惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

今夜で締切

2021-02-28 20:26:37 | SF

 「ベストSF2020」、今夜0時で投票締切となります。
 お読みになれた範囲内でかまいませんから、点を割り振ってご投票ください。

 昨夜からの投票者は次の方々――

 ありがとうございました。

 さて、最後にはどんなリストになりますか。楽しみです。


電気行火

2021-02-26 21:04:39 | 園芸

 今日の最高気温は 11.7℃(隣町アメダス)で、昨日より1℃高かったのですが、昨日との違いは陽射しのあるなし。
 今日はずっと曇り空で、太陽が顔を出しませんでした。

 悩んだのは芽出しをしているトマトをどうするかということ。
 トマトの種を濡れたスポンジにのせて小さなケースに入れ、下着の下に潜ませて、芽が出やすいようにする作業をしています。
 種から根がチョロッと出たら苗を培養する容器に移し、土に埋めるのですが、その容器も可能な限り温めたい。日中は陽射しを浴びさせ、夜は風呂の残り湯に浮かべるというのが、今のところの対処の仕方です。

 しかし曇天の今日は、日中、陽光に当てることができません。かといって、昼間も暗い風呂桶に浮かべておくと、光不足になってしまいます。

 悩んだ挙句、電気行火を利用して、床暖房式の苗床を作ってみました。
 写真を撮り忘れたまま夜になったので、詳細はお見せできませんが、けっこう良かったんでしゃないかなぁ。電気行火なら、エネルギー消費も少なくて済みますしねぇ。

 「ベストSF2020」、投票締め切りの月末まであと2日となりました。どうぞこぞってご参加ください。
 要領はこちらです。


書原つつじヶ丘店

2021-02-25 21:02:17 | 本と雑誌

 朝から書評原稿に取り組み、午後、送稿してからつつじヶ丘の本屋さん「書原」へ。
 読んで原稿書いて、すぐまた次の本を探す。書評家稼業は大変じゃ。

 店に行くと、入り口すぐのところに〈本の雑誌〉最新号が積んでありました。巻頭の「本棚が見たい!」が「書原つつじヶ丘店」だそうで、ぜひ、(買って)見てくださいねとのこと。さっそく手に取って確認させてもらいました。
 でも、買わなかったので少し気が引けました。〈日経サイエンス〉など、届いたばかりの雑誌が家にあるし、読まなければいけない本もたくさん。それに、今日、また8冊も買ったので、〈本の雑誌〉は立ち読みですませてしまうことにしたのです。ごめんね。

 新型コロナウイルス。今日、発表のあった市内の新規感染者数は「1」でした。
 一昨日が「0」だったのに、昨日は「6」になったのでガッカリしていましたが、また、良い数字になってきた。
 患者数累計は「1346」。そのうち退院等が「1245」なので、現在の患者数「101」。2桁も目前です。一時は「250」を越していたことを思うと、ずいぶん改善されてきました。
 市内の新規感染が「0」をつづけ、都全体でも2桁に落ち着く日が待ち遠しい。


校正畏るべし

2021-02-24 20:32:22 | 本と雑誌

 「ハリウッドの桜」が「2月うちに咲くことは珍しい」と昨日、書きました。
 が、去年のブログを見返してみると、ちょうど今頃、咲いていましたね~。「記憶にはありません」といったけど、その記憶がヤバイみたい。

 ということで、今朝の「ハリウッドの桜」(品種名は「大寒桜」です)。

 話はまったく変わりますが、出会った時、「おお、そのとおり!」と叫びたくなる文章があったりします。
 いつも感じていたのに、言葉にできずにいたことをズバリ言ってもらうと、感動するんですよね。
 最近、出会ったそんな文句に次の一文があります――

本好きの究極の贅沢である、空っぽの本棚。

 いやあ、もう、実に、なんというか、夢見ていたのはこれなんですよねえ。
 よくぞ言ってくれました。

 言ってくれたのはメアリ・ノリスさん。
 〈ニューヨーカー〉誌の校正担当で、先日、柏書房から『カンマの女王 「ニューヨーカー」校正係のここだけの話』(有好宏文訳)というエッセイ集が出ています。
 もの書きにとって校正はなくてはならない過程ですが、色々と複雑な感情を引き起こしたりします。私も気になったりするので、この本を読んだのですが、内容がめちゃくちゃ面白い。著者の辛辣なユーモアに腹を抱えます。

 その一端にウェブでも触れることができます。
 彼女の講演がこちらのサイトにアップされているのです。面白いですよ。