日本や朝鮮半島、中国など東アジアを原産とするタデ科の多年草
植物「イタドリ」が、欧米では、歩道や道路、建物などを徐々に
破壊に導くタチの悪い外来種の雑草として問題視されている
とのこと。
△「イタドリ」(ウィキペディアより)
そして、このイタドリは、日本にとって名誉なことに(?)、英語では
「Japanese Knotweed」(直訳=日本タデ)と呼ばれている。
イギリス政府は、今回、このイタドリ駆除のために、イタドリの
天敵である日本の虫を導入することを決めたのだそうだ。
ただ、イギリスの生態系には一切、影響を与えない「都合のよい
天敵」を探すのは、けっこう難しい作業のようだ。
イギリスBBCの報道を引用した韓国紙・ハンギョレ新聞の記事を
読みながら、学んだことである。
なお、「イタドリ」は韓国語で「호장근(虎杖根)」と呼ばれ、漢方薬
としても使われているとのこと。
「タデ」は「마디풀」。
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■영국 “일본잡초 제발 없애줘~” 일서 벌레 수입
イギリスで日本産雑草の駆除大作戦、日本から天敵輸入
(ハンギョレ新聞 3月9日)
영국 정부가 골칫거리 일본 잡초를 막기 위해 일본에서
천적 벌레를 들여오기로 결정했다.
イギリス政府が、頭痛の種となっている日本産の雑草を駆除
するため、日本から天敵の虫を輸入することを決めた。
호장근(마디풀과의 다년초)이라 불리는 이 잡초는 빅토리아
여왕 시절에 관상용으로 수입됐는데, 이후 급속하게 퍼져
나갔다. 빠르게 자라는데다, 콘크리트 틈 사이에서도 피어나
보도와 건물 등에 막대한 피해를 입혀왔다.
「イタドリ」(タデ科の多年草)という名を持つこの雑草は、ビクトリア
女王時代に観賞用植物として輸入された後、急速に広がった。
繁殖が早い上に、コンクリートの隙間などにも根を張り、歩道や
建物などに甚大な被害を及ぼしてきた。
영국 (BBC) 방송은 이 식물을 통제하는 데만
한해 1억5천만파운드(약 2550억원)가 쓰이고 있다고
9일 전했다. 영국 과학자들은 이 식물이 일본에서도
흔하지만 영국처럼 심각하게 번지지 않는 이유가 천적
때문이라는 것을 알아냈다.
イギリスのBBCは、この植物を駆除するためにイギリスでは年間
1億5000万ポンド(約200億円)が費やされていると9日、伝えた。
イギリスの科学者は、この植物が日本でもありふれた雑草で
ありながら、イギリスのように深刻な被害が日本で出ていない
理由として、天敵の存在があることを発見した。
영국 연구진은 벌레 200종과 40종의 균을 대상으로
90종의 영국 식물에 실험해, 호장근의 수액을 먹고
사는 ‘아팔라라 이타도리’를 낙점했다.
イギリスの研究チームは、90種のイギリスの植物に対し、
200種の虫と40種の菌を使い実験し、(在来種に影響を及ぼ
さず)イタドリの樹液だけをえさにする「イタドリマダラキジラミ」と
いう虫に白羽の矢を立てた。
△「ヲタクさんって、ほんとうに勉強家ですね」
「今日、ヲタクさんの身の回りで起きた幸運の
全ては、私からのご褒美でした」
△「こいつは、ただ単にヒマなだけだ」
(終わり)
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