は、アメリカの都市とマイノリティー問題との関係を扱った
ものだった。


△「え?講義も雑談も全て英語だったんですか?
かっこよすぎます


その講義の雑談の中で、彼が、日系人と結婚しない日系人が
増えていることを嘆きながら、「日系人は日系人と結婚すべき。
そうしないとアメリカから日系人がいなくなる」という主旨のことを、
しきりに力説していたことを、ふと思い出した。


△「そこしか聞き取れなかったんだろがッ!

今、考えてみても、一概に賛成とも反対とも言いがたい問題だが、
「ヲタク」なりに、米国内の日系コミュニティー、そして「羅府新報」の
復活を強く応援する意味で、ファイナンシャルニュースの関連記事を
一部、翻訳練習させてもらった。




△「オレは、ワシミミヅクがキツツキに
恋したって、一向にかまわないと思っている


・・・・・・・・・・・・・・・・

■107년 역사 LA 일본어신문 폐간 위기
107年の歴史誇るロスの日系新聞、廃刊の危機
(ファイナンシャルニュース 3月2日)

107년 역사의 로스앤젤레스 일본어 일간신문이 폐간
위기를 맞고 있다고 LA 타임즈가 1일 (현지시간)
보도했다.
107年の歴史を持つ米ロスアンジェルスの日刊邦字新聞が
廃刊の危機に陥っているとロスアンジェルスタイムズが、1日
(現地時間)報じた

LA 등 남부 캘리포니아 지역에서 활동해 온 라푸신뽀
(羅府新報)는 일본어판과 영어판을 함께 게재하고 있으며
금융 위기 이후 급감하는 독자들과 광고 수입 감소로 인해
심각한 경영난을 겪어왔다.
ロスアンジェルスなどカリフォルニア州南部地域を基盤に日本語と
英語を併記する形で紙面を作っている日系新聞の「羅府新報」が、
金融危機後、読者や広告収入の急減に見舞われ深刻な経営難
陥っている。

LA 일본 타운인 리틀도쿄를 중심으로 일본인들은 1세기
이상 동안 발행해 온 이 신문을 구하기 위해 모금활동을
전개하는 등 다각적인 노력을 경주하고 있지만 경제
위기로 인한 재정적 타격이 커 근본적인 수익모델이
해결되지 않는 한 구제하기가 쉽지 않을 전망이다.
1世紀以上にわたって発行を続けてきた同紙を救おうと、現在、
ロスアンジェルスのリトルトウキョウ(米最大の日系人街)を中心に
多くの日系人が募金運動をはじめ多角的な救済活動を行って
いるが、経済危機による財政的な打撃があまりにも大きく、
経営基盤の建て直しがない限り、救済は難しいと見られている。

-中略-

이 신문은 그러나 최근들어 구독률이 최고조에 달했던
지난 1980년대의 절반 수준인 11,000부로 줄어 들면서
적자규모가 50만 달러로 늘어났고 매달 7,000달러의
적자를 보고 있다.
同紙の発行部数は過去最高だった1980年代に比べ、約半数の
11000部に落ち込み、現在、累積赤字は50万ドル(約5000
万円)にふくらみ、毎月新たに7000ドル(約70万円)の赤字が
加わっている。

-中略-

이 포럼을 주도한 이쿠 키리야마씨는 “만일 라푸가 사라지게
되면 일본인 커뮤니티와의 연결고리를 잃게 될 것”이라며
“라푸는 단순히 하나의 비즈니스가 아닌, 일본 커뮤니티의
보물”이라고 강조했다.
同紙の救済活動を行っているイク・キリヤマさんは、「もしラフが
消えれば、多くの日系人が日系コミュニティーとの結びつきを失って
しまう
ラフは単なる一つのビジネスではなく、日系コミュニティーの
宝物
なのだ」と強調する。

라푸는 현재 대다수 미국 언론매체들이 겪고 있는 경영난과
독자 감소라는 근본적인 문제와 유사성을 갖고 있으나 한
때 아시아 계 중에서 가장 강력했던 커뮤니티였던
일본인들의 상대적 쇠퇴를 상징하고 있다. 미국 내 일본
미디어는 계속해서 줄어들고 있는 반면 중국이나 한국계
언론매체는 성장을 거듭하며 현재 100개가 넘는 것으로
알려졌다.
羅府新報の危機は、経営難と読者減という、現在、多くの
米メディアが共通して直面している問題ではあるが、一時期、
アジア系で最も強力だった日系人コミュニティーの相対的衰退を
象徴する問題でもある
。アメリカ国内の日系メディアが減少の
一途をたどる一方、中国系や韓国系のメディアは増加を続け、
現在、その数は100社を超えている。

지난 2000년 센서스 조사 통계에 의하면 캘리포니아에
거주하는 40만 명의 일본인 중 거의 ¾은 미국 태생이며
이중 대부분이 3세나 4세로 사실상 미국에 동화된
사람들이다. 이들은 일본판 신문보다는 미국 주류 언론
매체들에 더 익숙해져 있다.
2000年の米国国勢調査の統計によれば、カリフォルニア州には
40万の日系人が居住している。しかし、そのうち4分の3は
アメリカ生まれで、その大部分をなす3世や4世たちは、事実上、
アメリカ社会に完全に同化してしまっているので、日系新聞よりも
米国内のメジャーなメディアに慣れ親しんでいるのだ。

-以下省略-



(終わり)



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