惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

ウォークマン・プロフェッショナル

2020-03-31 20:36:22 | アナログ

 以前にも書きましたがソニーのポータブルカセットテープレコーダーWM-D6Cを持っています。ドルビーノイズリダクションのBもCも使えるというプロ仕様。

 一度、復活させて使っていたものの回転が不安定になり、さすがにもうお払い箱にするつもりでした。

 でも、まあ、どうせ捨てるなら中身を見てみたいと思い、分解の仕方をネットで探してみると、修理した例がいくつか出てきます。
 わしにも出来ないものか?

 そう思うようになり、でも、無理かも、と逡巡していましたが、今日は少し時間があったので、試しに蓋を開けてみました。

 びっしり詰まった、これぞソニー精神!

 とりあえず、中央のドラムにかかっているゴムベルトを交換してみようと、部品を注文しました。
 4月下旬にならないと届かないらしいので、いったん蓋をもどし、元通りにして待つことにしました。
 直せるのかなあ……。


WM-D6C

2019-05-09 21:39:25 | アナログ

 市の図書館の視聴覚ライブラリーから借りてきたカセットテープ(!)を、家の人が聞きたいと言うのです。
 オーディオコンポにはCDの他に、いまだにMDも組んでありますが、カセットデッキはとっくにありません。ただし、古いデッキを捨てずに仕舞ってあったので、引っ張り出してきました。
 でも、ダメでした。永年置いてあるうちに基盤がおかしくなったらしく、再生はおろか、一度は挿入できたテープの取り出しも難しい(何度もトライしてなんとか取り出しましたが)。

 これでは聞くことができない、と諦めかけた時、もうひとつ「カセットデッキ」があることを思い出しました。
 デッキといっても、ポータプル。ソニーのウォークマン・プロフェッショナルという、録音再生可能なウォークマン。型番はWM-D6C。
 ただし、これも故障していて、再生はなんとかなるものの、早送り・巻き戻しが出来なくなってしまい、そのまま仕舞い込んだのでした。製品そのものは30年ぐらい前のもの。仕舞ってからは、かれこれ20年ぐらい経っているかもしれません。

 これを取り出して、AC電源を入れ、プレイボタンを押してみると――動くのです!
 やはり早送り・巻き戻しは不可能ですが、聞くことだけは出来る。凄い!

 さすがは昔のソニー製品。たいしたものです(ちなみに、壊れたカセットデッキもソニー製ですが、これはもっと新しいやつでした)。
 ヘッドの掃除もして、しばらくは昔のテープでも聞いてみようかと思っています。