惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

谷口ジローさん

2017-02-12 20:54:02 | ひと

 マンガ家の谷口ジローさんの訃報に接す。

 本棚を眺めてみたら、『「坊ちゃん」の時代』、『孤独のグルメ』、『散歩もの』と、原作つきの本しか見当たりませんでした。もっとあったと思うけれど、どこに隠れているのだろう?

 固い線で、ふんわりした雰囲気が出せる、独特の画風。
 手塚治虫さんの作風とも違うし、劇画とも、やはり違う。フランスのバンド・デ・シネの影響か言われていますが、その線がつよいのでしょうか。といっても、谷口さんは、谷口さん。他に似た人を知りません。
 遠近法がしっかりしていて、風景が美しい。眼に心地よいマンガでした。

 69歳はまだ早いですよね。残念でなりません。



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2 コメント

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谷口ジローさん (山口素夫)
2017-02-13 12:49:15
残念ですね。

『孤独のグルメ』『散歩もの』はもちろんですが、『センセイの鞄』『神々の山嶺』などの文芸ものも独特の雰囲気のある作品でした。『歩く人』『犬を飼う』など独自の視点をもっていましたね。もっともっと新しい作品を読みたかったです。

ご冥福をお祈りいたします。
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>山口素夫さま (森下一仁)
2017-02-13 20:37:14
本当にそうですね。次の作品を楽しみにしていたのですが……。
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